学年別!中学生の英語のリスニング勉強法・試験対策のコツ
B!
中学生の間に脳が変わるので、
リスニングを上達させる勉強法も
変えなければなりません。
私が中学生の時は、
このことを知らなかったために
リスニングが上達しませんでした。
そこで、ここでは中1、中2、中3と、
学年別にリスニングを上達させるコツを
脳科学の観点から解説します。
目次
中学生の脳の変化
年齢によって脳が変わるため、
効率よくリスニングを上達させるには
中1、中2、中3と学年に合わせて
勉強法も変えなければなりません。
そこで、ここではまず年齢による
脳の変化から解説していきます。
まず、生まれてから3才位までは
右脳しか動いていないため、
聞き流しで言語を覚えていきます。
そして、4才位から左脳が発達し始め、
左脳が発達しきる12才位までの間は、
丸覚えして言語を覚えます。
最後に、13才以上になると
丸覚えができなくなる代わりに、
論理的に物事を理解してから記憶する
ようになります。
中学生は12才から15才なので、
ちょうど丸覚えから論理的に理解して
覚える脳に変わる期間に当たります。
よって、それに合わせて
勉強法を変える必要があります。
中1のリスニング勉強法
12才位までは丸覚えができるので、
小学校の時に九九を呪文のように
唱えているだけで覚えてしまったように
英語も覚えることができます。
よって、中1の時に英語のリスニングを
上達させるコツは、英文の音声を聴いて
それを音読することです。
リスニングなのに音読するの?と
疑問に思われるかもしれませんが、
声に出すと黙読の時の5倍~10倍
学習効果が上がることが分かっているので、
英文の音声を聴いたらそれを音読すると
リスニングの上達にも効果的です。
正しい発音で言える言葉は
聞き取れるようになるので、
音読する時に正しい発音を意識しすると
リスニングの上達にさらに効果的です。
そして、学校の英語の試験対策としては、
教科書の英文を繰り返し聴いて、音読し、
丸覚えしておくことをお勧めします。
これは、私が以前働いていた塾で
推奨していたテスト対策の勉強法ですが、
点数アップに非常に効果的でした。
中2&中3のリスニング勉強法
13才位で左脳の発達しきると、
丸覚えができなくなるので中2位から
勉強法を変える必要があります。
私はこれを知らずに中1までと同じ
丸覚えの勉強法を続けていたために、
中2からテストの点数が下がりました…。
左脳が発達しきる年齢は
一般的には13才と言われていますが、
個人差はあるので中2になっても
丸覚えを苦痛に感じずできる間は
中1の時と同じように丸覚えで対策し、
丸覚えがきついと感じ始めたら
以下の勉強法に変えましょう。
13才位で左脳が発達しきると
丸覚えができなくなる代わりに、
論理的に物事を理解して覚えるように
脳は変わります。
よって、中1の時のように、
学校の教科書の英文を繰り返し読むだけで
丸覚えすることが難しくなります。
そこで、論理的に理解して物事を覚える
という13才以上の脳の特性に合わせて、
まずは教科書の英文を英文法を使って
論理的に理解して日本語訳を確認します。
そして、日本語の意味を理解したら、
教科書の英文を見ながら英語の音声を
集中して聴きます。
最後に、英語の音声を聴いた後は、
音声の正しい英語の発音を意識して
教科書の英文を音読します。
このように、まず英文の意味を理解し、
英文を見ながら英語の音声を集中して聴き、
正しい発音を意識して英文を音読することが、
中2以降のリスニング上達に効果的です。
中3になるとほとんどの中学生が
左脳は発達しきると思いますので、
ここで解説した勉強法を行って頂くと
スムーズにリスニングを上達させることが
できると思います。
英語の発音で変なクセがついてしまい、
大人になってから直すのは大変なので、
中学生のうちに正しい発音を身につけると
大人になってから英会話を習得する時にも
有利になるのでリスニングの練習をしながら
英語の正しい発音も身につけておきましょう。
中学生にお勧めの学校の試験対策
中学生の間に脳が変わるため、
中1と中2~中3の間では
勉強法を変える必要がありますが、
英語の中間テストや期末テストなど、
学校の定期試験対策は同じです。
中学生までは学校の教科書の
英文と日本語訳を覚えておけば、
かなり高得点を取ることができます。
これはは私が以前英語を教えていた塾で
中学生の生徒に行わせていた勉強法ですが、
テストの点数アップに非常に効果的でした。
ただ、中学1年生は教科書の英文を
繰り返し声に出して言っているだけで
丸覚えてしまうことができましたが、
中学2年生位から英文も長くなり、
脳自体が丸覚えで着なくなるので
ただ音読しているだけで覚えるのは
つらそうな生徒が多かったです。
そこで、左脳が発達しきる中2位からは、
教科書の英語の文を日本語で理解してから
聴いて音読する練習をする必要があります。
その上で、練習を繰り返すと英文を覚える
ことができます。
中学生で英単語を覚えると後で楽に
13才位で左脳が発達しきると言っても、
中学生のうちはまだ少しは丸覚えできるので
中学生のうちにできるだけ英単語や英語表現
を覚えておくことをお勧めします。
それは、高校生になると
丸覚えは本当にきつくなり、
単語帳で英単語を覚えることは
非常にストレスになるからです。
そして、脳は既に記憶されている情報に
関連づけて新しい情報を記憶するので、
中学生のうちに英単語をたくさん覚えると
高校生になってから新しい英単語を学ぶ時に
中学生の時に記憶した英単語に関連づけて
新しい英単語を記憶しやすくなるためです。
小学生から中学生までは、
丸覚えして簡単に言語を覚えられる
脳を持っています。
よって、丸覚えできるこの間に、
できるだけたくさんの英語の情報を
脳に入れておきましょう^^
中学生の英文法を無料で学べるサイト
13才位からは論理的に物事を
理解して覚える脳に変わるため、
中2位からは英文法を理解して
それを使って英文を日本語に訳して
理解する必要があります。
そこで、英文法を覚える必要がありますが、
学校の教科書や市販の参考書の解説だけでは
理解できないという中学生も多いと思います。
私も中2で不定詞を学んだ辺りから、
英文法が全く分からなくなってしまいました。
そのような経験から、
塾で英語を教えていた時には
学校の教科書や市販の参考書より
分かりやすい英文法の解説を心がけ、
生徒にはとても喜んでもらえました。
そして、その内容を全て書き起こし、
以下のサイトにまとめてありますので
英文法の学習で苦しんでいる中学生がいたら
無料なのでぜひ利用して下さい☆