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getの第1・第2・第3・第4・第5文型の例文と使い方

  • B!

以下のように英語のgetは、
第1文型から第5文型まで
様々な意味があります。

  • 第1文型「着く」
  • 第2文型「なる」
  • 第3文型「得る」
  • 第4文型「得る」
  • 第5文型「させる」

 

脳に関連した情報をセットで
入力すると記憶しやすい
ので、

ここでは例文を用いてgetの
第1文型から第5文型までの
使い方について解説します。

第1文型のgetの例文と使い方

getが第1文型で用いられる時は、
「着く」という意味になります。

 

例えば、以下の例文は、

He will get there soon.
「彼は、すぐにそこへ着くだろう。」

 

S:He、V:will getの第1文型で、

thereは「そこへ」→「着く」、
soonは「すぐに」→「着く」と
動詞を修飾している副詞です。

 

上の例文のgetをarriveに置き換えても、
以下のように同じ意味になります。

He will arrive there soon.
「彼は、すぐにそこへ着くだろう。」

 

以下では、第1文型を作るget back・
go back・come backの違いと使い方
について例文を用いて解説しています。

 

以下では、第1文型を作るget home・
go home・come homeの違いと使い方
について例文を用いて解説しています。

 

第2文型のgetの例文と使い方

getが第2文型で用いられる時は、
「なる」という意味になります。

 

例えば、以下の例文は、

It will get hot tomorrow.
「明日は、暑くなるだろう。」

 

S:It、V:will get、C:hotの第2文型で、

tomorrowは「明日は」→「なる」と
動詞を修飾している副詞です。

 

第2文型のgetは、気候を表す時や
以下のように風邪などの病気になる
という場合に用いられます。

She got sick.
「彼女は、病気になった。」

 

そして、getの「なる」は
短期的な変化を表す時に用い、

第2文型のCには形容詞が入る
ことが多いです。

 

例えば、上の例文の暑いという
気候は寒くなることもあったり、

風邪などの病気は治るので一時的で
短期的な変化と考えます。

 

getに対して、becomeの「なる」は、
長期的な変化を表す場合に用います。

 

例えば、以下の例文だと、

She became a teacher.
「彼女は、先生になった。」

教員免許を取得して先生になった後、
一般的に長く先生を続ける方が多いので
長期的な変化と考えます。

 

よって、becomeの後ろの補語Cには、
職業などの名詞が入ることが多いです。

 

以下では、第2文型を作るget・become・
turn・go・comeの違いと使い方について
例文を用いて解説しています。

 

第3文型のgetの例文と使い方

getが第3文型で用いられる時は、
「得る」という意味になります。

 

例えば、以下の例文は、

I got the ticket yesterday.
「私は、昨日そのチケットを手に入れた。」

 

S:I、V:got、O:the ticketの第3文型で、

yesterdayは「昨日」→「手に入れた」と
動詞を修飾している副詞です。

 

以下の例文のように、

I got an e-mail from my boss.
「私は、上司からメールを受け取った。」

getは「得る」という意味から「受け取る」
という意味で用いられることもあります。

 

そして、この例文は、

S:I、V:got、O:an e-mailの第3文型で、

from my bossは「上司から」→「受け取った」
と動詞を修飾している副詞です。

 

また、getをreceiveに置き換えても
以下のように同じ意味になります。

I received an e-mail from my boss.
「私は、上司からメールを受け取った。」

 

I got it.はS:I、V:got、O:itの第3文型で
直訳は「私はそれを得た。」となりますが、

「分かりました」という意味で用いられる
こともあります。

 

第3文型で用いるgetには、
以下の使い方もあります。

Get your umbrella.
= Bring your umbrella.
「傘を取っておいで。」

She got the train.
=I caught the train.
「彼女は、その電車に間に合った。」

Can I get your name?
= Can I ask your name?
「名前を教えて頂けますか。」

 

以下では、第3文型を作るget・gain・
obtain・acquire・procureの違いと使い方
について例文を用いて解説しています。

 

第4文型のgetの例文と使い方

getが第4文型で用いられる時は、
「得る」という意味になります。

 

例えば、以下の例文は、

I got her the ticket.
「私は、彼女のためにそのチケットを手に入れた。」

S:I、V:got、O:her、O:the ticket
の第4文型です。

 

そして、herとthe ticketの順番を
入れ替えると以下のようになり、

I got the ticket for her.
「私は、彼女のためにそのチケットを手に入れた。」

 

「彼女のために」→「手に入れた」と
for herは動詞を修飾する副詞になるので、

下の英文はS:I、V:got、O:the ticket
の第3文型になります。

 

以下のように、この形は疑問文で
用いられることも良くあります。

Can you get salt for me?
「(私に、)塩を取ってもらえますか。」

 

第5文型のgetの例文と使い方

getが第5文型で用いられる時は、
「させる」という意味になります。

 

例えば、以下の例文は、

He got her happy.
「彼は、彼女を幸せにした。」

S:He、V:got、O:her、C:happy
の第5文型です。

 

この例文のgetをmakeに変えても、
以下のように同じ意味になります。

He made her happy.
「彼は、彼女を幸せにした。」

 

ただし、第5文型のCに動詞を置く時、

 

makeの場合は以下のように原形不定詞になり、

He made her do the work.
「彼は、彼女にその仕事をさせた。」

 

getの場合は以下のようにto不定詞になります。

He got her to do the work.
「彼は、彼女にその仕事をさせた。」

 

これについては、以下で詳しく解説しています。

 

以下では、getと同じく英会話で
よく用いられるhaveを用いた表現
について解説しています。

 

効果的な英語表現の覚え方

記憶には、学習して覚える知識記憶と
経験して覚える経験記憶がありますが、

知識記憶と比べて経験記憶のほうが
圧倒的に早く覚えることができます。

 

そこで、学んだ知識は実際に使って
経験すると早く使えるようになるので、

学んだ表現を使い英文を作って話す練習
をすることがお勧めの覚え方です。

 

以下で、効率よく英語を話せるようになる
脳の特性に沿った英文作成のコツについて
解説しています。