asset・property・estate・fortuneの違い!英語で財産の使い分け
B!
英語で「資産」や「財産」を表す
asset・property・estate・fortuneは、
それぞれ使い方が違います。
脳に関連した情報をセットで
入力すると記憶しやすいので、
ここでは似た意味を持っている
asset・property・estate・fortune
の違いと使い分け、使い方について
例文を用いて解説します。
目次
assetとpropertyの違い
assetは、個人や会社の「資産」や
実用的で価値のある「財産」という
意味を持っています。
そして、assetが表す資産や財産は
物だけでなく人も含み、有形・無形
の両方に用いられます。
propertyも「財産」という意味ですが、
車や電気製品など、価値がなくても
所有している物を含みます。
assetとpropertyの発音は、
以下になります。
・asset
・property
それでは、以下に例文を用いて
assetとpropertyの違いと使い方
について詳しくみていきます。
assetの例文と使い方
以下はassetを用いた例文ですが、
He gave all of his assets to his son.
「彼は、彼の息子に全ての財産を与えた。」
assetは所有している有形・無形の
価値がある財産を表します。
この場合、財産は一つではないため、
assetsと複数形にしました。
以下のように、personal assetで
「個人資産」という意味になります。
The total amount of my personal assets is one billion yen.
「個人資産の総額は、10億円です。」
propertyの例文と使い方
以下はpropertyを用いた例文ですが、
He gave all of his property to his son.
「彼は、彼の息子に全ての財産を与えた。」
propertyを用いると価値のない物まで
彼の息子にあげたことを表します。
propertyは、不可算名詞なので、
複数形もpropertyを用います。
価値のある財産だけを与えた場合は、
以下のようにassetを用います。
He gave all of his assets to his son.
estateとfortuneの違い
estateは、土地や建物などの
「財産」を表し、裁判所など、
法的な場所で用いられます。
また、real estateで「不動産」
という意味になります。
fortuneは、「幸運」「成功」
という意味があることから、
多額の「財産」を表します。
そして、財産という意味で
fortuneを用いると主にお金
を指すようです。
estateとfortuneの発音は、
それぞれ以下になります。
・estate
・fortune
それでは、以下に例文を用いて
assetとpropertyとの違いと合わせて
estateとfortuneの使い方について
みていきます。
estateの例文と使い方
以下はestateを用いた例文ですが、
She has a lot of estate.
「彼女は、多くの財産を所有している。」
estateは土地や建物などの財産を
所有していることを表します。
estateは不可算名詞なので、
複数形もestateを用います。
お金なども含み価値のある財産を
多く所有しているという場合には、
以下のようにassetを用います。
She has a lot of assets.
以下のようにpropertyを用いると、
価値のない財産も含みます。
She has a lot of property.
fortuneの例文と使い方
以下はfortuneを用いた例文ですが、
I inherited the fortune from my father.
「私は、父親から財産を受け継いだ。」
fortuneを用いると財産は主にお金で
引き継いだことを表します。
お金以外の財産も引き継いだ場合は、
以下のようにassetを用います。
I inherited the assets from my father.
以下のようにpropertyを用いると、
価値のない財産も含みます。
I inherited the property from my father.
土地や建物に限定した財産の場合は、
以下のようにestateを用います。
I inherited the estate from my father.
estateは、裁判所など法的な場所で
用いられることが多い英単語です。
効率の良い英単語の覚え方
ここでは、似た意味を持っている
asset・fortune・property・estateの
違いと使い分け方を解説しましたが、
脳は関連した情報を一緒に覚えると
記憶しやすいことが分かっているので、
類義語をまとめて覚えると効率よく
英単語を記憶することができます。
以下では、脳の特性に沿って効率よく
英単語を覚える方法を解説しています。