talkの文型と使い方！目的語を置いて第４文型を作れる？
B!
talkは「話す」「会話をする」という意味で、
以下の３つの文型と意味で用いられます。
・第１文型：S talk 「Sは話す（会話をする）」
・第３文型：S talk O「SはOを話す」
・第５文型：S talk O C「Sは話してOにCさせる」など
talkは、第４文型は作りません。
そして、通常、以下のように、
・S talk to ～「Sは～に話す（話しかける）」
・S talk with ～「Sは～と話す（会話する）」
・S talk about ～「Sは～について話す（会話する）」
第１文型の後ろに前置詞＋名詞の
副詞句を伴い用いられますが、
後ろに目的語を置いて第３文型と
第５文型になることもあります。
ここでは、talkの使い方について
例文を用いて詳しく説明しますが、
英語で「言う」「話す」と似た意味
を持つsay・tell・talk・speakの違い
については以下をご覧ください。
それでは、talkの解説に入ります。
目次
talkの文型と使い方
talkは、第１文型、第３文型、
第５文型の形を作ります。
ここでは、例文を用いてtalk
の使い方を解説します。
talkの過去形と過去分詞はtalkedで、
発音は以下になります。
第１文型のtalkの例文と使い方
第１文型の形はSV（主語＋動詞）ですが、
talkの後ろには以下のように前置詞＋名詞
が置かれることがほとんどです。
・S talk to ～
以下はtalk toを用いた例文ですが、
He talked to her.
「彼は、彼女に話した（話しかけた）。」
talk to ～ で「～に話す（話しかける）」
という意味になります。
この文はS：He、V：talkedの第１文型で、
to herは「彼女に」→「話した」と動詞の
talkedを修飾しています。
・S talk with ～
以下はtalk withを用いた例文ですが、
He talked with her.
「彼は、彼女と話した（会話した）。」
talk with ～ で「～と話す（会話する）」
という意味になります。
この文はS：He、V：talkedの第１文型で、
with herは「彼女と」→「話した」と
動詞のtalkedを修飾しています。
・S talk about ～
以下はtalk aboutを用いた例文ですが、
He talked about her.
「彼は、彼女について話した。」
talk about ～ で「～について話す」
という意味になります。
この文はS：He、V：talkedの第１文型で、
about herは「彼女について」→「話した」
と動詞のtalkedを修飾しています。
「彼は、その問題について彼女と話した。」
という場合は、以下のようにHe talkedの
後ろにabout herとwith herを付けます。
He talked about the problem with her.
第３文型のtalkの例文と使い方
talkは第１文型の形で用いられる
ことがほとんどですが、
目的語を後ろに置いて以下のように
用いられることもあります。
以下はtalkを第３文型で用いた例文ですが、
She talks English.
「彼女は、英語を話す。」
We talked philosophy.
「私達は、哲学を論じた。」
言語を話す、哲学などを論じるという場合、
talkの後ろに目的語を置いて使えます。
上の文はS：She、V：talks、O：English、
下の文はS：We、V：talked、O：philosophy
の第３文型です。
ただ、「英語を話す」など、
言語を話すという場合は通常、
以下のようにspeakが使われます。
She speaks English.
「彼女は、英語を話す。」
第５文型のtalkの例文と使い方
以下のようにtalkは決まった形で
第５文型で用いられます。
・talk O into ~「話してOに～させる」
I talked him into helping me.
「私は話して、彼に私を手伝わせた。」
この例文は、S：I、V：talked、O：him、
C：into helping meの第５文型です。
・talk O out of ~「説得してOに～をやめさせる」
I talked him out of going there.
「私は、説得して彼にそこへ行くことをやめさせた。」
この例文は、S：I、V：talked、O：him、
C：out of going thereの第５文型です。
ただ、これらは第５文型というより
talkを含む熟語として覚えたほうが
ラクだと思います。
（英会話では頻度が低いので、すぐに
覚えなくてもいいかもしれません。）
talkの文型と使い方まとめ
talkは「話す」「会話する」
という意味を持っていますが、
以下の３つ形を作ります。
・第１文型：SV
・第３文型：SVO
・第５文型：SVOC
ここでは、それぞれの文型において
talkの使い方について解説しましたが、
以下では「言う」「話す」と似た意味の
say・tell・talk・speakの違いと使い方
について例文を用いて解説しています。