road・street・way・path・avenueの違い!英語で道の使い分け

road・street・way・path・avenueの違い

脳に関連した情報をセットで
入力すると記憶しやすい
ので、

ここでは「道」「道路」「通り」と
似た意味を持つway・path・road・
street・avenueの違いと使い分け方

について例文を用いて解説します。

roadとstreetの違い

roadには地点と地点を結ぶ
「道」という意味があり、

一般的に車が通る道という
意味で用いられます。

そして、通常、roadは標識がある
きちんと舗装されている道を表し、
日本語だと「道路」にあたります。

 

roadに対し、streetは両脇に建物が
並んでいる「道」を表します。

車の通れる道の場合もありますが、
どちらかというと建物が並んでいて
人通りのある「通り」を表します。

roadとstreetの違い

 

例えば、a main streetと言うと
人通りが多い「本通り」となり、

a main roadと言うと車の交通量が多い
「本道」という感じになります。

 

roadとstreetの発音は、
それぞれ以下になります。

・road

・street

 

それでは、以下に例文を用いて
roadとstreetの違いと使い方について
詳しくみていきます。

 

roadの例文と使い方

以下はroadを用いた例文ですが、

The speed limit of the road is 50 kilometers per hour.
「その道路の制限速度は、時速50キロです。」

roadは車の通る道を表すので
道路の時速制限と言う場合は
通常roadを用います。

 

このように、一般的にroadは標識がある
きちんと舗装されている道を表します。

roadの例文と使い方

 

そして、roadに形容詞を付けて、
以下のように色々な道路を表す
言葉があります。

a private road「私道」

a national road「国道」

a toll road「有料道路」

 

a smooth road「平坦な道」

a straight road「一本道」

a wide road「幅が広い道」

 

a side road「わき道」

a branch road「分かれ道」

a country road「田舎道」

a tree‐lined road「並木道」

 

a foul road「泥道」

a steep road「険しい道」

a rough road「でこぼこ道」

a bumpy road「がたごと道」

 

streetの例文と使い方

以下はstreetを用いた例文ですが、

The shop is along the street.
「そのお店は、その通り(沿い)にあります。」

streetはお店などの建物が並んでいて
人通りのある道(通り)を表します。

streetの例文と使い方

 

そして、streetに形容詞を付けて、
以下のように色々な通りを表す
言葉があります。

a back street「裏通り」

a busy street「繁華街」

a broad street「広い道」

a narrow street「幅の狭い道」

 

wayとroad・streetの違い

wayにも「道」や「道路」
という意味がありますが、

roadとstreetより抽象的で、

wayは道や道路そのものより
「道のり」や「道筋」という
意味で用いられます。

 

wayの発音は、以下になります。

 

wayの例文と使い方

以下はwayを用いた例文ですが、

Can you tell me the way to the station?
「(私に)駅へ行く道を教えてくれませんか。」

roadの「道路」やstreetの
「道」という意味と異なり、

wayは「道筋」「道順」という
意味で用いられています。

wayの例文と使い方

 

また、wayは以下のように
複合語で道路という意味になり、

highway「幹線道路」

express way「高速道路」

他にも距離・方法・方向といった
色々な意味で用いられます。

 

wayには「方法」の意味がある

wayは道筋や道順を表すことから、
以下のように「方法」や「やり方」
という意味も持っています。

Can you tell me the way to solve the problem?
「その問題の解決方法を教えてくれませんか。」

 

このto solveは不定詞の副詞的用法で
「解決するための」という意味になり、

the way to solve the problemの直訳は
「その問題を解決するための方法」
となりますが、ここではより簡潔に
「その問題の解決方法」としました。

 

以下では、「方法」という意味を持つ、
way・method・manner・procedureの
違いと使い方について解説しています。

 

way・road・street以外の道

この他、道に関連する英単語には
以下のようなものがあります。

 

laneとpathは細道・小道

laneとpathは、「細道」や「小道」 
という意味で用いられます。

laneとpathの意味

 

laneとpathの発音は、
それぞれ以下になります

・lane

・path

 

以下はpathを用いた例文ですが、

The path leads to his house.
「その小道は、彼の家に続いています。」

以下のようにpathをlaneに置き換えても
同じような意味になります。

The lane leads to his house.

 

avenueとboulevardは大通り

avenue(Ave.)とboulevard(Blvd.)は、
「大通り」 という意味で用いられます。

 

avenueとboulevardの発音は、
それぞれ以下になります。

・avenue

・boulevard

 

以下はavenueを用いた例文ですが、

The shop is along Fifth Avenue.
「そのお店は、5番通り沿いにあります。」

avenueやboulevardは「~通り」と
通りの名前によく用いられます。

 

driveは車道でsidewalkは歩道

drive (Dr.)は「車道」、
sidewalkは「側道」「歩道」
という意味で用いられます。

driveとsidewalkの意味

 

driveとsidewalkの発音は、
それぞれ以下になります。

・drive

・sidewalk

 

効率の良い英単語の覚え方

ここでは、似た意味を持っている
way・path・road・street・avenueの
違いと使い分け方を解説しましたが、

脳は関連した情報を一緒に覚えると
記憶しやすいことが分かっているので、

類義語をまとめて覚えると効率よく
英単語を記憶することができます。

 

以下では、脳の特性に沿って効率よく
英単語を覚える方法を解説しています。

e-book 無料プレゼント