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halt・stop・ceaseの違い!英語で止める&停止するの使い方

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英語で「止める」「停止する」という
意味を持つhalt・stop・ceaseには、
以下のような違いがあります。

stop

動作や活動を「止める」
「停止する」という意味で
一般的に広く用いられる

halt

stopよりフォーマルな状況や
動作や活動を“急に”「止める」
「停止する」場合に用いる

cease

stopより硬いニュアンスで
動作や活動を「停止する」、
公式文書でよく用いられる

 

脳に複数の関連した情報をセットで
インプットすると記憶しやすい
ので、

ここでは似た意味を持っている
halt・stop・ceaseの違いと使い方
について例文を用いて解説します。

halt・stop・ceaseの違い

stopは、進行中の行動や活動を
「止める」「停止する」という
意味で一般的に使われます。

 

haltも進行中の行動や活動を
「止める」ことを表しますが、

stopよりフォーマルで「停止する」
という意味でよく用いられます。

 

また、haltは「唐突に停止する」
「急に止まる」という意味でも
用いられます。

 

ceaseも行動や活動を「止める」
「停止する」という意味ですが、

文語的なフォーマルなニュアンスで
一般的に公式文書で用いられます。

 

なので、ceaseは日常生活の中で
あまり見かけないと思います。

 

halt・stop・ceaseの発音は、
それぞれ以下になります。

・halt

・stop

・cease

 

halt・stop・ceaseの使い方

ここからは、例文を用いて
halt・stop・ceaseの違いと
使い方について解説します。

 

haltの例文と使い方

以下はhaltを用いた例文ですが、

The road was halted because of the typhoon.
「台風のため、その道路は通行止めになった。」

台風のような自然災害が起きて、
突然道路が通行止めになったこと
を表しています。

 

道路は「通行止めにされた」ので、
be haltedと受動態の形を用います。

haltはフォーマルなニュアンスで、
この例文のような公式な情報提供
の文章などで用いられます。

 

以下もhaltを用いた例文ですが、

She halted at the entrance of the building.
「彼女は、その建物の入り口で急に立ち止まった。」

haltは“急に”止まることを表す
場合にも用いられます。

 

以下のように、haltの代わりに
stopを用いることもできますが、

She stopped at the entrance of the building.
「彼女は、その建物の入り口で立ち止まった。」

stopを用いると”唐突に”という
ニュアンスはなくなります。

 

stopを用いて「急に」と言いたい時は、
以下のようにsuddenlyを付けます。

Suddenly, she stopped at the entrance of the building.
「突然、彼女はその建物の入り口で立ち止まった。」

 

また、以下の例文のように、

Halt!「止まれ!」

haltは急に停止するという意味から
軍隊などで「止まれ」という場合に
用いられます。

 

stopの例文と使い方

以下はstopを用いた例文ですが、

He stopped smoking.
「彼は、煙草を吸うことを止めた。」

煙草を吸うという活動を止めた
ということを表しています。

 

stopの後ろに動名詞がくると、
「~することを止める」という
意味になります。

 

そして、以下の例文のように、

He stopped to smoke.
「彼は、煙草を吸うために立ち止まった。」

stopの後ろに不定詞がくると
「~するために立ち止まる」という
意味になるので注意しましょう。

 

以下の例文のように、

The car stopped at the red light.
「その車は、赤信号で止まった。」

stopは「止まる」「停止する」
という意味の自動詞としても
用いられます。

 

※自動詞とは、動詞の後ろに置かれ
「~を」と動作の目的を表す目的語
をとらない動詞です。

 

以下の例文のように、

The car halted at the red light.
「その車は、赤信号で停止した。」

haltも自動詞として用いられますが、
stopよりフォーマルな状況で用いられ
「停止する」という感じになります。

 

ceaseの例文と使い方

以下はceaseを用いた例文ですが、

The company ceased operations.
「その会社は、業務を(完全に)停止した。」

ceaseはフォーマルなニュアンスかつ、
完全に停止したという意味を表します。

 

このceaseを用いた例文は、
以下のようにstopに置き換える
ことができます。

The company stopped operations.
「その会社は、業務を停止した。」

 

ただ、ceaseを用いるとstopより
フォーマルで文語的になります。

ceaseは公式文書で用いられることが多く、
日常会話ではstopが用いられます。

 

そして、以下の例文のように、

The factory ceased the production of the product.
「その工場は、その製品の生産を中止した。」

ceaseは「中止する」という意味で
用いられることもあります。

 

halt・stop・ceaseのまとめ

stopは「止める」「停止する」という
意味で、最も一般的に使用されます。

haltは、特に緊急性のある状況や、
公式な文脈、または軍事的な文脈で
使用されることが多い英単語です。

 

ceaseは主に書き言葉や公式な文脈で
使用され、何かを完全に終わらせる、
または永久に停止することを表します。

戦闘の終結や活動の完全な停止など、
ceaseは長期間にわたるものを表す時に
よく使用されます。

 

ここでは、halt・stop・ceaseの違い
と使い方について解説しましたが、

脳は関連した情報を一緒に覚えると
記憶しやすいことが分かっているので、

類義語をまとめて覚えると効率よく
英単語を記憶することができます。

 

以下では、「やめる」「諦める」と似た
意味を持つquit・stop・give upの違い
と使い方について解説しています。

 

以下では、「立ち寄る」と似た意味を持つ
drop in・drop by・stop in・stop byの違い
と使い方について解説しています。