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want・hope・wishの違い!英語で「望む・欲しい」の使い方

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英語で「望む」「欲しい」を表す
want・hope・wishのニュアンスは、
それぞれ少しずつ違いします。

want

純粋な願望・欲求を表し、
ないものを「望む」「欲しい」

hope

世界平和など、いいことが
実現することを期待して「望む」

wish

実現できそうもないことを「望む」

 

脳に関連した情報をセットで
入力すると記憶しやすい
ので、

ここでは似た意味を持っている
want・hope・wishの違いと使い方
について例文を用いて解説します。

want・hope・wishの違い

wantはないものを「~を欲する」
という純粋な願望・欲求を表し、

hopeは世界平和のようにいいこと
が実現することを期待して「望む」、

wishは実現できそうもないことを
「望む」という意味を表します。

 

want・hope・wishの発音は、
以下になります。

・want

・hope

・wish

 

それでは、以下に例文を用いて
want・hope・wishの違いと使い方
について詳しくみていきます。

 

wantの例文と使い方

ここでは、純粋に欲しいという
ことを表すwantの使い方について
例文を用いて解説します。

 

以下はwantを用いた例文ですが、

I want something to drink.
「私は、(何か)飲み物が欲しい。」

喉が渇いていて何でもいいから
とにかく飲み物が欲しいという
ことを表します。

 

そして、wantを用いた表現で、
want to+動詞の原形(to不定詞)
「~したい」がよく用いられます。

 

例えば、以下はアメリカへ行きたい
という純粋な願望を表しています。

I want to go to America.
「私は、アメリカへ行きたい。」

 

wantは純粋な願望を表すので、
この英文は純粋にアメリカに行きたい
という気持ちを表しています。

 

もう一つ、want 人 to+動詞の原形と、
wantとtoの間に人を置くと「人に~
して欲しい」という意味になります。

 

以下は、例文です。

I want my son to go to America.
「私は、息子にアメリカへ行って欲しい。」

 

この英文は自分ではなく、
息子にアメリカに行くことを
して欲しいという意味です。

 

hopeの例文と使い方

wantが「~したい」と
純粋な願望を表すのに対し、

hopeは「望む」という意味で
何かいいことが実現したり、

または実現できるかもしれない
という希望や望みを表します。

 

以下はhopeを用いた例文ですが、

We hope world peace.
「私達は、世界平和を望んでいる。」

hopeは何かいいことが実現すること
を望むという場合に用いられます。

 

また、以下の例文のように、

He hope it will be sunny tomorrow.
「彼は、明日晴れることを望んでいる。」

世界平和ほど大きなことでなくても
明日晴れるという“いいこと”を望む
という場合にもhopeが用いられます。

 

実現する可能性が低い場合には、
この後で解説するwishを用います。

 

hopeは、hope that+文という形で、
「~ということを望む」という意味で
よく用いられます。

 

上の例文も、以下のようにhopeの
後ろに接続詞のthatが置かれますが、

I hope that it will be sunny tomorrow.
「私は、明日晴れるということを望む。」

 

通常、接続詞のthatは省略されるので、
以下のようになります。

I hope it will be sunny tomorrow.
「私は、明日晴れることを望む。」

 

また、以下のhopeを用いた例文は、

I hope he will go to America.
「私は、彼がアメリカに行くことを望む。」

彼がアメリカに行けることを信じて
望んでいる場合にも用いられます。

 

wishの例文と使い方

wantは“欲しい”や“したい”
という純粋な願望を表し、

hopeは何か“いいことを望む”
という場合に用いられますが、

wishは「~たらいいのになあ」と
実現する可能性が低いことに対して
の願望を表します。

 

以下はwishを用いた例文ですが、

I wish I would be sunny tomorrow.
「明日、晴れたらいいのになあ。」

天気予報で降水確率80%と出ていて
晴れる可能性が低い場合に晴れたら
いいなと思っている願望を表します。

 

以下のwishを用いた例文も、

I wish I could go to America.
「(私は、)アメリカに行けたらいいのになあ。」

アメリカに行ける可能性は低いが
望んでいることを表しています。

 

wishは仮定法でよく用いられ、
以下のような形になります。

 

現在の可能性の低い願望を表す時は、
I wish+仮定法過去を用います。

 

・I wish S 動詞の過去形 ~

例文)I wish I were a bird.
「(私は、)鳥ならいいのになあ。」

 

・I wish S 助動詞の過去形 ~

例文)I wish I could pass the test.
「(私は、)そのテストに合格できたらいいのになあ。」

 

過去の可能性の低い願望を表す時は、
I wish+仮定法過去完了を用います。

 

・I wish S had+過去分詞 ~

例文)I wish I had visited there.
「(私は、)そこを訪れたらよかった(のに)。」

 

・I wish S 助動詞+have+過去分詞 ~

例文)I wish I could have joined the party.
「(私は、)そのパーティーに参加できたらよかった(のに)。」

 

効率の良い英単語の覚え方

ここでは、似た意味を持つ
want・hope・wishの違いと
使い方について解説しましたが、

脳は関連した情報を一緒に覚えると
記憶しやすいことが分かっているので、

類義語をまとめて覚えると効率よく
英単語を記憶することができます。

 

以下では、脳の特性に沿って効率よく
英単語を覚える方法を解説しています。