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butとhoweverの違いと正しい使い方を徹底解説!

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butは「しかし」
howeverは「しかしながら」
意味が似ていますが、

butは接続詞、howeverは副詞で
使い方が異なります。

 

英会話において、わずかな言葉の違いが
意味を大きく変えることがあります。

butとhoweverは、一見同じように見えて
実は微妙で重要な違いを持つ英単語です。

 

関連した英単語をセットで覚えると
脳は記憶しやすい
ことが分かっており、

ここでは似た意味を持つ
butとhoweverの違いと使い方
について例文を用いて解説します。

butとhoweverの違い

butは、「しかし」という意味の
接続詞で文と文を繋ぐ役割をします。

 

そして、howeverは「しかしながら」
という意味の副詞です。

副詞は、動詞、形容詞、副詞、
文全体を修飾する役割をしますが、
howeverは主に文全体を修飾します。

 

butとhoweverの発音は、
それぞれ以下になります。

・but

・however

 

それでは、以下に例文を用いて
butとhoweverのニュアンスの違いや
使い方について詳しくみていきます。

 

ニュアンスの違い

どちらも、前の文と後ろの文の
意味が逆になる逆説を表しますが、

butはカジュアルな感じで主に
話し言葉(口語)で用いられ、

howeverはフォーマルな感じで
書き言葉(文語)やビジネスなど
硬い話をする時に用いられます。

 

例えば、以下のような感じです。

 

・カジュアルな場面(友人との会話)

I wanted to go out, but it was raining.
「外出したかったけど、雨が降っていた。」

 

・フォーマルな場面(ビジネス文書)

The project was challenging.
However, we achieved our goals.
「そのプロジェクトは、挑戦でした。
しかしながら、私達は目標を達成しました。」

 

butとhoweverの使い方

文法的に見ると、両者には明確な
使い方の違いがあります。

 

butは接続詞で、主に2つの節や
句を直接つなぐ役割があります。

これに対し、howeverは副詞で、
文章の流れの中で対比や譲歩を
より洗練された形で示します。

 

butの特徴と使い方

butは、単なる接続詞以上の
表現力を持っています。

両方の要素を同等に扱い、
カジュアルな対比を生き生きと
描写できます。

 

以下はbutを用いた例文ですが、

She is young but very wise.
「彼女は若いが、とても賢い。」

この英文では年齢と知恵の対比を
鮮明に表現しています。

 

以下もbutを用いた例文ですが、

I like Sushi, but my wife doesn’t like it.
「私は、お寿司が好きです。
しかし、妻は好きではありません。」

butは2つの文を繋ぎ、好きと好きではない
という対比表しています。

 

そして、以下の例文のように、

He looks tough but he has a gentle heart.
「彼は強そうに見えるが、優しい心の持ち主だ。」

butは外見と内面の対比を印象的に描写し
意外性を表現することもあります。

 

以下のように「しかし」という意味で
butを文頭に使ってしまいがちですが、

I like Sushi.
But my wife doesn’t like it.

書く時は基本的にbutを文頭に置きません。

 

仲の良い友達とのメールなら、
文頭にbutを使ってもいいという
くらいと捉えておきましょう。

 

そして、上の例文のように、
2つの文の主語が異なる場合は
butの前に「カンマ」を置きますが、

以下の例文のように2つの文の
主語が同じ場合には「カンマ」は
置きません。

I went to the library but I didn’t borrow a book.
「私は、図書館へ行きました。
しかし、本を借りませんでした。」

 

さらに、英語は繰り返される
語は一般的に省略されるので、

以下のようにbutの後ろのIは
省略されることが多いです。

I went to the library but didn’t borrow a book.

 

カンマを置く、置かないという
ことを考えるのは書く時のみで、
話す時は気にする必要はありません。

 

howeverの特徴と使い方

howeverはm、文章の論理的な流れを
より慎重にコントロールする副詞です。

後の要素をより強調する傾向があり、
文頭、文中、文末と、さまざまな位置で
柔軟に使用できます。

 

以下はhoweverを文頭で用いた例文ですが、
文頭に置くと前の文脈との対比を強調します。

However, the situation was more complicated than we expected.
「しかし、状況は私たちが予想したよりも複雑だった。」

 

以下はhoweverを文中で用いた例文ですが、
セミコロンを挟んで対比をより洗練された
形で表現します。

The project was difficult; the team, however, remained motivated.
「そのプロジェクトは困難だった。
しかし、チームはモチベーションを保った。」

 

以下もhoweverを用いた例文ですが、

Everyone likes his thought,
however, I don’t like it.
「みんなは、彼の考えを好きです。
しかしながら、私は好きではありません。」

書く時は、howeverの後ろにも
カンマを置きます。

 

また、howeverは文頭に置けるので、
一つ目の文の最後にピリオドを置いて
以下のように書くこともできます。

Everyone likes his thought.
However, I don’t like it.

 

以下は、howeverの前後の
文の主語が同じ場合ですが、

I like his thought, however, I don’t follow it.
= I like his thought. However, I don’t follow it.
「私は、彼の考えを好きです。
しかしながら、私はそれに従いません。」

howeverの場合は前後の主語が同じでも
後ろの文の主語を省略しないようです。

 

butとhoweverの併用について

通常、同じ文章内でbutとhoweverを
重複して使用することは避けるべきで、

それぞれ異なる文や節で対比を表すことで
より洗練された英語表現になります。

 

butとhoweverの違いまとめ

butは文と文を繋接続詞でぐ、
カジュアルで両要素を同等に
扱います。

howeverはフォーマルで控えめで、
後の要素をより強調します。

 

これらの表現の微妙な違いを理解することで、
あなたの英語はより洗練されるでしょう。

 

実際、英会話でに使ってみることで
あなたの英語表現は豊かになるので、

言葉の奥深さを楽しみながらて英語での
コミュニケーションを楽しんでください。

 

効率の良い英単語の覚え方

ここでは、butとhoweverの違いと
使い方について解説しましたが、

脳は関連した情報を一緒に覚えると
記憶しやすいことが分かっているので、

類義語をまとめて覚えると効率よく
英単語を記憶することができます。

 

以下では、脳の特性に沿って効率よく
英単語を覚える方法を解説しています。