before・formerly・previouslyの違い!英語で「以前」の使い方
B!
英語で「以前」という意味の
before・formerly・previouslyは、
それぞれ使い方が違います。
脳に関連した情報をセットで
入力すると記憶しやすいので、
ここでは似た意味を持っている
before・formerly・previously
の違いと使い方について例文を
用いて解説します。
目次
beforeとformerlyの違い
beforeは「今までに」
という意味での「以前に」、
formerlyは「昔は」「かつては」
という意味での「以前は」という
意味で用いられます。
それでは、以下に例文を用いて
beforeとformerlyの違いと使い方
についてみていきます。
beforeの例文と使い方
以下はbeforeを用いた例文ですが、
We’ve met before.
「私達は以前、会ったことがある。」
私達は今までに会ったことがある
ということを表しています。
このように、beforeの「以前」は
今までにという意味を表します。
よって、「以前に」という意味の
beforeは現在完了形の継続の文で
よく用いられます。
I’ve never seen the movie before.
「私は以前、その映画を観たことがない。」
formerlyの例文と使い方
以下はformerlyを用いた例文ですが、
He was formerly a doctor.
「彼は以前、医者でした。」
彼が「昔は(かつては)」医者だった
ということを表しています。
be動詞の過去形+formerly ~ で、
「以前(昔)は~だった」という
意味になります。
また、以下の例文のように、
She was formerly known as a singer.
「彼女は昔、歌手として知られていた。」
be動詞 formerly known as ~ で
「以前(昔)は~として知られていた」
という意味になります。
formerlyとpreviouslyの違い
formerlyは「昔は」「以前は」
「かつては」という意味で、
単に昔は~だったという場合に
用いられます。
formerlyに対し、previouslyは
previousが「1つ前の」という
意味を持っていることから、
“今”や“過去のある時点”より「前に」
「以前に」という意味になります。
formerlyとpreviouslyの発音は、
それぞれ以下になります。
・formerly
・previously
それでは、以下に例文を用いて
formerlyとの違いと合わせてpreviously
の使い方についてみていきます。
previouslyの例文と使い方
単に「昔~だった」と言う場合は、
以下のようにformerlyを用います。
He was formerly a doctor.
「彼は以前、医者でした。」
そして、「それ以前に~だった」と
ある時点より前にと言いたい場合に、
以下のようにpreviouslyを用います。
Previously, He was a school teacher.
「その前、彼は学校の先生でした。」
このように、formerlyは単に「以前」、
previouslyは“今”や“過去のある時点”より
「前に」「以前に」という意味です。
以下では、「前の」と似た意味を持つ
prior・before・former・previousの違いと
使い方について解説しています。
効率の良い英単語の覚え方
ここでは、似た意味を持っている
before・formerly・previouslyの違い
と使い方について解説しましたが、
脳は関連した情報を一緒に覚えると
記憶しやすいことが分かっているので、
類義語をまとめて覚えると効率よく
英単語を記憶することができます。
以下では、脳の特性に沿って効率よく
英単語を覚える方法を解説しています。