afraid・scared・fearful・terrifiedの違い!英語で怖いの使い分け
B!
英語で「怖い」と似た意味を持つ
afraid・scared・fearful・terrified・
horrified・frightenedの6つには、
以下のような違いがあります。
・afraid
不安や心配、恐怖による「怖い」
・scared
怯えている、びくびくしている
というニュアンスでの「怖い」
・fearful
ぞっとするようなという意味で、
afraidより「恐ろしい」「怖い」
・terrified
「恐ろしい」という意味で、
afraidやscaredより「怖い」
・horrified
terrifiedより「恐ろしい」「怖い」
・frightened
怯えに加えて、突然恐怖に陥る
というニュアンスでの「怖い」
脳に関連した情報をセットで
入力すると記憶しやすいので、
ここでは似た意味を持っている
afraid・scared・fearful・terrified・
horrified・frightenedの違いと使い分け
について例文を用いて解説します。
目次
afraid・scared・fearfulの違い
afraidは、何かに対する恐怖や
不安や心配があって「怖い」と
幅広く用いられます。
これに対し、scaredの「怖い」は、
何かにビクビク怯えている怖さや
恐怖を表します。
fearfulは「ぞっとするような」
という意味もあることから、
「恐ろしい」という意味があり
afraidより怖いことを表します。
そして、fearfulはafraidと同じく、
心配や不安、恐怖に対して幅広く
用いることができます。
afraid・scared・fearfulの発音は、
それぞれ以下になります。
・afraid
・scared
・fearful
それでは、以下に例文を用いて
afraid・scared・fearfulの違いと
使い方についてみていきます。
afraidの例文と使い方
以下はafraidを用いた例文ですが、
I’m afraid of roller coasters.
「私は、ジェットコースターが怖い。」
I’m afraid of ~ で「~が怖い」
という意味になります。
そして、I’m afraid ofの後ろには
名詞が置かれます。
よって、ofの後ろに動作を入れる時は
以下のように動名詞になります。
I’m afraid of telling the truth to her.
「私は、彼女に真実を告げるのが怖い。」
また、以下の例文のように、
He’s afraid(that)he may be scolded by his father.
「彼は、父親に叱られるかもしれない
ということを恐れている。」
I’m afraid that ~ は「~ということを
恐れている(怖い)」という意味になり、
~には文章(節)が置かれます。
このように、afraidは何かに対する
恐怖や不安や心配があって「怖い」、
「恐れている」という意味で幅広く
用いられます。
scaredは、怯えている感じを含み、
afraidより強い恐怖を表します。
scaredの例文と使い方
以下はscaredを用いた例文ですが、
I’m scared of telling the truth to her.
「私は、彼女に真実を告げるのが怖い。」
scaredを用いると、彼女が怖くて
真実を告げることに対してビクビク
怯えている感じを表します。
以下のように、scaredの代わりに
afraidを用いると怯える感じはなく、
ただ怖いという感じになります。
I’m afraid of telling the truth to her.
be afraid of ~ と同じく、
be scared of ~ は「~が怖い」
という意味になり、~には
名詞や動名詞が置かれます。
She’s scared of darkness.
「彼女は、暗闇が怖い。」
また、be scared to+動詞の原形で、
「~するのが怖い(恐ろしい)」
という意味になります。
I was scared to cross the suspension bridge.
「私は、そのつり橋を渡るのが怖かった。」
このように、scaredを用いると
つり橋を渡るのが怖くてビクビク
している感じを表します。
fearfulの例文と使い方
以下はfearfulを用いた例文ですが、
She’s fearful of the accident.
「彼女は、その事件を恐れている。」
彼女がその事件のことをものすごく
怖がっていることを表します。
be fearful of ~ で、
「~を恐れている」という
意味になります。
~には名詞や動名詞が入ります。
そして、fearfulを用いると、
以下のafraidを用いた文より
怖い感じを表します。
She’s afraid of the accident.
「彼女は、その事件が怖い。」
「怖い」という時はafraidを用い、
「恐ろしい」にという時にfearfulを
用いると使い分ければ大丈夫です。
以下のように、be fearful that ~
で「~ということを恐れている」
という意味になります。
She’s fearful that the accident may happen near his house.
「彼女は、その事件が家の近くで起こる
かもしれないというこを恐れている。」
be fearful that ~ の~には、
文章(節)が入ります。
また、fearfulは以下のように、
名詞の前に付けて名詞を修飾
することもあります。
A fearful accident happened yesterday.
「昨日、恐ろしい事件が起きた。」
この文のfearfulは、
「恐ろしい」→「事件」と
後ろのaccidentを修飾しています。
以下では、「恐怖」と似た意味を持つ
fear・terror・horror・dread・frightの
違いと使い方について解説しています。
そして、afraid・scared・fearful
より怖い時には以下を用います。
terrified・horrified・frightenedの違い
terrified・horrified・frightenedは、
afraid・scared・fearfulよりさらに
強い恐怖を感じている時に用います。
そして、be terrifiedとbe frightenedは、
「すごく怖い」「怯えている」という
意味になります。
be frightenedよりbe terrifiedのほうが、
恐怖の感情が強いことを表します。
be horrifiedは「恐ろしい」「怖気づく」
という意味で、be terrifiedよりさらに
怖い場合に用います。
terrified・horrified・frightenedの
発音は、それぞれ以下になります。
・terrified
・horrified
・frightened
それでは、以下に例文を用いて
terrified・horrified・frightenedの違い
と使い方についてみていきます。
terrifiedの例文と使い方
以下はterrifiedを用いた例文ですが、
The children are terrified of ghosts.
「その子供達は、幽霊を恐れている。」
子供達が幽霊をすごく怖いと思っている
ということを表します。
frightenedの例文と使い方
以下はterrifiedを用いた例文ですが、
The children are frightened of a haunted house.
「その子供達は、お化け屋敷を恐れている。」
子供達がお化け屋敷をすごく怖いと
思っていることを表します。
be terrifiedのほうが
be frightenedより怖い感じを表すので、
上の2つの例文を比較すると、
子供達はお化け屋敷より幽霊のほうを
怖いと思っていることになります。
horrifiedの例文と使い方
以下はhorrifiedを用いた例文ですが、
The children are horrified of ghosts.
「その子供達は、幽霊に怖気づいている。」
以下のbe terrifiedを用いた例文より
幽霊を怖がっている感じを表します。
The children are terrified of ghosts.
効率の良い英単語の覚え方
ここでは、afraid・scared・fearful・
terrified・horrified・frightenedの違い
と使い分け方について解説しましたが、
脳は関連した情報を一緒に覚えると
記憶しやすいことが分かっているので、
類義語をまとめて覚えると効率よく
英単語を記憶することができます。
以下では、脳の特性に沿って効率よく
英単語を覚える方法を解説しています。