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英会話に必要な英語のコミュニケーション能力と重要性

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英会話をマスターするために
英語力を高めようとしている
日本人はたくさんいますが、

楽しく英会話をするために
本当に必要なのは英語力ではなく
コミュニーケーション能力です。

 

そこで、ここでは英会話に必要な
英語のコミュニケーション能力と
重要性について解説しています。

英語のコミュニケーション能力とは?

英単語をたくさん知っている、
TOEICで高得点を取得している
といった英語力と、

英語でコミュニケーションをとる
能力は異なります。

 

このことを理解していないので、

英会話をマスターするために
単語帳やフレーズ集で英単語や
フレーズをたくさん覚えたり、

英検やTOEICの勉強を頑張るといった
英語でコミュニケーションをとるのに
それほど必要でない努力をしてしまう
日本人はたくさんいます。

 

英語でコミュニケーションをとる能力とは、
いかにたくさんの英単語を知っているかや
TOEICで高得点を取ったかではありません。

TOEICテストで700点や800点とっても
英語を話せない日本人が多いことからも
このことは明らかです。

 

英語を聞く時、テストや試験のように
完璧に理解する必要もありません。

 

英語でコミュニケーションをとるには、

相手の話を聞いた時に完璧でなくても
伝えたい内容を理解できる能力をつけ、

中学生の頃学んだ簡単な英単語を使って
自分の言いたいことが言ったり質問して、
英語で楽しく会話できるのかが大切です。

 

よって、学校の勉強の延長線上のような
英単語やフレーズを暗記する勉強ではなく、

英語でコミュニケーションをとるためには
会話で使われるような簡単な英文を聞く&
話す練習をすることがポイントです。

 

そして、ただ英語を聞く&話す能力
が高ければいいという訳ではなく、

円滑にコミュニケーションをとるには
質問する能力も必要になります。

 

英語で質問する能力と言われると
難しいと感じるかもしれませんが、

相手の話していることについて
興味を持って質問するということが
できれば大丈夫です。

 

例えば、「映画が好きです。」
という話を相手がしたら、

「どんな映画が好きなんですか。」

「どんな映画をよく観るんですか。」

といったように、映画について
深掘りするような質問をします。

 

これは日本語で会話する時も同じで、

自分のことに興味を持ってくれている
と感じると相手は心を開きやすいので、

相手のことに興味を持って話を聞き、
相手が話していることに対して深掘り
するような質問をしましょう。

 

これがコミュニケーションをとる上で
一番重要な能力といっても過言ではなく、
難しいことをする必要はありません。

 

英語コミュニケーションの特徴とは?

英語でコミュニケーションをとる能力とは、
以下であることをご説明しました。

  • 相手の言っていることを一字一句
    完璧に聞き取って理解するのではなく、
    相手が伝えたい内容を理解する能力

  • 簡単な英単語を使って自分の言いたい
    ことを伝えられる能力

  • 相手が話している内容に関して質問する能力

 

これらは、英語だけでなく、日本語で
コミュケーションをとる時も同じです。

ただ、英語でコミュニケーションをとる時、
一つ注意すべき特徴があります。

 

英語の形は以下の5文型の通り、

第1文型:SV
第2文型:SVC
第3文型:SVO
第4文型:SVOO
第5文型:SVOC

全てSV(主語+動詞)で始まり、
結論を先に言います。

 

このSVを作って結論を先に言うことが、
日本人が英語を話す時に気をつける点です。

 

その理由は、日本語は以下のように

「私は、3日前にそのお店で友達とコーヒーを飲みました。」

助詞(てにをは)で単語を繋いで文を作り、
最後に結論である動詞がくるという作りが
一般的だからです。

 

話す内容をこのように考えてしまうと、
英語を話す時にスムーズに英文を作って
言うことができなくなります。

 

実際に、上の日本語を英語にすると、
以下のようになります。

I drank coffee with my friend at the shop three days ago.

 

書く時は考える時間があるので
この英文でも作れると思いますが、

会話している最中に、瞬時に作って
言うのは難しいと思います。

 

このくらい長い英文を言われると、
ネイティブや英会話上級者でない限り
聞き手も理解しにくいと思います。

 

そこで、話す内容を考える時に、
以下のように文の結論(動詞)が
できるだけ前にくるようにすると、

「私は、3日前にそのお店に行きました。」

「(そして、)私は友達とコーヒーを飲みました。」

 

以下のようにシンプルな英文になり
瞬時に作って言いやすくなります。

I went to the shop three days ago.

(and) I drank coffee with my friend.

 

また、このくらい短い英文だと
聞き手も理解しやすくなります。

 

英語は文の作りから結論を
先に伝える特徴があるので、

コミュニケーションをとる時に
SV~というシンプルな英文を作って
結論を先に言うことがポイントです。

 

もう一つ、自分が知っている簡単な英単語を
使って伝えることも大事なポイントです。

 

例えば、以下のことを英語で言いたい時、

「私は、今年こそ海外旅行に行きたいです。」

「今年こそ」を英語にできない方は
多いのではないでしょうか?

 

といいますか、そもそも英語と
日本語は全く異なる言語なので、

考えた日本語をそのまま英語に変換
できないことはよくあります。

 

なので、この日本語を英語にしなさい
という学校のテストのような感覚で、
英語を話そうとすると苦戦します。

 

そこで、考えた日本語をそのまま
英語に変換して言えない場合は
以下のように日本語を変えると、

「私は長い間、海外旅行をしていません。」

「だから、今年は海外に行きたいです。」

 

以下のように英語に直しやすくなり、

I haven’t traveled abroad for a long time, 

so I want to go abroad this year.

 

「長い間、海外旅行をしていないから
今年は海外に行きたい」と言えば、

「今年こそ海外旅行に行きたい」と
思っていることが相手に伝わると思います。

 

しかも、これはあくまで一例で、
人それぞれ言い方は違っていいので、

forの後ろに海外旅行をしていない年数を
入れて以下のように言っても同じような
ことを伝えることができます。

I haven’t traveled abroad for about ten years, 
「私は約10年、海外旅行をしていません。」

so I want to go abroad this year.
「だから、今年は海外に行きたいです。」

 

英会話をしている時は瞬時に英文を作って
言いたいことを伝える必要があるので、

自分の知っている英単語を使ってシンプルな
英文を作って話す能力が英会話には必要です。

 

英語でコミュニケーションをとる重要性

社会のグローバル化に伴い、
英語でコミュニケーションをとる
重要性は今後ますます高まっていく
と思われます。

 

自動翻訳機があるから
英会話ができなくても大丈夫と
思っているかもしれませんが、

会話している時に自動翻訳機で
いちいち変換していたらスムーズに
コミュニケーションがとれません。

 

英語で言いたいことが言えなかったり、
どうしても聞いたことが理解できない時、
たまに翻訳機を使うのはいいと思いますが、

常に使っていたら会話は途切れ途切れに
なって盛り上がらないと思います。

 

やはり、自分の言葉で会話してこそ、
楽しくコミュニケーションをとることが
できるのではないでしょうか?

 

また、英語力が高くなくても相手が
自分の言葉でコミュニケーションを
とろうとしてくれたら嬉しいように、

こちらも自分の言葉で会話することで
相手も嬉しいと思います。

 

相手と心を通わせる会話をするためにも、
自分の言葉でコミュニケーションをとる
重要性は軽視できないでしょう。

 

これは僕が経験したことですが、

英語でコミュニケーションをとる
ことができるようになると、

世界中の人と会話することができ、
自分の世界がどんどん広がります。

 

そして、外国を一人で旅したり、

英会話ができなかった時と比べて
本当に色々な経験ができるように
なっています。

 

僕が開発したプログラムで学んだ
生徒さん達の多くも英会話が楽しめる
ようになっっています。

 

生徒さん達や僕が英会話を楽しめる
ようになった大きな理由の一つは、

英会話=コミュニケーションと捉えて
練習をするようになったからです。

 

なんだ、あたりまえじゃないか!
と思われたかもしれませんが、

英会話を楽しめるようにならない方は
学校でしていた英語の勉強の延長線上で
英会話を捉えていることが多いです。

 

学校の勉強で行っていたように、
会話でほとんど使わない難しい
英単語や英文法を勉強し続づけて、

それを使って正確な英文を作ろうとして
いざ話そうとすると口から英語が出ない
ということが起こっています。

 

学校では難しい英単語や英文法を使って
正確な英文を作ることが重要でしたが、

英会話を楽しむには自分の言いたいことを
相手に分かるように伝えるほうが重要です。

 

これは、説明されると当たり前のことですが、
学校の勉強で染みついた習慣から抜け出せず、

頑張って英単語を覚えたり、難しい英文法を
勉強し続けて英会話がなかなか上達しないと
悩んでいる方が本当に多いです。

 

よく、日常英会話には中学で習った
英単語と英文法で十分と言われますが、

英語ネイティブが日常的に使う英単語の
8割は中学で習う800単語ということも
最近では言われています。

 

また、英文法も中学で習うものを
完璧にマスターする必要はなく、

日常英会話で頻繁に使う英文法は
その中でも限られています。

 

それなのに、日常英会話で使わない
英単語や英文法を勉強し続けていて、
苦しんでいる方が後を絶ちません。

これは、全くのムダとは言いませんが、
日常英会話を楽しめるようになるには
すごく遠回りになります。

 

学校で学んだ英語=英会話ではなく
英会話=コミュニケーションなので、

英会話を楽しむには自分が言いたいことを
簡単な英単語と英文法を使って英文を作り、

相手に分かるようにシンプルに伝えること
のほうが英会話を楽しむために重要です。

 

これと合わせてもう一つ重要なことは、
相手のことを知るために相手に質問をして
相手のことも聞くということです。

英会話はコミュニケーションなので、
自分が言いたいことを英語で言えればいい
ということはありません。

 

ただ、昔の僕もそうでしたが、

英会話になると、とにかく英文を作って
英語を話せるようになればいいという感覚で
練習してしまっている方も多い気がします。

 

自分の伝えたいことを英語で言える
ようになることももちろん重要ですが、

英会話は会話のキャッチボールなので、
自分の話したいことを英語で言うだけでなく、

 

相手の話を聞き、それに対して質問して
相手のことをより深く知っていくという
ことも重要です。

 

そこで、自分が英会話をしている時に、

英語で自分が言いたいことを言うこと
だけに意識がいっていないか?

一度確認をしてみてください。

 

もし、できていなかった場合は、
自分のことを英語で話すだけでなく、
相手に質問することもしてみてください。

きっと、今までと違った英会話ができる
ようになると思います^^

 

以下で、日本人の大人が日本語環境で
効率よく英会話をマスターする上達法を
解説していますので参考にして下さい。