drop in・drop by・stop in・stop byの違い!立ち寄るを英語で
B!
英語で「立ち寄る」という意味を持つ
drop in・drop by・stop in・stop byは、
それぞれ使い方が異なります。
脳に複数の関連した情報をセットで
インプットすると記憶しやすいので、
ここでは似た意味を持っている
drop in・drop by・stop in・stop by
の違いと使い方について例文を用いて
詳しく解説します。
目次
drop inとdrop byの違い
drop inとdrop byの意味は共に
「ふらっと立ち寄る」ですが、
drop inのほうがdrop byより少し
丁寧なニュアンスになります。
そして、drop inは自動詞なので
場所に立ち寄る場合はdrop in at、
人の所に立ち寄る場合はdrop in onと
後ろに前置詞のatやonが付きます。
drop byは自動詞としてだけでなく
他動詞としても用いることができ、
短時間の訪問や近くに立ち寄る時に
用いることが多いとのことです。
それでは、以下に例文を用いて、
drop inとdrop byの意味と使い方
について詳しくみていきます。
drop inの意味と使い方
drop inは「立ち寄る」
という意味の自動詞で、
後ろに場所や人がなくても
以下のように使えます。
You can drop in anytime.
「あなたは、いつでも立ち寄ることができる。」
=「いつでも寄っていいですよ。」
anytimeは「いつでも」という意味で、
動詞のdrop inを修飾している副詞です。
drop inの発音は、以下になります。
そして、drop inは自動詞なので、
どこかに「立ち寄る」と言う時は
前置詞のatやonが後ろに付きます。
このatとonの使い分けについて、
以下に例文を用いて解説します。
drop in at+場所
例えば、drop inは以下のように、
ある場所に立ち寄ると言う時は
後ろに前置詞atを付けます。
I dropped in at the restaurant.
「私は、そのレストランに立ち寄った。」
drop in atの発音は、以下になります。
drop in on+人
場所に立ち寄る場合は
drop in atを用いるのに対し、
人の所に立ち寄ると言う時は
以下のように前置詞onを付けます。
I dropped in on him.
「私は、彼の所に立ち寄った。」
状況によっては、drop in on himは
「彼の家に立ち寄る」ともとれます。
drop in onの発音は、以下になります。
ただ、his house「彼の家」を
drop inの後ろに置きたい時は、
his houseは“場所”になるので
以下のようにdrop in atを用います。
I dropped in at his house.
「私は、彼の家に立ち寄った。」
drop byの意味と使い方
drop byも「立ち寄る」と意味で、
drop inと同じく以下の例文のように
自動詞として用いられます。
You can drop by anytime.
「あなたは、いつでも立ち寄ることができる。」
=「いつでも寄っていいですよ。」
そして、drop byは他動詞でもあるので、
どこか場所に立ち寄ると言いたい場合は
以下のように後ろに目的語として場所を
そのまま置くことができます。
He will drop by the cafe.
「彼は、そのカフェに立ち寄るだろう。」
drop byの発音は、以下になります。
drop inは自動詞なので、
場所に立ち寄ると言う時は
以下のようにdrop in atと後ろに
前置詞のatが必要になります。
He will drop in at the convenience store.
「彼は、そのコンビニに立ち寄るだろう。」
そして、細かい違いを言うと、
drop byはdrop in atより近くの場所や
短い時間立ち寄った時に用いられます。
これは、前置詞のbyに「~のそばに」
という意味があるからだと思われます。
また、drop inのほうがdrop byより
少し丁寧なニュアンスになります。
人の所に「立ち寄る」と言う時は、
以下のようにdrop in onを用います。
I dropped in on him.
「私は、彼の所に立ち寄った。」
場所に「立ち寄る」と言う時は
以下のようにdrop in atを用いるか、
I dropped in at his house.
「私は、彼の家に立ち寄った。」
以下のようにdrop byを用います。
I dropped by his house.
「私は、彼の家に立ち寄った。」
他動詞として用いることができるので、
drop byは後ろに目的語をそのまま置く
ことができます。
stop inとstop byの違い
stop inとstop byの意味は
共に「ふらっと立ち寄る」で、
drop inとdrop byの違いと同じで、
stop inは自動詞のみで用いられ、
stop byは自動詞と他動詞のどちら
としても用いられます。
そして、場所に立ち寄ると言う時は、
stop byは他動詞扱いで後ろに目的語を
そのまま置きます。
stop inとstop byの発音は、
それぞれ以下になります。
・stop in
・stop by
場所に立ち寄ると言う場合に、
stop inを用いると自動詞なので
stop in atと後ろにatを付けます。
人の所に立ち寄ると言う場合には、
stop in onとonを付けます。
それでは、以下に例文を用いて
drop inとdrop byとの違いも含め、
stop inとstop byの使い方について
詳しく解説していきます。
drop inとstop inの違い
drop inは「ふらっと立ち寄る」
「不意に訪問する」という場合、
stop inは何かの途中で「ふらっと
立ち寄る」という場合に用いられます。
例えば以下のようにdrop inを用いると、
突然訪問したという意味になります。
He dropped in at his friend’s house yesterday.
「彼は昨日、(突然)友達の家に立ち寄った。」
これに対し、stop inを用いると
家に帰る“途中で”本屋に立ち寄った
という意味になります。
He stopped in at a book store on his way home.
「彼は家に帰る途中、本屋に立ち寄った。」
drop byとstop byの違い
stop byは場所に「立ち寄る」と
drop byと同じ意味で用いられ、
他動詞なのでdrop byと同様に
stop byも後ろにそのまま目的語を
置くことができます。
そして、意味に違いはないので、
以下のようにstop byをdrop byに
置き換えることができます。
He will stop by the book store on his way home.
「彼は家に帰る途中、その本屋に立ち寄るだろう。」
He will drop by the book store on his way home.
「彼は家に帰る途中、その本屋に立ち寄るだろう。」
ただ、アメリカ英語ではstop byが
よく用いられるとのことです。
また、以下のようにstop byの代わりに
stop in atを用いることもできますが、
He will stop in at the book store on his way home.
stop byのほうがstop inより短い時間
立ち寄るというニュアンスになります。
効率のいい英単語の覚え方
脳に複数の情報を関連付けて
インプットすると記憶しやすい
ということが分かっているので、
drop in・drop by・stop in・stop by
のように似た意味を持つ単語を一緒に
覚えることは効率のいい覚え方です。
以下では、「止める」「停止する」と似た
意味を持つhalt・stop・ceaseの違いと
使い方について解説しています。
以下では、「やめる」「諦める」と似た
意味を持つquit・stop・give upの違い
と使い方について解説しています。
以下では、「落ちる」「落下する」と
似た意味を持つfallとdropの違いと
使い方について解説しています。