付帯状況with O Cの訳し方!英語で「~したまま」の使い方
英語でwith O Cという形は、
「OをCしたまま」「OをCしながら」
という意味で付帯状況を表します。
そして、Cには形容詞や現在分詞、
過去分詞、前置詞句、副詞が置かれ、
使い方が難しいところがあります。
そこで、ここでは付帯状況を表す
with O Cの使い方や訳し方について
例文を用いて解説します。
目次
with O Cの使い方と訳し方
付帯状況with O Cの使い方ですが、
Cに形容詞や現在分詞、過去分詞、
前置詞句、副詞を置きます。
そして、訳し方は「OをCしたまま」
「OをCしながら」となります。
そこでは、以下に例文を用いて、
with O CのCにCに形容詞や現在分詞、
過去分詞、前置詞句、副詞が置かれる
場合についてみていきます。
Cに形容詞がくる場合の例文
以下の例文では、
He was sleeping with his eyes open.
「彼は、目をあけたまま寝ていた。」
with O CのCに形容詞の
openが置かれています。
この場合、his eyes「彼の目」
=open「あいている」という
関係が成り立っています。
そして、with his eyes openの
訳し方は「目をあけたまま」
となります。
He was sleepingという動作に、
with his eyes open「彼は目をあけて」
という状況が付帯していることから
with O Cは付帯状況と呼ばれます。
Cに現在分詞がくる場合の例文
以下の例文では、
He was watching the movie with his eyes shining.
「彼は、目を輝かせてその映画を観ていた。」
with O CのCに現在分詞の
shiningが置かれています。
この場合、his eyes「彼の目」
=shining「輝いている」という
関係が成り立っています。
そして、with his eyes shiningの直訳は
「目を輝かせながら」となりますが、
自然な日本語にすると「目を輝かせて」
という訳し方になります。
He was sleepingという動作に、
with his eyes shining「目を輝かせて」
という状況が付帯していることから
with O Cは付帯状況と呼ばれます。
Cに過去分詞がくる場合の例文
以下の例文では、
He was standing with his eyes closed.
「彼は、目を閉じて立っていた。」
with O CのCに過去分詞の
closedが置かれています。
この場合、his eyes「彼の目」
=closed「閉じられた」という
関係が成り立っています。
そして、with his eyes closedの直訳は
「目が閉じられたまま」となりますが、
自然な日本語にすると「目を閉じて」
という訳し方になります。
He was standingという動作に、
his eyes closed「目を閉じて」
という状況が付帯していることから
with O Cは付帯状況と呼ばれます。
Cに前置詞句がくる場合の例文
以下の例文では、
She was walking with her coat in her hand.
「彼女は、コートを手に持って歩いていた。」
with O CのCに前置詞句(前置詞+名詞)
のin her handが置かれています。
この場合、her coat「コート」
=in her hand「手の中にある」
という関係が成り立っています。
そして、with her coat in her handの直訳は
「コートが手の中にあるまま」となりますが、
自然な日本語にすると「コートを手に持って」
という訳し方になります。
She was walkingという動作に、
in her hand「手の中にある」
という状況が付帯していることから
with O Cは付帯状況と呼ばれます。
Cに副詞がくる場合の例文
以下の例文では、
She was dancing with her hat on.
「彼は、帽子をかぶって踊っていた。」
with O CのCに副詞の
onが置かれています。
on her head「頭の上に」など、
後ろに名詞を置いて前置詞として
用いられることが多いですが、
この場合は「上に」という意味の
副詞として用いられてます。
そして、この場合her hat 「帽子」
=on「(頭の)上にある」という
関係が成り立っています。
with her hat onの直訳は「帽子が(頭の)
上にあるまま」となりますが、
自然な日本語にすると「帽子をかぶって」
という訳し方になります。
She was dancingという動作に、
with her hat on「帽子をかぶって」
という状況が付帯していることから
with O Cは付帯状況と呼ばれます。
with O Cの使い方と訳し方まとめ
with O Cは、「OがCしながら」
「OをCしたまま」という意味で
付帯状況を表します。
そして、Cには形容詞、現在分詞、
過去分詞、前置詞句、副詞が置かれ、
それぞれについて使い方と訳し方を
例文を用いて解説しました。
より早く使い方をマスターするには、
実際に使ってみるのが一番です。
以下で、一人でできる英語を話す
練習法を紹介しているので参考にし、
付帯状況のwith O Cを早く使えるように
なりたい場合は練習をしてみてください。