rarelyとseldomの違い!英語で「めったに~ない」の使い方

脳は複数の関連した情報をセットで
インプットすると覚えやすいので、
関連した英単語をセットで覚えるのが、
脳科学的に記憶しやすい覚え方です。
そこで、「めったに~ない」と似た意味を
持っているrarelyとseldomの違いと使い方、
使い分けについて例文を用いて解説します。
目次
rarelyとseldomの違い
rarelyとseldomは共に
「めったに~ない」
という意味ですが、
seldomのほうがrarelyより
フォーマルなニュアンスで
seldomは文語(書き言葉)
で用いられます。
これに対し、rarelyはseldomより
カジュアルなニュアンスになり、
口語(話し言葉)で用いられます。
rarelyとseldomの発音は、
それぞれ以下になります。
・rarely
・seldom
rarelyとseldomの使い方
ここからは、例文を用いて
rarelyとseldomの違いと使い方
について詳しくみていきます。
rarelyの例文と使い方
以下はrarelyを用いた例文ですが、
I rarely go there.
「私は、めったにそこへ行きません。」
rarelyはカジュアルなニュアンスで、
話している時に「めったに~ない」
という時に用いられます。
seldomの例文と使い方
以下はseldomを用いた例文ですが、
I seldom go there.
「私は、めったにそこへ行きません。」
フォーマルなニュアンスになり
seldomは文章を書く時などに
よく用いられます。
rarelyとseldomを置く位置
rarelyやseldomを置く位置ですが、
以下の例文のように一般動詞の前、
I rarely go there.
I seldom go there.
「私は、めったにそこへ行きません。」
以下のようにbe動詞・助動詞の
後ろになります。
He is rarely at home.
He is seldom at home.
「彼は、めったに家にいない。」
She may rarely come here.
She may seldom come here.
「彼女は、めったにここへ来ないかもしれない。」
他の「めったに~ない」の言い方
「ほとんど~ない」という意味の
hardlyとscarcelyにeverを付けて
hardly everやscarcely everとしても、
以下の例文のように「めったに~ない」
という意味になります。
I hardly ever go there.
I scarcely ever go there.
「私は、めったにそこへ行きません。」
rarelyとseldomの覚え方
ここでは、rarelyとseldomの違い
と使い方について解説しましたが、
脳は関連した情報を一緒に覚えると
記憶しやすいことが分かっているので、
類義語をまとめて覚えると効率よく
英単語を記憶することができます。
以下では、「珍しい」と似た意味を持つ
rare・scarce・unique・unusualの違いと
使い方について解説しています。