梅雨入り・梅雨明けを英語で!The rainy season has started or begun?
B!
英語で「梅雨」はrainy seasonですが、
「梅雨入り」「梅雨明け」をどのように
言うのか知らない方も多いと思います。
そこで、ここでは英語で「梅雨入り」
「梅雨明け」をどのように言うのか?
例文を用いて解説します。
目次
英語で梅雨入りの言い方
まず、英語で「梅雨入り」に関連した
表現について例文を用いて解説します。
梅雨入りした
英語で「梅雨入りした」は、
「梅雨が始まった」ということで
現在完了形を用いて以下のように
言います。
The rainy season has started.
「梅雨が始まった」なら、
以下のように過去形じゃないの?
The rainy season started.
と思われた方もいるかもしれません。
しかし、過去形は過去の
状態や事実を表すだけなので、
過去のある辞典で梅雨が始まった
という事実のみ表し、今は梅雨の
時期なのかどうかは示しません。
これに対し、現在完了形(完了)は、
過去のある時点で何かが完了した結果、
今の状態が分かります。
通常、「梅雨入りした」は
梅雨の時期に言う言葉なので、
梅雨入りした結果、今も梅雨である
ことを表す現在完了形(完了)が
しっくりくるのです。
過去形と現在完了形の違いについて、
詳しい解説は以下を参考にして下さい。
それでは、以下のように「始まる」
という意味のbeginを用いた表現は
使えないのでしょうか?
The rainy season has begun.
beginも用いることができますが、
startとbeginで表すニュアンスが
異なります。
まず、beginのほうがstartより
フォーマルな表現となります。
また、beginは最初の一歩を踏み出す、
startは止まっている状態から動き出す
という意味の違いもあります。
startとbeginの違いについて、
詳しくは以下をご覧ください。
英語で「梅雨入りした」の言い方は、
他に以下のような表現があります。
The rainy season is here.
「梅雨は、ここにいます。」(直訳)
It’s the beginning of the rainy season.
「梅雨の始まりです。」(直訳)
他にも言い方はありますが、
ここでは比較的言いやすい
表現を紹介しました。
梅雨入りするだろう
「梅雨入りするだろう」は、
単純な未来の予測になるので
以下のようにwillを用います。
The rainy season will start.
「梅雨が、始まるだろう。」
直訳は「梅雨が始まるだろう」ですが、
「梅雨入りするだろう」としたほうが
より自然な日本語になります。
天気予報を見て「梅雨入りするだろう」
と言う時は、この表現を用います。
「もうすぐ梅雨入りするだろう」は、
「すぐに」という意味のsoonを文末
に付けて以下のようになります。
The rainy season will start soon.
「梅雨が、すぐに始まるだろう。」(直訳)
梅雨入りしそうだ
未来を表す時にbe going to
を用いることもありますが、
be going toは「~しそうだ」
という意味で話し手の主観や
確信が入った予測を表します。
よって、以下のように
be going toを用いると、
The rainy season is going to start.
「~だろう」という単なる予測ではなく
「梅雨が、始まりそうだ。」と話し手の
主観や確信が入った予測を表します。
直訳は「梅雨が始まりそうだ」ですが、
「梅雨入りしそうだ」としたほうが
より自然な日本語になります。
willとbe going toの違いについて、
詳しい解説は以下をご覧ください。
英語で梅雨明けの言い方
次に、英語で「梅雨明け」に関連した
表現について例文を用いて解説します。
梅雨が明けた
英語では「梅雨が明けた」は、
「梅雨が終わっている」という
ことで以下のように言います。
The rainy season is over.
S be overで、「Sが終わっている」
という意味になります。
「梅雨入りした」と言う時に、
The rainy season has started/begun.
と現在完了形を用いたように、
「梅雨が明けた(終わった)」
と言う時は現在完了形を用いて
以下のように言うこともできます。
The rainy season has ended/finished.
どれも用いることができますが、
end・finish・be overの意味の違い
については以下で解説しています。
そして、梅雨の終わりは
”夏の始まり“ということで、
「夏が来た」という意味を表す
以下の表現でも「梅雨が明けた」
と言うことができるようです。
Summer has come.
梅雨が明けるだろう
「梅雨が明けるだろう」は、
単純な未来の予測になるので
以下のようにwillを用います。
The rainy season will be over.
「梅雨が、終わるだろう。」
直訳は「梅雨が終わるだろう」ですが、
「梅雨が明けるだろう」としたほうが
より自然な日本語になります。
天気予報を見て「梅雨が明けるだろう」
と言う時は、この表現を用います。
「もうすぐ梅雨が明けるだろう」は、
「すぐに」という意味のsoonを文末
に付けて以下のようになります。
The rainy season will be over soon.
「梅雨は、すぐに明けるだろう。」(直訳)
梅雨が明けそうだ
未来を表す時にbe going to
を用いることもありますが、
be going toは「~しそうだ」
という意味で話し手の主観や
確信が入った予測を表します。
よって、以下のように
be going toを用いると、
The rainy season is going to be over.
「~だろう」という単なる予測ではなく
「梅雨が、終わりそうだ。」と話し手の
主観や確信が入った予測を表します。
直訳は「梅雨が終わりそうだ」ですが、
「梅雨が明けそうだ」としたほうが
より自然な日本語になります。
以下では、英語で「傘をさす」や
「傘をたたむ」などの言い方について
例文を用いて解説しています。
効率の良い英単語の覚え方
ここでは、「梅雨入り」「梅雨明け」
の英語での言い方を解説しましたが、
脳は関連した情報を一緒に覚えると
記憶しやすいことが分かっているので、
類義語をまとめて覚えると効率よく
英単語を記憶することができます。
以下では、脳の特性に沿って効率よく
英単語を覚える方法を解説しています。