have a coldにはなぜaが付く?aが付かない場合も解説!
B!
have a cold「風邪をひいている」や
have a headache「頭痛がある」など、
数えられそうにないのに病気の前に
aが付くのはなぜ?と疑問に思う方も
いるのではないでしょうか。
そこで、ここでは病気にaが付く理由と
have hay feverのようにaが付かない場合
について解説します。
目次
have a coldになぜaが付く?
have a coldやhave a headacheなど、
病気を表す時に冠詞のaが付く理由は、
特定の病気を指しているわけではなく
一般的な症状を表現するためです。
a coldは具体的な風邪を指すのではなく、
風邪という症状や状態を表しています。
同様に、have a fever「熱がある」や
have a headache「頭痛がある」なども
特定の個々の病気を指すのではなく、
一般的な症状や状態を表現するために
冠詞のaが用いられます。
これに対して「私は花粉症です」は、
I have hay feverとaが付きません。
以下で、aが付く場合とaが付かない
場合について詳しく解説します。
aが付く場合とaが付かない場合
have a coldなどにaが付くポイントは、
「輪郭がイメージできるか?」という
判断の仕方もあります。
例えば、以下はdogにaが付いていますが、
一匹の犬の輪郭がイメージできますよね。
He has a dog.
「彼は、犬を(一匹)飼っている」
風邪は数日から1週間くらいで治るので、
始まりと終わりが大体イメージできます。
つまり、輪郭が概ねイメージできるので、
以下のようにaが付きます。
He has a cold.
「彼は、風邪をひいています。」
これに対し、hay fever「花粉症」や
cancer「癌」は完治するという終わり
がイメージしにくい病名です。
そして、輪郭がイメージしずらいため
以下のようにaは付きません。
He has hay fever.
「彼は、花粉症です。」
He has a cancer.
「彼は、癌をわずらっています。」
それでは、以下にaが付く症状と
aが付かない病名を表す表現の例を
ご紹介します。
aが付く症状の表現一覧
始まりと終わりがイメージでき、
比較的短期間で治る症状を表す
aが付く英語表現を紹介します。
・have a cough「咳がでる」
・have a fever「発熱している」
・have a headache「頭痛がする」
・have a cold「風邪をひいている」
・have a sore throat「喉の痛みがある」
・have a hangover:「二日酔いです」
・have an itch「かゆみがある」
・have an allergy「アレルギーがある」
・have a heart attack「心臓発作を起こす」
aが付かない病名の表現一覧
比較的終わりがイメージしずらい、
治りにくい病名を表す時に用いる
aが付かない英語表現を紹介します。
・have cancer「癌です」
・have hay fever「花粉症です」
・have AIDS「エイズにかかっている」
・have low blood pressure「低血圧です」
・have high blood pressure「高血圧です」
・have pneumonia「肺炎にかかっている」
・have smallpox「天然痘にかかっている」
・have appendicitis「虫垂炎にかかっている」
・have tuberculosis「肺結核にかかっている」
have a coldになぜaが付くまとめ
ここでは、have a coldなどに
なぜaが付くのか?について
解説しました。
また、aが付く場合(症状)と
aが付かない場合(病名)について
英語表現の例もご紹介しました。
全部、覚える必要はありませんが、
日常英会話で自分が使いそうなものは
声に出して練習し使えるようにすると
よいと思います。
脳は関連した情報をまとめて覚えると
早く記憶できることが分かっているので、
当サイトでは意味が似ている英単語や
英語表現の違いと使い方について例文を
用いて解説しています。
以下では、似た意味を持つhave a cold・
get a cold・catch a coldの違いと使い方
について例文を用いて解説しています。
以下では、「花粉症」と似た意味を持つ、
hay feverとpollen allergyの違いと使い方
について例文を用いて解説しています。