get・become・turn・go・comeの違い!~になるを英語で

get・become・turn・go・comeの違い

英語で「~になる」という意味の
get・become・turn・go・comeは、
以下のような違いがあります。

  • get:一時的に「~になる」
  • become:長期的に「~になる」
  • turn:状態が変わり「~になる」
  • go:悪い状態「になる」
  • come:良い状態「になる」

 

脳に関連した情報をセットで
入力すると記憶しやすい
ので、

ここでは似た意味を持っている
get・become・turn・go・come
の違いと使い方
について例文を
用いて詳しく解説します。

get・become・turnの違い

getとbecomeは両方とも
「~になる」という意味ですが、
使い方は異なります。

 

getは比較的に短い期間の変化、
becomeは長い期間の変化を表す
時に用いられます。

 

よって、getが”なった”後、
その状態は長く続かないのに対し、

becomeを用いると”なった”後、
その状態が長く続くことになります。

 

この違いからgetの後ろには
形容詞や過去分詞が置かれ、

becomeの後ろには名詞が置かれる
ことが多くなります。

 

getの「~になる」は一時的に
状態が変わることを表しますが、

turnは一時的に全く別のものに
変わるという意味で「~になる」
ことを表します。

get・become・turnの違い

 

get・become・turnの発音は、
それぞれ以下になります。

・get

・become

・turn

 

それでは、以下に例文を用いて、
get・become・turnの違いと使い方
についてみていきます。

 

getの例文と使い方

以下はgetを用いた例文ですが、

She will get angry.
「彼女は、怒るだろう。」

怒るのは一時的なことなので、
getを用います。

 

また、以下の例文では、

She got sick.
「彼女は、病気になった。」

風邪などの病気は一時的な
ものなのでgetを用います。

 

そして、「~になる」
という意味のgetの後ろには、

angryやsickのように形容詞が
置かれることが多いです。

 

過去分詞も形容詞の働きをするので、
過去分詞の状態に「なる」という時も
以下のようにgetを用います。

He got injured.
「彼は、怪我をした。」

 

治る怪我は一時的なもので、
このようにgetを用います。

 

以下では、「得る」という意味を持つ、
get・gain・obtain・acquire・procureの
違いと使い方について解説しています。

 

becomeの例文と使い方

getは短い期間の変化を表し
後ろに形容詞が置かれますが、

becomeは長い期間の変化を表し、
後ろに名詞が置かれることが多いです。

becomeの例文と使い方

 

以下はbecomeを用いた例文ですが、

I became a doctor.
「私は、医者になった。」

通常、医者になった後は
しばらくの間医者を続けるので
becomeを用います。

 

上の例文ではbecomeの後ろに
doctorという名詞が置かれていますが、

「(ある職業)になった」と言う場合
ある程度の期間その職業を続けるので
長い期間の変化を表すbecomeを用います。

 

また、長い期間の変化であれば、
becomeの後ろに形容詞が置かれる
こともあります。

 

以下の例文ではbecomeの後ろに
形容詞のrichが置かれていますが、

He will become rich.
「彼は、お金持ちになるだろう。」

お金持ちになった後その状態が
ある程度の間続くような場合は
becomeを用います。

 

一度お金持ちになっても、
すぐお金持ちでなくなる場合には、
以下のようにgetを用います。

He got rich, but lost money soon.
「彼はお金持ちになったが、
すぐにお金を失った。」

 

turnの例文と使い方

以下はturnを用いた例文ですが、

Suddenly, it turned very cold.
「急に、すごく寒くなった。」

少し前までは暖かかったのに、
急に天候が全く異なるものになった
ということを表します。

 

一時的に寒くなったという場合は、
以下のようにgetを用います。

It got cold.「寒くなった。」

turnの例文と使い方

 

他には、turnは以下の例文のように
色が変わるという時に用いられます。

Her face turned red.
「彼女の顔は、真っ赤になった。」

The leaves will turn yellow next month.
「その葉っぱは、来月には黄色になるだろう。」

 

これらは、恥ずかしかったりして
彼女の顔が一時的に真っ赤になった、
夏から秋に変わり葉っぱが一時的に
黄色になることを表します。

全く違う色に変わる時には、
このようにturnを用います。

 

以下では、「回る」「回す」という
意味のturnとspin・rotate・revolve
の違いについて解説しています。

 

goとcomeの違い

goとcomeにも「~になる」
という意味がありますが、

goは悪い状態に「なる」、
comeは良い状態に「なる」
と言う場合に用います。

 

そして、goとcomeの発音は、
それぞれ以下になります。

・go

・come

 

それでは、以下に例文を用い、
goとcomeの違いと使い方について
詳しくみていきます。

 

goの例文と使い方

以下はgoを用いた例文ですが、

The food went bad.
「その食べ物は、腐った。」

食べ物が腐るという悪い状態
になることを表します。

goの例文と使い方

 

直訳は以下のようになりますが、

「その食べ物は、悪い状態になった。」

より自然な和訳として「腐った」
という意味になります。

 

go badで「腐る」と覚えておくと、
使う時に便利です。

 

また、goの後ろに
bankrupt「破産した」という
意味の形容詞を置くと、

go bankruptで「破産する」
という意味になります。

The company will go bankrupt.
「その会社は、破産するだろう。」

 

comeの例文と使い方

goに対してcomeは、
良い状態に「なる」という
場合に用いられます。

 

以下はcomeを用いた例文ですが、

He came to get up early.
「彼は、早く起きるようになった。」

早起きをするという良い状態に
なることを表しています。

 

come to+動詞の原形(不定詞)で、
「~するようになる」という意味で
よく用いられます。

 

以下では、「家に帰る」という意味の
go home・come home・get homeの
違いと使い方について解説しています。

 

効率の良い英単語の覚え方

ここでは、似た意味を持っている
get・become・turn・go・come
の違いと使い方を解説しましたが、

脳は関連した情報を一緒に覚えると
記憶しやすいことが分かっているので、

類義語をまとめて覚えると効率よく
英単語を記憶することができます。

 

以下では、脳の特性に沿って効率よく
英単語を覚える方法を解説しています。

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