as・since・becauseの違い!英語で「~なので」の使い方

as・since・becauseの違いと使い方

英語で「~なので」と似た意味
を持つas・since・becauseには、
以下のような違いがあります。

  • as:結果に焦点を置く時
  • since:結果に焦点を置く時
  • because:理由を強調したい時

 

脳に関連した情報をセットで
入力すると記憶しやすい
ので、

ここでは似た意味を持っている
as・since・becauseの違いと使い方
について例文を用いて解説します。

as・since・becauseの違い

as・since・becauseは全て
「~なので」という意味で、

原因や理由を表す接続詞
としてよく用いられますが、

それぞれ微妙なニュアンス
の違いがあります。

as・since・becauseの違い

 

そこで、as・since・because
を接続詞として用いる場合の

それぞれの意味や使い方について
例文を交えて説明します。

 

まず、asは「~と同時に」
や「~のように」という
意味を持っていますが、

「~なので」という意味もあり、
情報の受け取り手がその理由を
よく知っている場合に使われます。

 

既に知られている理由を表すので、
asは理由にはあまり重きが置かれず
結果に重きを置いた感じになります。

 

次に、sinceには「~以来」
という意味もありますが、

as同様「~なので」という意味で
情報の受け取り手がその理由を
よく知っている場合に使われます。

 

sinceも理由にはあまり重きが置かれず、
結果に重きを置いた感じを表します。

また、asとsinceはフォーマルな場面で
用いられることが多いです。

 

becauseも「~なので」という意味ですが、
結果より理由を強調する時に使われます。

 

よって、相手が自分の言う情報についての
理由を知らない場合に用いられます。

例えば、質問にたいして回答する場合には、
sinceやasよではなくbecauseが適しています。

 

as・since・becauseの発音は、
それぞれ以下になります。

・as

・since

・because

 

それでは、以下に例文を用いて
as・since・becauseの違いと使い方
について詳しく解説します。

 

as・since・becauseの使い方

以下はasを用いた例文ですが、

I couldn’t go to the party as I had to work.
「私は仕事をしなければならなかったので、
パーティーに行けませんでした。」

asは既に知られている理由を表すので、

asを用いると「仕事があったので」
という理由より「行けなかった」という
結果に焦点を当てた感じになります。

as・since・becauseの使い方

 

as I had to workの部分は、

「私は仕事があったので」→
「行けなかった」と動詞のcouldn’t goの
部分を修飾している副詞節になります。

 

動詞を修飾するのが副詞で、
as I had to workという部分は
主語と動詞からなる節なので、

副詞の役割をしている節という
ことで副詞節と呼ばれます。

 

通常、文頭に出すと強調を表しますが、

asは文頭・文中どちらで用いられても
強調の度合いが変わることはないので、

上の例文は以下のようにしても理由の
強調の程度は同です。

As I had to work, I couldn’t go to the party.

 

以下はsinceを用いた例文ですが、

Since I had to work, I couldn’t go to the party.
「私は仕事をしなければならなかったので、
パーティーに行けませんでした。」

sinceも既に知られている理由を表すので、

sinceを用いると「仕事があったので」
という理由より「行けなかった」という
結果に焦点を当てた感じになります。

 

asとsinceはフォーマルな状況で
用いられることが多いですが、

asが文頭・文中で用いられるのに対し
sinceは基本的に文頭で用いられます。

 

以下の例文のように、
カジュアルな場面では
soがよく用いられます。

I had to work  
so I couldn’t go to the party.
「私は、仕事をしなければならなかった。
だから、パーティーに行けませんでした。」

 

以下はbecauseを用いた例文ですが、

I didn’t have time to eat breakfast
because I got up at 8 a.m.
「私は午前8時に起きたので、
朝食を食べる時間がありませんでした。」

becauseは相手が理由を把握して
いない場合に用いられます。

 

以下のようにbecauseの節を出すと、
理由が強調された感じになります。

Because I got up at 8 a.m.,
I didn’t have time to eat breakfast.

 

日本語でも理由を強調したい時に、
「~なので」と理由を先に言うのと
同じ感覚です。

 

このように、as・since・becauseは
全て原因や理由を表す接続詞ですが、

ニュアンスの違いがあるので文脈を
考慮して使い分ける必要があります。

 

as・since・becauseのまとめ

英語で「~なので」と理由を表す
接続詞のas・since・becauseのは、

それぞれ異なるニュアンスを持つので
正しい英単語を選ぶことでより適切な
メッセージを伝えられます。

 

そこで、ここではas・since・because
の違いと使い方について解説しましたが、

脳は関連した情報を一緒に覚えると
記憶しやすいことが分かっているので、

類義語をまとめて覚えると効率よく
英単語を記憶することができます。

 

以下では、脳の特性に沿って効率よく
英単語を覚える方法を解説しています。

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