issue・trouble・problem・questionの違い!英語で問題の使い方
B!
英語で「問題」と似た意味を持つ
issue・trouble・problem・questionは、
以下のような違いがあります。
・issue
難しい決断が求められる「問題」、
人によって意見が分かれるため
議論されるべき「問題」
・trouble
困った状況やネガティブな感情
にさせられている「問題」
・problem
社会や組織全体に関わる「問題」、
解決されるべき「問題」
・question
答えが明らかになっている「問題」
脳に関連した情報をセットで
入力すると記憶しやすいので、
ここでは似た意味を持っている
issue・trouble・problem・question
の違いと使い方について例文を用いて
詳しく解説します。
その他の「問題」という意味を持つ
英単語matterとchallengeについても、
使い方を紹介しています。
目次
issueとproblemの違い
issueは、人によって意見が分かれ
議論される会社や組織の「問題」、
難しい決断が必要な「問題」を表し、
problemは解決するべき「問題」、
社会や組織全体に関わる「問題」
を表します。
issueとproblemの発音は、
以下になります。
・issue
・problem
それでは、以下に例文を用いて
issueとproblemの違いと使い方
について詳しくみていきます。
issueの例文と使い方
以下はissueを用いた例文ですが、
Let’s discuss that issue.
「その問題について議論しましょう。」
issueは賛成や反対の意見があって
議論すべき問題を表す時に用います。
また、「~ついて議論する」と言う時、
discuss aboutとaboutを付けがちですが
discussは他動詞なのでaboutは不要です。
「~に問題がある」と言いたい時は、
have an issue with ~ を用います。
以下は、例文です。
We have an issue with the rule of our company.
「我が社の規則には、問題がある。」
私達日本人は「問題」と言う時に
すぐproblemを使いたくなりますが、
会議や組織などで話し合う問題には
issueが用いられることがあります。
そして、問題(issue)が議論されて、
それが解決されるべき問題になると
problemを用います。
problemの例文と使い方
以下はproblemを用いた例文ですが、
The company has a financial problem.
「その会社は、財政的な問題を抱えている。」
problemを用いると財政的な問題は
解決する必要があることを表します。
以下のようにissueを用いると、
The company has a financial issue.
「その会社は、財政的な問題を抱えている。」
色々な意見があって議論される段階で
解決されるべき問題かどうかまでは
明確ではありません。
issueに対し、problemは解決されるべき
問題であることを明確に表します。
そして、issueと同じく、
have an problem with ~ で、
「~に問題がある」という
意味になります。
以下のproblemを用いた例文は、
I have a problem with my PC.
「私のパソコンに、問題がある。」
パソコンを修理する必要がある
(解決すべき問題がある)という
ことを表します。
troubleとproblemの違い
problemは解決するのが難しい
「問題」に用いられますが、
troubleは解決するのが難しく、
ネガティブな感情になる「問題」
を表す時に用いられます。
troubleの発音は、以下になります。
それでは、以下に例文を用いて
problemとの違いと合わせてtrouble
の使い方についてみていきます。
troubleの例文と使い方
以下はproblemを用いた例文ですが、
He has a problem.
「彼は、問題を抱えている。」
彼が解決するのが難しい問題を
抱えていることを表します。
これに対し、以下の例文ように
problemをtroubleに変えると、
He has trouble.
「彼は、問題を抱えている。」
解決するのが難しく彼がネガティブな
感情を抱いていることを表します。
そして、problemは加算名詞なので
一つの時はa problemとaを付けたり、
複数の時はproblemsとsを付けますが、
troubleは基本的に不可算名詞なので
aを付けたり複数形のsを付けません。
※troubleが加算名詞として
用いられることもあります。
problemと同じくtroubleも
have trouble with ~ で、
「~に問題がある」という
意味になります。
以下のproblemを用いた例文は
解決するのが困難な問題を表し、
I have a problem with my PC.
「私のパソコンに、問題がある。」
以下の例文のようにtroubleを用いると、
I have trouble with my PC.
「私のパソコンに、問題がある。」
解決するのが困難であることに加えて
ネガティブな感情が加わります。
よって、have troubleを用いると、
have problemより困っているという
ネガティブな感情が加わります。
problemとquestionの違い
problemは、解決されるべきだが
答えが用意されていない「問題」
を表す時に用いられます。
problemに対し、questionは、
あらかじめ解答が用意されている
試験などの「問題」を表します。
questionの発音は、以下になります。
それでは、以下に例文を用いて
questionの使い方をみてみます。
questionの例文と使い方
以下はquestionを用いた例文ですが、
This is the answer of the question.
「これは、その問題の答えです。」
問題の答えが用意されている場合は
このようにquestionを用います。
そして、英語の試験などでは、
以下の英文をよく見かけます。
Answer the following question.
「次の問題に答えなさい。」
問題を表すその他の英単語
以下に、「問題」を表す時に使う
その他の英単語を紹介します。
・matter
matterには、「物事」や
「事柄」という意味に加えて、
「問題」という意味もあります。
そして、matterは個人的に重要だと
考える「問題」を表します。
以下はmatterを用いた例文ですが、
That’s a matter of my life and death for me.
「それは、私にとって死活問題です。」
このようにmatterは個人的な問題
を表す時に用いられます。
また、よく用いられる質問として、
以下があります。
What’s the matter with you?
「何か問題があるの?」
=「どうしたの?」
matterは通常、「物事」や「事柄」
という意味で用いられることが多く、
ここで紹介した例文以外の状況では
matterよりissueやproblemが用いられる
ことが多いようです。
matterの発音は、以下になります。
・challenge
challengeは「チャレンジ」や
「挑戦」という意味ですが、
挑戦しがいのある「問題」という
意味で用いられることがあります。
以下はchallengeを用いた例文ですが、
This is a big challenge for me.
「これは、私にとって大きな問題(挑戦)だ。」
挑戦しがいのある(やりがいのある)
問題であることを表しています。
challengeの発音は、以下になります。
効率の良い英単語の覚え方
ここでは、似た意味を持っている
issue・trouble・problem・questionの
違いと使い方について解説しましたが、
脳は関連した情報を一緒に覚えると
記憶しやすいことが分かっているので、
類義語をまとめて覚えると効率よく
英単語を記憶することができます。
以下では、脳の特性に沿って効率よく
英単語を覚える方法を解説しています。