besideとbesidesの違い!意味と読み方・使い方を解説
besideとbesidesは似ていますが、
以下のように意味が違います。
- beside(前置詞):「~のそばに」
- besides(前置詞):「~に加えて」
- besides(副詞):「さらに」「それに」
脳は関連した複数の情報をセットで
インプットすると記憶しやすいので、
ここでは似た意味を持っている
besideとbesidesの違いと使い方
について例文を用いて解説します。
目次
besideとbesidesの違い
besideは「~のそばに」
という意味の前置詞で、
何かの隣にあることや
何かと並んで(脇に)いる
ことを表します。
besidesは、前置詞として
「~に加えて」という意味
があります。
besidesは副詞として「さらに」
「それに」という意味もあり、
前の文に情報を追加する場合に
用いられます。
besideとbesidesの読み方
besideとbesidesの発音は、
それぞれ以下になります。
・beside
・besides
besideとbesidesの使い方
besideとbesidesの違いを理解するには、
それぞれの単語がどのように使われるか
を見てみることが重要です。
そこで、ここでは例文を用いてbesideと
besidesの違いと使い方を見ていきます。
besideの例文と使い方
以下はbesideを用いた例文ですが、
He sat beside me.
「彼は、私のそばに座った。」
besideは「~のそばに」という意味で
脇にいるという位置関係を表します。
以下の例文のように、
Please pass me the box beside you.
「あたなの脇にある箱を私に渡してください。」
besideは物の位置関係にも
使われます。
besidesの例文と使い方
以下はbesidesを用いた例文ですが、
He has two houses besides this house.
「彼は、この家以外に2つ家を持っています。」
この英文のbesidesは「~に加えて」
「~以外に」という意味の前置詞で、
前置詞の後ろには名詞が置かれます。
この英文では、besidesの後ろに
名詞の(this)houseが置かれて、
besides this houseで「この家以外に」
という意味になっています。
以下の例文のように、
She learns French besides studying Chinese.
「彼女は、中国語を勉強することに加えて
フランス語も学んでいます。」
besidesの後ろに動詞(動作)を
置く時は動名詞になります。
この英文では、besidesの後ろに
「勉強すること」という意味の
studyingが置かれています。
動名詞は動詞が名詞に変わったのもで、
文中で名詞と同じように用いられます。
前置詞のbesidesは否定文や疑問文で、
「~を除いて」「~以外には」という
意味で用いられることがあります。
以下の例文は否定文で、
No one was there besides him.
「彼以外には、そこに誰もいなかった。」
besides himで「彼以外には」
という意味になっています。
以下は副詞のbesidesを用いた例文で、
His hobby is reading.
Besides, he also likes music.
「彼の趣味は、読書です。
それに、彼は音楽も好きです。」
besidesは「それに」「さらに」
という意味で、前の文に情報を
追加する場合に用いられます。
besideとbesidesのまとめ
besideは「~のそばに」
という意味の前置詞で、
位置が隣接していること
を表します。
besidesは、前置詞としては
「~に加えて」という意味、
副詞としては「さらに」「それに」
という意味で追加の事柄や選択肢
を表します。
脳は複数の関連した情報を一緒に
インプットすると覚えやすいので、
似た意味を持つ英単語をセット
にして例文を用いて覚えることは
おすすめの覚え方です。
以下で、「~のそばに」「~の近くに」
と似た意味を持つby・near・besideの
違いと使い方について解説しています。