put・set・lay・place・positionの違い!英語で置くの使い分け

put・set・lay・place・positionの違い

英語で「置く」と似た意味を持つ
put・set・lay・place・positionは、
以下のような違いがあります。

put

物をポンと「置く」

set

動かないようにセットして、
特定の場所に「置く」

lay

平らな場所に敷いたり、
広げたりする感じで「置く」

place

位置を慎重に決めて「置く」

position

置く向きや周りの物の位置まで
気にして「置く」

 

脳に関連した情報をセットで
入力すると記憶しやすい
ので、

ここでは似た意味を持っている
put・set・lay・place・position
の違いと使い分け、使い方
について
例文を用いて詳しく解説します。

put・set・layの違い

putとsetは共に「置く」
という意味がありますが、

putは物をポンとどこかに
置くというニュアンスで、

setは日本語「セットする」
という言葉のイメージ通り
特定の場所に動かないように
配置して置く感じを表します。

 

layは「横たえる」という意味から、
平らな場所に敷いたり広げたりする
感じで「置く」ことを表します。

 

それでは、以下に例文を用いて
put・set・layの違いと使い方について
詳しくみていきます。

 

putの例文と使い方

以下はputを用いた例文ですが、

I put the cup on the table.
「私は、テーブルの上にそのカップを置いた。」

位置は気にせずテーブルの上にポンと
カップを置いたという感じになります。

putの例文と使い方

 

put ~ on … という形で、
「…の上に~を置く」という
意味になります。

 

また、以下の例文のように、

I put balls into the box.
「私は、ボールをその箱の中に入れた。」

put ~ into … という形で、
「…の中に~を置く(入れる)」
という意味になります。

 

putは過去形と過去分詞形もputで、
発音は以下になります。

 

setの例文と使い方

以下はsetを用いた例文ですが、

I set the cup on the table.
「私は、テーブルの上にそのカップを置いた。」

setを用いると位置を気にして
置いたという感じになります。

 

日本語で「セットした」と言いますが、
それと同じようなイメージになります。

setの例文と使い方

 

位置は気にせずテーブルの上に
ポンとカップを置いたという場合、
以下のようにputを用います。

I put the cup on the table.

 

そして、setは動かないように
特定の場所に置くという意味から、
以下のように「設置する」という
意味で用いられることもあります。

She set security camera around her house.
「彼女は、家の周りに防犯カメラを設置した。」

 

また、以下の例文のように、
人を「配置する」という意味で
用いられることもあります。

She sets bodyguards around her house.
「彼女は、家の周りに周りに
ボディーガードを配置している。」

 

setは過去形と過去分詞形もsetで、
発音は以下になります。

 

layの例文と使い方

以下はlayを用いた例文ですが、

He laid a mat on the floor.
「彼は、床にマットを置いた。」

ポンと置く感じのputとは違い、
layを用いると床に敷いて広げる
感じを表します。

layの例文と使い方

 

そして、以下の例文のように、

He laid on the mat.
「彼は、そのマットの上に横たわった。」

layには「横たわる」という
意味もあります。

 

layの過去形と過去分詞形はlaidで、
それぞれ発音は以下になります。

 

put・place・positionの違い

putは位置を気にせずポン
と置く感じであるのに対し、

placeは注意深く「置く」
という意味になります。

 

positionは、「位置」や
「場所」という意味から、

適切な位置や特定の場所に
注意深く「置く」という
意味があります。

 

placeにも注意深く「置く」
という意味がありますが、

positionは置く向きや周りの物
の位置まで気にして「置く」と、

positionのほうがplaceより
配置など細かく考えて置くという
ニュアンスになります。

put・place・positionの違い

 

それでは、以下に例文を用いて
putとの違いと合わせてplaceと
positionの使い方をみていきます。

 

placeの例文と使い方

以下はplaceを用いた例文ですが、

He placed his hand on the machine.
「彼は、その機械の上に彼の手を置いた。」

placeを用いるとただ置いたのではなく、
位置を慎重に決めて注意深く手を置いた
という感じになります。

 

placeの過去形と過去分詞形はplacedで、
それぞれ発音は以下になります。

 

そして、placeの代わりに
以下のようにputを用いると、

He put his hand on the machine.

置く位置をそれほど気にせず
その機械の上にポンと手を置いた
という感じになります。

 

positionの例文と使い方

以下はpositionを用いた例文ですが、

She positioned a vessel on the table.
「彼女は、テーブルの上に花瓶を置いた。」

ただ置くのではなく、花瓶の向きや
食事の際に食器を置く位置などまで
考えて置いたということを表します。

 

そして、positionの過去形と
過去分詞形はpositionedで、
それぞれ発音は以下になります。

 

以下のようにputを用いると、

She put a vessel on the table.

配置を気にせずポンと置いた
というニュアンスになります。

 

以下のようにplaceを用いると、

She placed a vessel on the table.

花瓶を割らないように注意深く置いた
というニュアンスになります。

 

また、以下の例文のように、

She carefully put a vessel on the table.
「彼女は、テーブルの上に花瓶を注意して置いた。」

placeの代わりにcarefully「注意深く」を
putの前に置いても同じような意味になります。

 

効率の良い英単語の覚え方

ここでは、似た意味を持っている
put・set・lay・place・positionの違い
と使い分け方について解説しましたが、

脳は関連した情報を一緒に覚えると
記憶しやすいことが分かっているので、

類義語をまとめて覚えると効率よく
英単語を記憶することができます。

 

以下では、脳の特性に沿って効率よく
英単語を覚える方法を解説しています。

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