到着するを英語で!get・reach・arriveの違いと3つの使い方
B!
英語のget・reach・arriveは3つとも
「到着する」と同じ意味を持ちますが、
以下のような違いがあります。
- get to:終着点に「到着する」
- reach:努力をして「到着する」
- arrive at/in:目的地に「到着する」
「~に到着する」と言う時、
getとarriveは自動詞なので後ろに
to・at・inといった前置詞が置かれ、
reachは他動詞なので後ろに目的語を
そのまま置くことができます。
脳に関連した情報をセットで
入力すると記憶しやすいので、
ここでは「到着する」と同じ意味を持つ
get・reach・arriveの違いと使い分け方
について例文を用いて解説します。
目次
get・reach・arriveの違い
get・reach・arriveは、「到着する」と
3つとも日本語で同じ意味を持ちますが、
以下のような違いがあります。
まず、getとarriveは自動詞なので
「~に到着する」という場合は、
get to ~ 、arrive at/in ~ と後ろに
前置詞が必要になります。
そして、前置詞のtoは到達を表すので、
get to+場所は、”終着点である場所”に
「到着する」という意味になります。
これに対し、arrive at/in+場所は、
単に”目的地”に「到着する」という
意味になりまます。
前置詞のatとinの使い分けについては、
例文を用いてあとで解説します。
reachは他動詞なので、reach+場所と、
そのまま目的語を置くことができます。
そして、時間や努力を費やしてある場所に
たどり着くというニュアンスになります。
get・reach・arriveの3つには
このような違いがありますが、
実際に使う時に迷ってしまう方も
いるかと思います。
そこで、以下ではget・reach・arrive
の使い方について色々な表現を用いて
解説しています。
get・reach・arriveの使い分け
それでは、ここからは例文を用いて
get・reach・arriveの違いと3つの
使い方について詳しくみていきます。
get toの例文と使い方
以下はgetを用いた例文ですが、
I got to the office.
「私は、事務所に到着しました。」
最終目的地である事務所に到着した
ということを表します。
get toは最終目的地に着くことを表すので、
以下の例文のように山の頂上に到着した
という場合にも用いられます。
They got to the top of the mountain.
「彼らは、山の頂上に着いた。」
getの後ろに副詞が置かれる場合は、
以下のようにtoは付けません。
We got home at five.
「私達は、5時に家に着きました。」
You will get there soon.
「あなたはすぐ、そこに到着するでしょう。」
homeは「家に」→「着く」、
thereは「そこに」→「着く」と、
動詞のgetを修飾している副詞です。
getの過去形と過去分詞はgotで、
(過去分詞はgottenの場合もあり)
それぞれ発音は以下になります。
reachの例文と使い方
以下はreachを用いた例文ですが、
They reached the top of the mountain.
「彼らは、山の頂上に着いた。」
reachを用いるとやっとの思いで
到着したという感じを表します。
以下のようにget toを用いると、
They got to the top of the mountain.
最終目的地である山の頂上に着いた
ということを表します。
reachとget toでニュアンスは異なりますが、
会話で話している時は違いを気にしすぎる
必要はありません。
また、以下のようにreachを用いると
やっとの思いで着いたことを表し、
She reached the hotel.
「彼女は、そのホテルに到着した。」
以下のようにarriveを用いると単に
着いたというニュアンスになります。
She arrived at the hotel.
そして、ホテルが最終目的地の場合は、
以下のようにgetを用います。
She got to the hotel.
ただ、getとarriveの使い分けについては
それほど神経質になることはありません。
reachの過去形と過去分詞はreachedで、
発音はそれぞれ以下になります。
arrive at/inの例文と使い方
以下はarriveを用いた例文ですが、
He arrived at the station.
「彼は、駅に到着した。」
単に駅に到着したという場合は
arriveを用います。
そして、atは点のイメージなので、
地図上の点になるような場所の場合、
inは空間のイメージなので広い場所に
到着する場合に用いられます。
よって、上の例文の駅は地図上の
点のイメージなので前置詞はatを用い、
以下の例文のTokyoは広い場所なので
前置詞はinを用います。
He arrived in Tokyo.
「彼は、東京に到着した。」
以下のようにget toを用いると、
He got to the station.
「彼は、駅に到着した。」
He got to Tokyo.
「彼は、東京に到着した。」
日本語の意味は同じですが
stationやTokyoが最終目的地という
ニュアンスになります。
arriveの後ろに副詞が置かれる場合は、
以下のようにatやinは付けません。
We arrived home at five.
「私達は、5時に家に着きました。」
You will arrive there soon.
「あなたはすぐ、そこに到着するでしょう。」
homeは「家に」→「着く」、
thereは「そこに」→「着く」と、
動詞のarriveを修飾している副詞です。
arriveの過去形と過去分詞はarrivedで、
それぞれ発音は以下になります。
arrive atとarrive inの違いと使い方について、
例文を用いて以下で詳しく解説しています。
get・reach・arriveのまとめ
getとarriveは自動詞なので
後ろに前置詞を伴い、
get toは終着点に「到着する」、
arrive at/inは目的地に「到着する」
という違いがあります。
そして、reachは他動詞なので後ろに
目的語(場所)を置くことができ、
努力をしてやっとの思いで「到着する」
ことを表します。
ここでは、英語で「到着する」という
意味を持つget・reach・arriveの違いと
3つの使い方について解説しましたが、
脳は関連した情報を一緒に覚えると
記憶しやすいことが分かっているので、
類義語をまとめて覚えると効率よく
英単語を記憶することができます。
以下では、脳の特性に沿って効率よく
英単語を覚える方法を解説しています。
英検やTOEICなどの英語学習や英会話の
上達に役立つので、参考にしてください。