tired・exhausted・worn out・burnt outの違い!疲れたを英語で

tired・exhausted・worn out・burnt outの違い

英語で「疲れた」という意味を持つ、
tired・exhausted・worn out・burnt out
には以下のような違いがあります。

tired:一般的な「疲れた」

exhausted:ヘトヘトに「疲れ果てた」

worn out:ボロボロに擦り切れて「疲れ切った」

burnt out:長期間蓄積された疲労で「疲れ果てた」

 

脳は複数の情報を関連付けて
覚えると記憶しやすい
ので、

ここでは似た意味を持っている
tired・exhausted・worn out・burnt out
の違いと使い方について例文を用いて
解説します。

 

その他、「疲れた」に関連した意味
を持つ、weary・fatigued・drainedや
英熟語についても紹介しています。

tiredとexhaustedの違い

tiredは「疲れた」という意味で
一般的に広く用いられるのに対し、

exhaustedは体力と精神力を使い切って
長い休息が必要なほど疲れたことを表し、

ヘトヘトに「疲れ果てた」という意味で
very tiredより疲れている感じになります。

tiredとexhaustedの違い

 

tiredとexhaustedの発音は、
それぞれ以下になります。

・tired

・exhausted

 

それでは、以下に例文を用いて
tiredとexhaustedの違いと使い方
について詳しくみていきます。

 

tiredの例文と使い方

以下はtiredを用いた例文ですが、

I worked all day, so I’m tired.
「私は一日中働いたので、疲れています。」

一日中ずっと働いていた結果、
今疲れているということを表し、

このように疲れてたという意味で
tiredは一番よく用いられます。

 

そして、以下の例文のように、

He’s tired from working all day.
「彼は、1日中働いて疲れています。」

「~で疲れた」と疲れた原因を表す
場合はbe tired from ~ を用います。

 

また、以下の例文のように
be tired of ~ を用いると、

He is tired of his job.
「彼は、彼の仕事に疲れている。」

身体的疲労ではなく、飽き飽きして、
またはうんざりして「~に疲れている」
という意味になります。

 

tiredは「疲れさせる」という
意味の動詞tireの過去分詞で、

「疲れさせられた」という意味から
「疲れた」という意味になります。

 

よって、動詞のtireを用いると、
上の例文は以下のようになります。

His job tires him.
「彼の仕事は、彼を疲れさせる。」

 

ただ、あまりこの形は用いず、
一般的に以下が用いられます。

His job makes him tired.
「彼の仕事は、彼を疲れさせる。」

 

make him tiredを直訳すると
「彼を疲れた状態にする」ですが、

より自然な日本語になるように
「彼を疲れさせる」と訳しました。

 

tired outは「疲れ切った」という意味で、
so tiredやvery tiredが近い意味になります。

 

以下は、tired outを用いた例文です。

We were tired out after we finished the work.
「その仕事を終えた後、私達は疲れ切っていた。」

 

tired outの発音は、以下になります。

 

上の例文のtired outの部分は、
以下のようにso tiredやvery tiredに
置き換えても近い意味になります。

We were so tired.
We were very tired.
「私達は、すごく疲れていた。」

 

exhaustedの例文と使い方

以下はexhaustedを用いた例文ですが、

She got exhausted after she climbed Mt.Fuji.
「富士山を登った後、彼女は疲れ果てた。」

体力と精神力を使い切って
長い休息が必要なほどヘトヘトに
疲れていることを表します。

 

以下のようにvery tiredを用いると
exhaustedに近い意味になりますが、

She got very tired after she climbed Mt.Fuji.
「富士山を登った後、彼女はとても疲れた。」

exhaustedはさらに疲れた感じで、
フラフラになって動けないような
状態を表します。

 

そして、以下の例文のように、

She got exhausted from climbing Mt.Fuji.
「彼女は、富士山を登って疲れ果てた」

exhausted from ~「~で疲れ果てる」で
疲れ果てた原因を表すことができます。

 

worn outとburnt outの違い

worn outは、「擦り切れた」
という意味を持つことから、

擦り切れてボロボロになった状態で
「疲れ切っている」ことを表します。

worn outとburnt outの違い

 

burnt outは、「燃えつきた」
という意味から「疲れ果てた」
という意味もあります。

burnt outは短期間のというより
長期間の労働や精神的苦痛により
蓄積された疲労を表します。

 

worn outとburnt outの発音は、
それぞれ以下になります。

・worn out

・burnt out

 

それでは、以下に例文を用いて
worn outとburnt outの違いと使い方
について詳しくみていきます。

 

worn outの例文と使い方

以下はworn outを用いた例文ですが、

I practiced soccer all day and I was worn out.
「一日中サッカーの練習をして、
私は疲れ切っていた。」

長時間のサッカーの練習で燃えつきて
疲れ切っている感じを表しています。

 

そして、以下の例文のように、

I was worn out from practicing soccer all day.
「一日中サッカーの練習をして、
私は疲れ切っていた。」

worn out from ~ で「~で疲れ切った」
というように原因を表すことができます。

 

burnt outの例文と使い方

以下はburnt outを用いた例文ですが、

She is burnt out
because she takes care of five kids every day.
「毎日5人の子供の世話をしているので、
彼女は疲れ切っている。」

毎日5人の子供の世話をしていて
体も精神もボロボロに擦り切れて
疲れ果てている感じを表します。

 

そして、以下の例文のように、

She is burnt out from taking care of five kids every day.
「毎日5人の子供の世話をして、
彼女は疲れ果てている。」

burnt out from ~ で「~で疲れ果てた」
というように原因を表すことができます。

 

疲れたに関する英単語や英熟語

ここでは、その他の「疲れた」を表す
英単語や英熟語を紹介します。

疲れたに関する英単語や英熟語

 

wearyの意味と使い方

wearyは、何か長時間の行為により
肉体面と精神面の両方が「疲れた」
という意味を表します。

 

wearyの発音は、以下になります。

 

以下はwearyを用いた例文ですが、

I was weary from the work.
「私は、その仕事で疲れ果てた。」

その仕事を長時間したことにより
肉体的、精神的に疲れたことを表し、

日本語に訳す時は「疲れ果てた」
という意味になることが多いです。

 

また、I was weary after I did the work.で、
「私はその仕事をした後、疲れ果てた。」
という意味になります。

 

drainedの意味と使い方

drainedは、「排出する」
という意味を持つことから、

力を出し切って「疲れ果てた」
という意味を表します。

 

そして、drainedは絞り出しても
もう力が出てこない程の疲れを表し、

「疲れ果てた」という意味を持つ
exhaustedと近い意味になります。

 

drainedの発音は、以下になります。

 

それでは、以下に例文を用いて
exhaustedとの違いと合わせて、
drainedの使い方をみていきます。

 

以下はdrainedを用いた例文ですが、

I was drained of my energy.
「私は、エネルギーを出しつくして疲れた。」

体中のエネルギーを出しつくして
疲れたというニュアンスにななります。

 

be drained of  ~ で、
「~を出しつくし疲れた」
という意味になります。

 

また、以下の例文のように、

I was drained of my energy from the heavy work.
「私は、そのきつい仕事(をするため)に
エネルギーを出しつくして疲れた。」

be drained of  ~ from … で、
「…に~を出しつくして疲れた」
という意味になります。

 

そして、以下のdrainedと
exhaustedを用いた例文は、

He was drained.
He was exhausted.
「彼は、疲れ果てていた。」

出しつくして力が残っていない程
疲れているということを表します。

 

fatiguedの意味と使い方

fatiguedはexhaustedほどではないけど、
体力が低下して心も疲れている場合に
「疲れた」という意味で用いられます。

そして、fatiguedは硬い表現になります。

 

fatiguedの発音は、以下になります。

 

それでは、以下に例文を用いて
fatiguedの使い方をみていきます。

 

以下はfatiguedを用いた例文ですが、

He’s fatigued because he is busy recently.
「彼は最近忙しいので、ひどく疲れている。」

体力が低下して心も疲れていることを
表しています。

 

以下のようにexhaustedを用いると、

He’s exhausted because he is busy recently.

長い休息が必要なほど疲れ切っている
ことを表しますが、fatiguedの疲れは
そこまでではありません。

 

以下の例文のように、

She feels fatigued.
「彼女は、ひどい疲れを感じている。」

fatiguedを用いると硬い表現になるので
通常の会話では以下のようにvery tired
を用いることが多いです。

She feels very tired.

 

wiped outの意味と使い方

wipe outには「拭い去る」
という意味があることから、

wiped outは「疲れ果てた」
という意味で用いられます。

 

wiped outは、外的要因によって
疲れ果てたということを表します。

 

wiped outの発音は、以下になります。

 

以下のwiped outを用いた例文は、

He is wiped out because of the illness.
「その病気のせいで、彼は疲れ果てている。」

病気という“外的要因”によって
疲れ果てていることを表します。

 

効率の良い英単語の覚え方

ここでは、「疲れた」と似た意味を持つ、
tired・exhausted・worn out・burnt out
の違いと使い方について解説しましたが、

脳は関連した情報を一緒に覚えると
記憶しやすいことが分かっているので、

類義語をまとめて覚えると効率よく
英単語を記憶することができます。

 

以下では、脳の特性に沿って効率よく
英単語を覚える方法を解説しています。

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