imageryとimageの違い！意味や発音と使い方を解説

imageryとimageは似ていますが、
以下のように微妙な意味の違い
があります。

• image：「画像」「写真」
• imagery：「像」「イメージ」

脳は関連した複数の情報をセットで
インプットすると記憶しやすいので、

ここでは似た意味を持っている
imageryとimageの違いと使い方
について例文を用いて解説します。

imageryとimageの違い

imageは、「画像」や「写真」
という意味で視覚的な表現です。

「写真」という意味では、
imageはphotoやpictureと同じ
ように用いることができます。

imageryは「像」や「イメージ」
という意味で、描写や比喩的な
表現になります。

視覚的というより感覚的で、
imageryは日本語のイメージに
近い意味を持ちます。

imageryも、集合的には
「画像」「イメージ」という
意味で用いられます。

これについては、次の使い方
のところで詳しく説明します。

imageは加算名詞で複数形になりますが、
imageryは不可算名詞なのでsを付けて
複数形にはなりません。

imageとimageryの発音は、
それぞれ以下になります。

・image

・imagery

imageryとimageの使い方

ここでは、例文を用いて
imageとimageryの違いと
使い方をみていきます。

imageの例文と使い方

以下はimageを用いた例文ですが、

I’ll send you the image.
「私は、その画像（写真）をあなたに送ります。」

imageは「画像」「写真」という意味で
感覚的というより視覚的な表現です。

「写真」という意味では、
以下のようにphotoやpictureも
用いることができます。

I’ll send you the photo.
I’ll send you the picture.
「私は、その写真をあなたに送ります。」

以下の例文のように

Please show me the images.
「その画像（写真）を私に見せてください。」

imageはsを付けてimagesと
複数形になります。

imageryの例文と使い方

以下はimageryを用いた例文ですが、

The poetry was filled with imagery of nature.
「その詩は、自然のイメージで満たされています。」

imagery「イメージ」という意味で
描写や比喩的な表現になります。

以下もimageryを用いた例文ですが、

His paintings express emotions using abstract imagery.
「彼の絵は、抽象的なイメージを用いて感情を表現しています。」

imageryは日本語の「イメージ」に
近い意味を表します。

以下の例文のように、

Please send me the satellite imagery.
「私に衛星画像を送ってください。」

imageryは集合的に「画像」
という意味で用いられます。

衛星画像は、複数の画像を
組み合わせて作られるので、
imageryが使われます。

ただ、imageryは不可算名詞なので
sを付けて複数形にはなりません。

以下のように、imageの複数形imagesが
imageryと同じように用いられることも
あるようです。

She designed the imagery of the package.
= She designed the images of the package.
「彼女が、そのパッケージの画像をデザインしました。」

imageryとimageのまとめ

imageは視覚的な表現で、「画像」
「写真」という意味です。

imageryは感覚的な表現で、「像」
「イメージ」という意味です。

imageryも、集合的には「画像」
という意味で用いられます。

あと、imageryに関する補足ですが、

コンビューターで作られた画像を表す時、
以前はcomputer graphicsの省略形CGが
用いられていました。

ただ、最近ではCGは専門の産業で使われ、

一般的にコンビューターで描かれた画像は
computer generated imageryの省略形CGIが
用いられるとのことです。

脳は複数の関連した情報を一緒に
インプットすると覚えやすいので、

似た意味を持つ英単語をセット
にして例文を用いて覚えることは
おすすめの覚え方です。