shopとstoreの違いと正しい使い方を例文を用いて徹底解説
B!
脳に複数の関連した情報をセットで
インプットすると記憶しやすいので、
今回は、「お店」と似た意味を持つ
英単語shopとstoreの違いについて
例文を用いて解説していきます。
「コンビニは英語で何て言うの?」
「カフェはshop?store?」といった
疑問にもお答えしていきますよ。
目次
shopとstoreの違いと使い方
英語で「お店」を表現する時、
よく使われるのがshopとstoreです。
どちらも「店」という意味ですが、
使われる場面や含まれるニュアンスが
少し異なるので以下にみていきます。
shopが表す意味と使い方
shopは小規模な専門店を指す言葉で、
個人経営の店舗や専門性の高い店舗を
表す時に使われます。
shopは、修理や加工などのサービスも
行う専門店も表します。
また、イギリス英語でよく使用されます。
shopの発音は、以下になります。
以下は、使用例です。
- book shop(書店)
- flower shop(花屋)
- coffee shop(カフェ)
- gift shop(お土産屋)
会話でよく使う例文も見てみましょう。
My sister works at a flower shop.
「私の妹は花屋で働いています。」
I’m going to the coffee shop around the corner.
「私は、角のカフェに行ってきます。」
There’s a lovely little gift shop near the station.
「駅の近くに素敵な小さなギフトショップがあります。」
storeが表す意味と使い方
storeは比較的大規模な店舗を指し、
在庫や保管のニュアンスも含んで
いるのが特徴です。
主に、アメリカ英語で使用されます。
storeの発音は、以下になります。
以下は、使用例です。
- retail store(小売店)
- grocery store(食料品店)
- convenience store(コンビニ)
- department store(デパート)
アメリカ人との会話でよく聞く
例文もご紹介します。
The new department store opened last week.
「新しいデパートが先週オープンしました」
I need to stop by the grocery store on my way home.
「私は、帰り道にスーパーに寄る必要があります。」
Can you pick up some milk from the convenience store?
「コンビニで牛乳を買ってきてくれますか。」
英語圏でのshopとstoreの使い分け
英語圏でも、国によって
使用傾向が異なります。
イギリスではshopがよく用いられ、
アメリカではstoreがよく用いられる
傾向にあるようです。
🗣️ イギリス:
Shall we go to the shops?
「お店に行きましょうか?」
I’m just popping down to the local shop.
「私は、近所の店にちょっと行ってきます。」
🗣️ アメリカ:
There’s a new store opening at the mall.
「モールに新しい店がオープンします。」
I’m heading to the store to get some groceries.
「私は、食料品を買いに店に行ってきます。」
shopとstoreの日本語との対応関係
日本語ではどちらも「店」と訳されますが、
以下のような使い分けのコツがあります。
📌 shopを使う場面:
- 専門店
- 個人経営の小さな店
- カフェやレストラン
以下は、shopを用いた例文です。
Let’s meet at the coffee shop.
「カフェで会いましょう」
📌 storeを使う場面:
- 大型店舗
- チェーン店
- スーパーマーケット
以下は、storeを用いた例文です。
I bought this at the Apple Store.
「これはアップルストアで買いました。」
shopとstoreに関するよくある質問
ここでは、shopとstoreについて
よくあるご質問に回答します。
フォーマルとカジュアルの違いは?
shopとstoreともにフォーマル、
カジュアルな場面で使われます。
以下は、ビジネスシーンなど、
フォーマルな場面で用いられる
英文の例です。
Our retail stores are located nationwide.
「当社の小売店舗は、全国にあります。」
We’re opening a new branch shop in Tokyo.
「私達(我社)は、東京に新しい支店をオープンします。」
以下は、カジュアルな会話で
用いられる英文の例です。
The store is closed on Sundays.
「その店は日曜日は休みです。」
I’m just going to the shop to get some snacks.
「私は、ちょっと店にスナックを買いに行ってきます。」
飲食店については、以下のような
使い分けがあります。
・restaurant:フォーマルな飲食店
We’re going to a fancy restaurant for our anniversary.
「記念日に、高級レストランに行きます。」
・coffee shop:カジュアルなカフェ
This coffee shop has the best lattes in town.
「このカフェは、町で一番のラテを出します。」
特定の業態における使い分け方は?
業種によって自然な言い方が
決まっているケースもあり、
以下に例文をご紹介します。
🛍️ 専門店:
I bought this at an electronics store.
「私は、電器店でこれを買いました。」
My friend owns a pet shop.
「友達は、ペットショップを経営しています。」
👕 アパレル関連:
Let’s check out that new clothing store.
「あの新しい洋服店を見に行きましょう。」
There’s a cute boutique shop around the corner.
「角を曲がったところに可愛いブティックがあります。」
お店を表すshopとstoreの関連表現
「お店」や「店舗」を表現する方法は、
shop、store意外にもたくさんあるので
以下に例文付きでご紹介します。
local mart・outlet・boutique
🏪 local mart「スーパー」
Let’s meet at the local mart.
「近所のスーパーで会いましょう。」
🏪 outlet「アウトレット」
The outlet has great discounts.
「そのアウトレットではお得な割引をしています。」
🏪 boutique「ブティック」
That boutique sells designer clothes.
「あのブティックではデザイナーズ服を販売しています。」
若者が使うスラング表現の紹介
若者のカジュアルな会話では、
以下のような表現も使われます。
🗣️ 若者言葉:
This joint serves the best burgers in town!
「この店は町で一番のバーガーを出すよ。」
That’s my favorite coffee spot.
「あそこは私のお気に入りのコーヒーショップだ。」
shopとstoreの違いと使い方まとめ
今回学んだポイントを整理しましょう。
✅ shopとstoreの基本的な違い:
- shopは小規模・専門店向け
- storeは大規模・総合店向け
✅ 地域による使い分け:
- イギリス英語ではshopが一般的
- アメリカ英語ではstoreが主流
✅ 実践的な使い方:
- フォーマルな場面ではstore
- カジュアルな場面ではshop
- オンラインビジネスでは両方使用可能
そして、以下にshopとstoreの違い
について表にまとめました。
特徴 | shop | store |
---|---|---|
サイズ | 小規模 | 大規模 |
種類 | 専門店 | スーパーマーケット、デパートなど |
ニュアンス | 個人的、カジュアル | 業務的、フォーマル |
主な使用国 | イギリス | アメリカ |
実際に、英語を話す時や書く時に
この使い分けを意識すると自然に
使えるようになると思います。
この記事を参考にして、
状況に応じた適切な単語選びが
できるようになってください!
ここでは、shopとstoreの違いと
使い方について解説しましたが、
脳は関連した情報を一緒に覚えると
記憶しやすいことが分かっているので、
類義語をまとめて覚えると効率よく
英単語を記憶することができます。
以下では、脳の特性に沿って効率よく
英単語を覚える方法を解説しています。