wise・smart・clever・intelligentの違い!英語で賢いの使い分け
B!
英語で「賢い」という意味を持つ
wise・smart・clever・intelligentは、
以下のような違いがあります。
- wise:思慮深く分別があり「賢い」
- smart:賢明で頭がよくて「賢い」
- clever:頭の回転が速くて「賢い」
- intelligent:知性や理解力がある「賢い」
脳に関連した情報をセットで
入力すると記憶しやすいので、
以下では似た意味を持っている
wise・smart・clever・intelligentの
違いと使い方について例文を用いて
さらに詳しく解説しています。
目次
wise・smart・cleverの違い
wise・smart・cleverは「賢い」
という意味を持っていますが、
表すニュアンスは異なります。
wiseは、勉強ができるというより
経験があって思慮深い、(行動が)
分別のあるという賢さを表します。
そして、smartは頭がいいという
意味での賢さを表す時に用いられ、
一般的に、口語で「賢い」という
意味で幅広く用いられます。
smartは、「気の利いた」や
「手際がいい」という意味で
用いられることもあります。
「気の利いた」「手際がいい」
という賢さを表すsmartに対し、
cleverは頭の回転が早いという
意味で「賢い」ことを表します。
cleverは、アメリカ英語で
「ずる賢い」という意味で
用いられることもあります。
これに対し、イギリス英語では、
smartとcleverは「賢い」という
意味で同じように用いられます。
wise・smart・cleverの発音は、
それぞれ以下になります。
・wise
・smart
・clever
それでは、以下に例文を用いて
wise・smart・cleverの違いと使い方
について詳しくみていきます。
wiseの例文と使い方
以下はwiseを用いた例文ですが、
Our judgment was wise.
「私達の判断は、賢明だった。」
私達が思慮深く、賢い判断をした
ということを表しています。
そして、以下の例文のように、
It was wise of her to do that.
「彼女がそれをしたのは、分別があった。」
行動が分別があるという場合も
wiseが用いられます。
It was … of 人 to do(不定詞)~ で、
「人が~をするのは…」という意味です。
また、以下はwiseを用いたことわざですが、
wiseは経験により蓄積される賢さを表します。
By others’ faults wise men correct their own.
「人の振り見て我が振り直せ。」
smartの例文と使い方
以下はsmartを用いた例文ですが、
He is so smart.
「彼は、すごく頭がいい。」
smartは頭がいいという意味での
賢いということを表します。
そして、He is smart.で、
「彼は、気が利く。」や
「彼は、手際がいい。」など、
smartは賢いという意味を表す時、
口語で幅広く用いられます。
cleverの例文と使い方
以下はcleverを用いた例文ですが、
He is clever.
「彼は、頭の回転が早い。」
頭の回転が早いという意味での賢さ
を表す時にはcleverが用いられます。
そして、以下の例文のように、
He is clever.
「彼は、ずる賢い。」
アメリカ英語でcleverは「ずる賢い」
という意味になることもあります。
これに対し、イギリス英語では、
cleverはsmartと同じように「賢い」
という意味で用いられます。
例えば、頭がいいという意味での賢い、
「気が利く」や「手際がいい」という
意味を表す時はsmartが用いられますが、
He is smart.「彼は、頭がいい。」
イギリス英語では、以下のように
cleverを用いることもあります。
He is clever.「彼は、頭がいい。」
また、以下の例文のように、
She is clever at giving a presentation.
「彼女は、プレゼンをするのが上手い。」
cleverはbe clever at 動詞のing形で
「~するのが上手い」という意味
になります。
smartとintelligentの違い
intelligentは、「理解力がある」、
「知性がある」という意味での
賢さを表します。
intelligentも頭がいいという
意味での賢さを表しますが、
intelligentは「知性がある」と
smartの頭がいいという意味より
さらに品のある感じになります。
intelligentの発音は、以下になります。
それでは、以下に例文を用いて
smartとの違いと合わせてintelligent
の使い方をみていきます。
intelligentの例文と使い方
以下はintelligentを用いた例文ですが、
The girl is intelligent.
「その少女は、理解力がある。」
理解力がある、知性があるという意味の
賢さを表す場合はintelligentを用います。
「手際がいい」という賢さや
単に「頭がいい」という場合は、
以下のようにsmartを用います。
The girl is smart.
「その少女は、頭がいい。」
日常生活の中で「頭がいい」と言う場合は
smartがよく用いられ、intelligentを用いると
知性があると品のある感じになります。
そして、smartとintelligentに対し、
wiseは思慮深く分別がある賢者のような
賢さを表します。
効率の良い英単語の覚え方
ここでは、似た意味を持っている
wise・smart・clever・intelligentの
違いと使い分け方を解説しましたが、
脳は関連した情報を一緒に覚えると
記憶しやすいことが分かっているので、
類義語をまとめて覚えると効率よく
英単語を記憶することができます。
以下では、脳の特性に沿って効率よく
英単語を覚える方法を解説しています。