convenienceとconvenientの意味の違い!例文と使い方
B!
convenienceとconvenientは
似ていますが、以下のように
品詞と意味が違います。
- convenience(名詞):「便利(さ)」「利便性」
- convenient(形容詞):「便利な」「都合の良い」
脳は関連した複数の情報をセットで
インプットすると記憶しやすいので、
ここでは似た意味を持っている
convenienceとconvenientの違いと
使い方について例文を用いて解説します。
目次
convenienceとconvenientの違い
convenienceは名詞で、
「便利(さ)」「利便性」
という意味です。
「便利」「利便性」という意味では、
convenienceは不可算名詞(数えら
れない名詞)になります。
convenienceは「便利なもの」という
意味で、加算名詞(数えられる名詞)
としても用いられます。
そして、convenientは形容詞で、
「便利な」「使いやすい」「都合の良い」
という意味を持っています。
convenienceとconvenientの発音は、
それぞれ以下になります。
・convenient
・convenience
convenienceとconvenientの使い方
convenienceとconvenient
の違いを理解するには、
どのように使われるかを
見てみることが重要です。
そこで、ここでは例文を用いて
convenienceとconvenientの違いと
使い方を見ていきます。
convenientの例文と使い方
形容詞のconvenientは
名詞を修飾したり、
文中で主語とイコールになる
補語になります。
convenientが名詞を修飾する場合と
補語になる場合について、それぞれ
例文を用いて解説します。
・convenientが名詞を修飾する場合
以下はconvenientを用いた例文ですが、
I want to live in a convenient location.
「私は、便利な場所に住みたい。」
「便利な」→「場所」というように
形容詞のconvenientは名詞のlocation
を修飾しています。
・convenientが文中で補語になる場合
以下はconvenientを用いた例文ですが、
Living near a supermarket is convenient.
「スーパーの近くに住むことは、便利です。」
Living near a supermarket = convenient
「スーパーの近くに住むこと」=「便利」
という関係が成り立っていて、
主語のLiving near a supermarketを説明
しているconvenientは補語です。
主語とイコールになる補語については、
以下で詳しく解説しています。
以下の例文でも、convenientは
補語として用いられいます。
Having a dishwasher at home is very convenient.
「家に食器洗い機があると、とても便利です。」
Having a dishwasher at home = very convenient.
「家に食器洗い機を持つこと」=「とても便利な」
という関係が成り立っていて、
この英文のconvenientは補語になっています。
convenienceの例文と使い方
名詞のconvenienceは、文中で
主語、補語、目的語になります。
主語、補語、目的語になる場合について、
それぞれ例文を用いて以下に解説します。
・convenienceが主語になる場合
以下はconvenienceを用いた例文ですが、
The convenience of that house is great.
「その家の利便性は、すばらしい。」
この英文でconvenienceは「利便性“は”」
と主語として用いられています。
convenienceは特定の環境が使いやすい、
手軽で効率的であることを表します。
・convenienceが補語になる場合
以下はconvenienceを用いた例文ですが、
What is important to me is convenience.
「私にとって重要なことは、便利さです。」
What is important to me = convenience
「私にとって重要なこと」=「便利さ」
という関係が成り立っていて、
主語のWhat is important to meを説明
しているconvenienceは補語です。
・convenienceが目的語になる場合
以下はconvenienceを用いた例文ですが、
We discussed the convenience of the station.
「私達は、その駅の利便性について議論した。」
convenienceは“何を”議論したかを表し、
動詞discussedの目的語になっています。
・加算名詞conveniencesの使い方
以下の例文のように、
There are many conveniences in today’s society.
「現代社会には、便利なものがたくさんある。」
「便利なもの」という意味では
加算名詞(数えられる名詞)で
複数形になります。
「コンビニ」はconvenience store
形容詞が名詞を修飾するんだから、
「コンビニ」はconvenient store
と思うかもしれません。
確かに、convenient storeは
形容詞のconvenientは名詞のstore
を修飾していて正しいのですが、
「コンビニ」ではなく「便利なお店」
という意味になります。
convenience storeで、「コンビニ」
「コンビニエンスストア」という
意味になります。
convenienceとconvenientのまとめ
convenience「便利(さ)」や
「利便性」という意味の名詞で、
convenientは「便利な」という
意味の形容詞です。
そして、convenienceは「便利なもの」
という意味では数えられる名詞になり、
conveniencesと複数形になります。
脳は複数の関連した情報を一緒に
インプットすると覚えやすいので、
似た意味を持つ英単語をセット
にして例文を用いて覚えることは
おすすめの覚え方です。
以下では、「便利な」と似た意味の
usefulとconvenientの違いと使い方
について解説しています。