英語学習や英会話の勉強のモチベーションを上げる5つの方法
B!
英語学習や英会話の勉強をしても
モチベーションを維持できない…
と悩んでいる方は多いと思います。
そして、モチベーションを上げる
方法が解説された本を読んだりして、
そこに書かれていることを試しても
またモチベーションが下がってしまい、
英語学習や英会話の勉強が続けられない
ということを僕も繰り返していました。
そのような悩みを解決するには、
モチベーションが下がる原因を知り、
それに対策する必要があります。
そこで、ここではモチベーションが
下がる3つの原因とモチベーションを
上げる5つの方法をご紹介します。
目次
モチベーションが下がる3つの原因
モチベーションが下がる原因を知り、
それに対策するとモチベーションを
維持することは簡単にできます。
そこで、ここではモチベーションが
下がる3つの原因から解説します。
英語学習を楽しめていない
人間には、痛みを避けて快楽を得る
という行動原理があります。
例えば、虫歯になりたくないから歯
を磨くという人が多いと思いますが、
虫歯という痛みを避けるために歯を
磨くという行動を自然にします。
なので、英語学習が楽しくないと、
英語の勉強をすることが痛みになり、
それを避けるように行動するので
自然にモチベーションが下がるのです。
英語学習を楽しめていないと、
いくらモチベーションを上げようと
本を読んだり、YouTubeを観たとしても
モチベーションは上がりません。
モチベーションは上げると下がる
モチベーションが下がる
モチベーションを上げる
という言葉をよく見たり
聞いたりしますが、
モチベーションはシーソーのように
上げると必ず下がる時がきます。
例えば、TOEICの試験を受ける時、
テストの日までは英語の勉強をする
モチベーションがなんとか続いても、
テストが終わると一気に気が抜けて
しばらく休みたくなると思います。
このように、モチベーションは
上げると必ずどこかで下がるので、
無理してモチベーションを上げると
一時的には続けることができても
その後に必ず下がる時がきます。
もちろん、テストなどでどうしても
それまでにやらなければならない時は、
無理してでもモチベーションを上げる
必要があるかもしれません。
しかし、それ以外の場合は、
モチベーションを上げることは
モチベーションを維持することに
対して逆効果になってしまいます。
英語や英会話の勉強をたくさんする
人間の脳には、安定化指向といって
急激な変化を嫌う特性があります。
なので、ダイエットで短期間で急激に
痩せるとリバウンドしやすいように、
英語や英会話も一度にたくさん勉強すると
元の勉強をやらない状態に戻そうとします。
前のパートでモチベーションは上がると
下がるということをお伝えしましたが、
モチベーションを上げて一度にたくさん
勉強すると一時的に続けられたとしても、
その後、反動でモチベーションは下がる
時が必ずきます。
これは、誰にでもあてはまることなので、
自分は大丈夫と思わずに気をつけましょう。
それでは、モチベーションが下がる原因を
踏まえて、モチベーションを上げる5つの
方法についてご紹介します。
モチベーションを上げる5つの方法
ここからは、モチベーションを上げる
5つの方法についてご紹介します。
毎日少しずつ学習をする
脳には、安定化指向といって
急激な変化を嫌う特性がある
ということはお伝えしました。
無理なダイエットをして
短期間に急激に痩せると
リバウンドしやすいのは、
体は痩せても脳がその急激な
変化についていけず元の状態に
戻そうとするからです。
英語学習や英会話の勉強も同じで、
いきなりたくさん学習や勉強すると
その急な変化を脳は嫌がり元の学習や
勉強をしない状態に戻そうとします。
この脳の安定化指向は、
今生きているという生存を守る
ために備わっている特性なので、
非常に強いです。
なので、短期間に英語や英会話を
上達させようとして無理をすると、
安定化指向によってリバウンドし
学習や勉強を続けられなくなって
しまいます。
これは、無理してモチベーションを
上げると一時的には続けられても、
その後必ずモチベーションが下がり
続けられなくなるのと似ています。
それでは、どうしたら安定化指向
によってリバウンドすることなく、
学習や勉強を続けることができる
のでしょうか?
脳には、少しずつなら変化できる
可塑性(かそせい)という特性も
あります。
この可塑性の範囲で変化すると、
元に戻りにくくなります。
なので、最初から1日1時間など、
たくさん英語や英会話の勉強をすると
安定化指向により元に戻りやすいので、
最初は1日10分など可塑性の範囲で
学習を続けると、3日坊主にならずに
継続することができます。
そして、1日10分が続けられるように
なったら20分に増やすというように、
少しずつ学習時間を増やしていくことが
モチベーションを維持するポイントです。
楽しいと感じることをする
人間は、痛みを避けて快楽を得る
という行動原理を持っています。
なので、楽しくなかったり、
面白くないことは痛みになるので
避けようとします。
これより、英語学習や英会話の勉強も、
自分が楽しくなかったり、面白くない
と感じることは避けようとします。
英語や英会話を上達させるために
他の人がいいと言っている書籍や
アプリなどで学習や勉強をしても、
自分が楽しくない、面白くないと
感じるとどんなに効果的なものでも
続けることはできません。
この状態でモチベーションを上げる
ノウハウなどを学んで実践しても、
そもそも行動原理に逆らっているので
モチベーションを上げようとしても
上がることはまずありえません。
もし、モチベーションが上がっても、
一時的ですぐやりたくなくなります。
逆に、快楽を得ようとするので、
楽しい、面白いことなら無理して
モチベーションを上げる必要はなく、
自然にやりたくなります。
そこで、英語学習や英会話の勉強も
自分が楽しい、面白いと感じる題材
を使うと続けたくなります。
安定化志向に逆らわずに
可塑性の範囲で少しずつ、
快楽を得るという行動原理に
沿って学習や勉強をすれば、
モチベーションを上げる必要は
全くないのです。
英語学習の目的を明確にする
モチベーションが下がる原因として、
英語学習や英会話の勉強を義務的に
感じていることがあげられます。
モチベーションは人が何かをする際の
動機づけや目的意識と定義されており、
英語や英会話をマスターしたい場合も
この動機づけや目的意識が大切です。
例えば、英語学習をする動機が会社で
英検2級を取得するように言われたから
だとしたらどうでしょうか?
もし、これを会社に言われてしかたなく
英語学習をするという義務的な感じだと、
英語学習をするモチベーションは下がる
以前に、モチベーションが湧いてこない
でしょう。
逆に、会社から言われてやるにしても、
英検2級を取ったら自分の英語力も上がり
英語の仕事をする時にも役に立つかも!
という動機づけ、目的意識が持てたら
学習や勉強に取り組むモチベーションは
自然に湧いてきそうではないですか?
※日常英会話をマスターしたい場合は、
英検の勉強をするより、英会話マスターに
特化した学習&練習をしたほうが近道です。
このように、動機づけや目的意識によって
モチベーションが下がるか、自然に湧いて
くるのか決まります。
なので、英語学習や英会話の勉強をする
前向きな(ワクワクする)動機や目的を
自分の中でしっかり明確にしてから、
英語学習や英会話の勉強を始めると
モチベーションを上げようとしなくても
モチベーションを上げることができます。
モチベーションに波をつくらない
モチベーションは、シーソーのように
上がれば下がるとお伝えしました。
なので、モチベーションを上げるより、
まずはモチベーションを維持することに
意識を向けることをおすすめします。
そして、モチベーションを維持する
最大のコツは、無理にモチベーションを
上げないことです。
これまで、モチベーションを上げようと、
モチベーションを上げるために色々勉強
をしたり、努力してきた方からすると、
拍子抜けしてしまうかもしれません。
しかし、前のパートでTOEICの
試験の例を用いてご説明したとおり、
無理にモチベーションを上げると
必ず下がる時がきてしまうのです。
なので、モチベーションを上げずに、
少ない量の学習や勉強を続けることが
モチベーションを下げない最大のコツ
になります。
そして、モチベーションを維持しながら、
楽しい題材で毎日少しずつ学習していると
自然にモチベーションが上がっていきます。
楽しく前向きに学べる仲間を作る
ここまでの4つの方法を実践しても、
一人でやっているとモチベーションが
下がってしまうことがあります。
そこで、モチベーションを上げるには、
一緒に英語学習や英会話の勉強をする
仲間を作ることもおすすめです。
ただ、すぐに仲間を作るのは難しい、
という場合、脳の特性に沿ったやり方で
学べる環境を探すのも良いと思います。
モチベーションを上げるコツまとめ
最後に、モチベーションを維持し、
英語学習や英会話の練習を続ける
5つのコツをまとめます。
まず、1つ目はモチベーションは
上げると下がるので上げないこと
でしたね。
そして、2つ目は可塑性に沿って、
少しずつ英語学習や英会話の勉強を
始めることです。
3つ目は、快楽を得るという
人間の行動原理に沿って楽しい、
面白いと感じる題材で英語学習や
英語の勉強をすることです。
4つ目は、前向きでワクワクする
英語学習や英会話の勉強に対する
動機、目的を明確にすることです。
最後の5つ目は、楽しく前向きに
学べる仲間や環境を探すことです。
ただ、楽しく前向きに学べる仲間や
環境をすぐに見つけるのが難しい方
もいるかもしれません。
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