risky・unsafe・dangerous・perilousの違い!危険なを英語で
英語で「危険な」を表すrisky・
unsafe・dangerous・perilousは、
以下のような違いがあります。
・risky
何かをする時リスクが伴い「危険な」
・unsafe
安全でないという意味での「危険な」
・dangerous
場所や状況、行動などが「危険な」と、
一般的に幅広く用いられる
・perilous
非常に大きな危険が迫って「危険な」
脳に関連した情報をセットで
入力すると記憶しやすいので、
ここでは似た意味を持っている
risky・unsafe・dangerous・perilous
の違いと使い方について例文を
用いて解説します。
目次
risky・unsafe・dangerousの違い
riskyは、risk「危険」「リスク」
という言葉が元になっているので、
何かを行う時に生じるリスクから
「危険な」という意味があります。
そして、riskyには「冒険的な」
という意味もあります。
unsafeは、「安全な」という意味の
safeに逆を表すunを付けた英単語で、
“安全でない”というニュアンスでの
「危険な」という意味になります。
dangerousは「危険な」という意味で
一般的に広く用いられる英単語ですが、
「危ない」という意味があることから
“人に危害を加える可能性がある危険な”、
「物騒な」という意味があることから
“悪い結果が起こる可能性がある危険な”
という意味があります。
risky・unsafe・dangerousの発音は、
それぞれ以下になります。
・risky
・unsafe
・dangerous
それでは、以下に例文を用いて
riskyとunsafeの違いと使い方
について詳しくみていきます。
riskyの例文と使い方
以下はriskyを用いた例文ですが、
The new business is risky.
「その新ビジネスは、危険です。」
その新しいビジネスを始めることは
リスクがあることを表します。
以下のriskyを用いた例文は、
The journey to South America is risky.
「その南米への旅行は、冒険的です。」
話している会話の内容によっては
「その南米への旅行は、危険です。」
という意味にもなります。
unsafeの例文と使い方
以下はunsafeを用いた例文ですが、
South Africa is unsafe.
「南アフリカは、危険です。」
南アフリカは治安が悪い国であり
安全ではないという意味から危険な
国であることを表しています。
治安の悪い南アフリカに行くと
犯罪に巻き込まれるリスクがあり、
「危険な」ことを表したい場合は
以下のようにriskyを用います。
Going to South Africa is risky.
「南アフリカへ行くことは、危険です。」
この例文は仮主語のitを用いて、
以下のように言うこともできます。
It’s risky to Go to South Africa.
仮主語について解説が必要な場合は、
以下のページをご覧下さい。
以下では、riskyとunsafeとの違いと
合わせてdangerousの使い方について
解説します。
dangerousの例文と使い方
以下はdangerousを用いた例文ですが、
It’s dangerous for children to use knives.
「子供がナイフを使うのは、危険です。」
子供がナイフを使うと怪我をする
可能性があり「危ない」ことから
「危険な」ことを表しています。
以下のdangerousを用いた例文は、
Playing near the river is dangerous.
「その川の近くで遊ぶのは、危険です。」
その川は深かったり流れが速いため
近くで遊ぶと事故に合う可能性があり、
悪い結果が起こる可能性があることから
「危険な」ことを表しています。
これらの例文は「安全でない」
と捉えることもできるので、
以下のようにdangerousの代わりに
unsafeを用いることもできます。
It’s unsafe for children to use knives.
Playing near the river is unsafe.
しかし、以下のようにdangerousを
riskyに置き換えると「リスクがある」
という意味になり少し不自然です。
△It’s risky for children to use knives.
△Playing near the river is risky.
もちろん、リスクがあるという
ニュアンスを伝えたい場合には、
riskyを用いて問題ありませんが
通常、unsafeのほうが自然です。
例えば、川の反対側へ行く時に
流れの速い川を歩いて渡るのは
リスクがあることを表す場合は、
以下のようにriskyが使えます。
Crossing the river on foot is risky.
「その川を歩いて渡るのは、危険です。」
この文は、歩いて川を渡ると溺れる
リスクがあるということを表します。
安全でないということを表すなら、
unsafeを用いることできます。
Crossing the river on foot is unsafe.
perilous・risky・dangerousの違い
perilousは、「とても危険な」と、
差し迫った大きな危険を表す時に
用いられます。
そして、これまでに解説した
risky・unsafe・dangerousより
フォーマルな感じになります。
perilousの発音は、以下になります。
それでは、以下に例文を用いて
dangerousとの違いと合わせて
perilousの使い方をみていきます。
perilousの例文と使い方
以下はperilousを用いた例文ですが、
That child was kidnapped,
and the situation is perilous.
「その子供は誘拐され、
状況は危険(危険な状況)です。」
誘拐された子供が差し迫って
大きな危険にさらされている
ことを表しています。
ただ、perilousはフォーマルな
シチュエーションで用いられ、
一般的にはdangerousを用いて
以下のように言うことができます。
That child was kidnapped,
and the situation is very dangerous.
「その子供は誘拐され、
その状況はとても危険です。」
または、以下のように
be in dangerが用いられます。
That child was kidnapped
and (he) is in danger.
「その子供は誘拐され、
危険な状況にある(危険です)。」
以下のperilousを用いた例文は、
The financial condition of a company is perilous.
「その会社の財政状況は、危機的です。」
その会社が倒産寸前であるくらい
財政面で危険な状態にあることを
表しています。
倒産のリスクがあるという意味で
「危険な状態にある」とい場合は、
以下のようにat riskを用います。
The financial condition of a company is at risk.
「その会社の財政状況は、
危険な状態にある(危険です)。」
効率の良い英単語の覚え方
ここでは、似た意味を持っている
risky・unsafe・dangerous・perilousの
違いと使い方について解説しましたが、
脳は関連した情報を一緒に覚えると
記憶しやすいことが分かっているので、
類義語をまとめて覚えると効率よく
英単語を記憶することができます。
以下では、脳の特性に沿って効率よく
英単語を覚える方法を解説しています。