event・incident・accident・happeningの違い!出来事を英語で
B!
英語で「出来事」や「事件」を表す
event・incident・accident・happeningは、
以下のような違いがあります。
- event:心に残る「出来事」
- incident:偶発的な「出来事」
- accident:予期せず起こる「出来事」
- happening:「出来事」という名詞ではあまり用いられない
脳に関連した情報をセットで
入力すると記憶しやすいので、
ここでは似た意味を持っている
event・incident・accident・
happeningの違いと使い分け、使い方
について例文を用いて解説します。
目次
eventとincidentの違い
eventは「出来事」という意味ですが、
心に残るような大きな出来事を表します。
eventは良い出来事から悪い出来事まで、
幅広く用いられます。
そして、日本語のイベントと同じで、
英語のeventも事前に計画して開催する
「イベント」という意味もあります。
incidentには1回だけの「出来事」と、
偶発的な「事件」という意味があり、
これから先重大な事件に発展しそうな
出来事という意味合いが強いです。
また、事件という意味でincidentは
辞書には偶発的な事件とありますが、
テロのように人が計画して起こす事件
にも用いられるとのことです。
eventとincidentの発音は、
それぞれ以下になります。
・event
・incident
それでは、以下に例文を用いて
eventとincidentの違いと使い方
についてみていきます。
eventの例文と使い方
以下はeventを用いた例文ですが、
He will never forget this event.
「彼は、その出来事を決して忘れないだろう。」
心に残る出来事が行ったので
彼はそのことを忘れないだろう
ということを表しています。
このように、eventは普段起こる
日常のありきたりな出来事ではなく、
印象や記憶に残るような出来事を
表す時に用いられます。
また、以下の例文のように、
The event was successful.
「そのイベントは、成功した。」
eventは事前に計画して行う
「イベント」という意味でも
用いられます。
イベントという言葉を用いる時も、
心に残るような出来事になることが
多いと思います。
incidentの例文と使い方
以下はincidentを用いた例文ですが、
The incident changed my life.
「その出来事が、私の人生を変えた。」
その“1回だけ”の出来事が
私の人生を変えるだけの影響があった
ということを表しています。
以下の例文のように、
We were surprised the incident.
「私達は、その事件に驚いた。」
incidentには偶発的に起きた
「事件」という意味もあります。
ただ、この例文の場合は、
前後の文脈から計画的に行われた
事件という意味になることもあります。
accidentとhappeningの違い
accidentは、予期せず起こる
どちらかというと好ましくない
「出来事」という意味です。
好ましくない出来事という意味から、
「事故」という意味もあります。
happeningにも「出来事」や
「事件」という意味がありますが、
日本語の「ハプニング」のように
出来事や事件という名詞としては
頻繁に用いられないようです。
accidentとhappeningの発音は、
それぞれ以下になります。
・accident
・happening
それでは、以下に例文を用いて
accidentとhappeningの違いと使い方
についてみていきます。
accidentの例文と使い方
以下はaccidentを用いた例文ですが、
I don’t want to remember the accident.
「私は、その出来事を思い出したくない。」
このaccidentは思い出したくないような
好ましくない出来事を表しています。
また、以下のように「事故」という
意味で用いられることもあります。
There was a traffic accident in my town yesterday.
「昨日、私の街で交通事故があった。」
一般的に交通事故は予期せず起こり、
好ましくない出来事という意味から
この場合のaccidentは「事故」という
意味で用いられています。
accidentは以下のように、
by accidentで「偶然に」という
意味になります。
I saw my friend at the station by accident.
「私は偶然、駅で友達を見かけた。」
incidentとaccidentの違い
incidentとaccidentには
予期せずに起きる偶発的な
出来事という意味がありますが、
incidentは比較的に小規模な事件、
accidentのほうが大規模な事故に
用いられることが多いようです。
そして、incidentは人が計画して
引き起こす事件に用いられますが、
accidentは交通事故のように人が
引き起こすものではない偶発的な
事故に用いられます。
また、incidentは良いことと
悪いこと両方に用いられますが、
どちらかというと悪いことに
用いられます。
incidentに対してaccidentは、
悪いことにのみ用いられます。
happeningの例文と使い方
以下はhappeningを用いた例文ですが
名詞として用いられることは少なく、
It’s a historical happening.
「それは、歴史的な出来事です。」
happeningは以下のように「起こっている」
という意味の現在分詞として進行形などで
用いられることが多いです。
What’s happening?
「何が起こっているんですか。」
心に残るような大きな出来事には
以下のようにeventが用いられます。
It’s a historical event.
「それは、歴史的な出来事です。」
そして、1回だけの出来事の場合は
以下のようにincidentを用います。
It’s a historical incident.
「それは、歴史的な出来事です。」
予期せず起きた悪い出来事の場合は、
以下のようにaccidentを用います。
It’s a historical accident.
「それは、歴史的な出来事です。」
効率の良い英単語の覚え方
ここでは似た意味を持つ、event・
incident・accident・happeningの
違いと使い分け方を解説しましたが、
脳は関連した情報を一緒に覚えると
記憶しやすいことが分かっているので、
類義語をまとめて覚えると効率よく
英単語を記憶することができます。
以下では、脳の特性に沿って効率よく
英単語を覚える方法を解説しています。