end・last・finalの違い!英語で最後の・終わりの使い分け

end・last・finalの違いと使い方

英語で「最後の」「終わり」と似た
意味を持っているend・last・finalは、
以下のような違いがあります。

  • end:時間的に「終わり」
  • last:時間や順序が「最後の」
  • final:本当に「最後の」「最終的な」

 

脳に関連した情報をセットで
入力すると記憶しやすい
ので、

ここでは似た意味を持っている
end・last・finalの違いと使い方
について例文を用いて解説します。

end・last・finalの違い

end・last・finalは3つ共、
「最後の」「終わり」という
意味を持つ英単語ですが、

以下のようなニュアンスの違い
があります。

end・last・finalの違い

 

endは「終わり」という意味の
名詞として用いられることが多く、

時間的に何かが終了する場合、
場所や物事が終わりに近づいている
場合に用いられます。

 

endは、終わりが近くなっている、
終わりのほうというニュアンスを
表すこともあります。

 

lastは、時間や順序が「最後の」
という意味です。

 

また、lastには「前回の」や
「前の」という意味もあり、

時間的に何かが繰り返される場合に
用いられることも多いです。

 

例えばthe last train「最終電車」は、

時間的にその日の最後の電車でかつ
翌日も繰り返し走るのでlast trainと
lastが用いられます。

 

finalは「最終的な」という意味を持ち、
本当の最後を表します。

 

そして、何かが最後に残るもの、
結論としてのもの、最終決定などを表す
ために用いられます。

例えば、final decisionで「最終決定」
という意味になります。

 

end・last・finalの発音は、
それぞれ以下になります。

・end

・last

・final

 

それでは、以下に例文を用いて
end・last・finalの違いと使い方
について詳しく解説します。

 

end・last・finalの使い方

以下はendを用いた例文ですが、

I can see the end of the road up ahead.
「前方に、道の終わりが見えます。」

endは「終わり」という意味の名詞で、
完全な終わりというより終わりのほう
というニュアンスになります。

 

そして、以下の例文のように、

The movie ended at midnight.
「その映画は、深夜に終わった。」

endには「終わる」という動詞
としての意味もあります。

 

英語で「終わる」という意味を持つ、
end・finish・be overの違いについては
以下で詳しく解説しています。

 

以下はlastを用いた例文ですが、

I saw her last night.
「私は、昨晩彼女に会った。」

lastには「前の」という意味もあり、
この場合「前の夜」という直訳から
「昨晩」という意味になります。

 

また、今日からみて「最後の夜」で
「昨晩」と考えることもできます。

 

以下の例文のように、

I won the race last year.
「私は、去年のレースで勝った。」

last yearは「前の年」という直訳から
「去年」という意味になります。

 

lastには「続く」という意味もありますが、
続くと似た意味を持つast・keep・continueの
違いについては以下で詳しく解説しています。

 

以下はfinalを用いた例文ですが、

I have one final question to ask.
「最後に聞きたい質問が一つあります。」

finalは本当に最後という意味なので、

final questionで本当に最後の質問で
これ以上聞きたいことはないという
ニュアンスになります。

 

また、以下の例文のように

The final decision is up to you.
「最終的な決定はあなた次第です。」

final decisionは本当に最後の決定で、
この決定は覆らないことを表します。

 

このように、end・last・finalの
3つは似た意味を持っていますが、

微妙なニュアンスの違いがあるので
正確な意味を伝えるためには適切な
英単語を選ぶことが大切です。

 

以下では、「ついに」「やっと」と
似た意味を持つat lastとfinallyの違い
について例文を用いて解説しています。

 

end・last・finalのまとめ

英語で「最後の」「終わり」と
似た意味を持つend・last・finalは、

それぞれ異なるニュアンスを持つので
正しい英単語を選ぶことでより適切な
メッセージを伝えられます。

 

そこで、ここではend・last・finalの
違いと使い方について解説しましたが、

脳は関連した情報を一緒に覚えると
記憶しやすいことが分かっているので、

類義語をまとめて覚えると効率よく
英単語を記憶することができます。

 

以下では、脳の特性に沿って効率よく
英単語を覚える方法を解説しています。

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