fire・lay off・dismiss・dischargeの違い!解雇するを英語で
B!
英語で「解雇する」を表す
fire・lay off・dismiss・dischargeは、
以下のような違いがあります。
- fire:突然「解雇する」
- lay off:一時的に「解雇する」
- dismiss:手続きを踏んで「解雇する」
- discharge:理由があり「解雇する」
脳に関連した情報をセットで
入力すると記憶しやすいので、
ここでは似た意味を持っている
fire・lay off・dismiss・discharge
の違いと使い方について例文を
用いて解説しています。
目次
fire・lay off・dismissの違い
まず、fire・lay off・dismiss
3つの違いから解説します。
fireとdismissは共に
永久的に「解雇する」
という意味ですが、
dismissのほうがfireより
フォーマルなニュアンス
になります。
また、fireは突然クビになる
という時に用いられますが、
dismissは何か理由があり
しっかしと手続きを踏んで
解雇する時に用いられます。
fireとdismissに対し、
lay offは一時的に「解雇する」
という意味になります。
fire・lay off・dismissの発音は、
それぞれ以下になります。
・fire
・lay off
・dismiss
それでは、以下で例文を用いて
fire・lay off・dismissの違いと使い方
についてみていきます。
fireの例文と使い方
以下はfireを用いた例文ですが、
I got fired.
「私は、解雇されました。」
突然クビにされたような感じで
永久的に解雇されたことを表します。
fireには、「首にする」という
少しきつい意味にもなります。
例えば、上司が感情的になって部下に
「おまえを首にする。」という場合は、
fireを用いて以下のようになります。
I’ll fire you.
理由を付けたい場合は、
fire O for ~(理由)という形で
「Oを~という理由で解雇する」
という意味になります。
例えば彼の態度が悪くて
解雇された場合に英文は、
以下のようになります。
The company fired him for his bad attitude.
「その会社は、悪い態度が理由で彼を解雇しました。」
dismissの例文と使い方
fireは理由もはっきりぜず
突然解雇するするという
ニュアンスになりますが、
dismissは何か理由があって
中立的に手続きをふんで解雇する
というニュアンスです。
fireはカジュアルで口語的な表現で、
dismissはフォーマルな感じになるので
文書や口語でも公式な場で用いられます。
dismissでよく用いられる使い方は、
dismiss O from 役職という形です。
そして、「Oを役職から解雇する」
という意味になります。
以下はdismissを用いた例文ですが、
He was dismissed from the post.
「彼は、そのポストを解雇された。」
会社が一方的に首にしたのではなく、
何か正当な理由がありその役職から
解雇されたことを表します。
lay offの例文と使い方
以下はlay offを用いた例文ですが、
The company laid off some employees.
「その会社は、数名の従業員を一時解雇した。」
lay offは業績の悪化などによる
”一時的な解雇”を表すので、
業績が良くなったら再雇用する
可能性があります。
永久的に解雇する場合にlay off
が用いられることがありますが、
基本的に一時的に解雇するという
場合にlay offを用います。
また、「一時解雇」という名詞は
layoffとスペースなしになります。
dischargeはあまり使わない
dischargeにも「~を解雇する」
という意味がありますが、
自分の意思でやめるのではなく、
辞めざるをえない状況になって
辞めさせられる場合に用いられます。
dischargeの発音は、以下になります。
以下はdischargeを用いた例文ですが、
He was discharged for dishonesty.
「彼は、不正が理由で解雇された。」
TOEIC試験などでたまに見かける程度で
特に口語ではあまり用いられません。
dischargeは「発射する」や
「排出する」という意味で、
用いられることが多いです。
よって、「解雇する」という意味は、
fire・lay off・dismissを覚えて使える
ようにしておけば大丈夫です。
英語で解雇するの対義語は?
解雇するの反対は雇用するですが、
英語で「雇用する」を表す場合に
hire・employ・recruit・engageが
用いられます。
そして、以下では例文を用いて、
hire・employ・recruit・engageの
違いと使い方を解説しています。
効率の良い英単語の覚え方
ここでは、似た意味を持っている
fire・lay off・dismiss・dischargeの
違いと使い方について解説しましたが、
脳は関連した情報を一緒に覚えると
記憶しやすいことが分かっているので、
類義語をまとめて覚えると効率よく
英単語を記憶することができます。
以下では、脳の特性に沿って効率よく
英単語を覚える方法を解説しています。