andとthenの違いと使い方!カンマを置く場合を例文付きで解説
B!
andは「そして」、
thenは「それから」と
意味が似ていますが、
andは接続詞、thenは副詞で
使い方が異なります。
andとthenを組み合わせたand thenの
直訳は「そして、それから」ですが、
「それから」という意味で用いられ
ることが多いです。
脳に複数の関連した情報をセットで
インプットすると記憶しやすいので、
そこで、ここでは似た意味を持つ
andとthenの違いと使い方について
例文を用いて解説します。
目次
andとthenの違いとは?
andは「そして」という意味の接続詞で、
文と文を繋ぐ役割をします。
thenは「それから」という意味の副詞で、
動詞や文全体を修飾する役割をします。
そして、andは前後の文が同等の関係、
thenは前後の文が時系列で繋がっている
というニュアンスになります。
thenは、「その時」という意味で文末に
置いて用いられることもあります。
and thenは、「そして、それから」、
「それから」という意味で文頭に
置いて用いられます。
そして、and thenとandがカンマ「,」に
なった, thenは同じように使われます。
これについては、次の使い方のパートで
例文を用いて解説します。
and・then・and thenの発音は、
それぞれ以下になります。
・and
・then
・and then
and・thenとカンマの使い方
ここからは、以下に例文を用いて
and・thenとカンマの使い方について
詳しくみていきます。
andの例文と使い方
以下はandを用いた例文ですが、
I went to school, and my father went to work.
「私は学校へ行った。
そして、父は仕事へ行った。」
このandはI went to schoolと
my father went to workという
2つの文を繋いでいます。
そして、andで繋いだ場合は、
前後の2つの文I went to schoolと
my father went to workの関係が
同等になります。
日本語だと「私は学校へ行った。
そして、父は仕事へ行った。」というので、
I went to school.
And my father went to work.
というようにAndを文頭で用いがちですが
andを文頭で用いることはできません。
最初の例文のようにandの前後の
2つの文が共に完全な文の場合は、
andの前にカンマ「,」を置きます。
カンマを置くのは英文を書く時のみで、
話す時は気にする必要はありません。
以下の例文のように、
andの後ろが完全な文でない場合は、
I went to school and studied all day.
「私は学校へ行き、1日中勉強した。」
andの前にカンマ「,」を入れる
必要はありません。
この文は、I went to schoolと
I studied all dayという文をandで
繋いで以下のようになりますが、
I went to school and I studied all day.
andの前の文と後ろの文の主語が
全く同じ場合はカンマは不要です。
そして、andの後ろのIは繰り返しのため、
一般的に省略されて以下になります。
I went to school and studied all day.
thenとand thenの例文と使い方
以下はthenを用いた例文ですが、
I went to school, then I studied all day.
= I went to school and studied all day.
「私は学校へ行った。
それから、1日中勉強した。」
andを用いる時はカンマが不要ですが
thenを用いる時はカンマが必要です。
thenは接続詞ではなく副詞のため、
もともと以下のようにthenの前に
接続詞のandが置かれています。
I went to school and then I studied all day.
「私は、学校へ行った。
そして、それから1日中勉強した。」
この英文でandの代わりにカンマを置き、
以下のようになります。
I went to school, then I studied all day.
= I went to school and then studied all day.
そして、thenを用いると
前後の文I went to schoolと
I studied all dayの関係は、
I went to schoolが起きてから
I studied all dayが起きたというように
時系列で繋がっていることを表します。
以下もthenを用いた例文ですが、
He visited there then.
「彼は、その時そこを訪れた。」
thenは「その時」→「訪れた」と
動詞のvisitedを修飾しています。
このように、thenは文末に置かれ、
いつ→その動作をしたのかを表し
動詞を修飾することもあります。
andとthenの違いと使い方まとめ
ここでは、andとthenの違いと
使い方について解説しましたが、
脳は関連した情報を一緒に覚えると
記憶しやすいことが分かっているので、
類義語をまとめて覚えると効率よく
英単語を記憶することができます。
以下では、脳の特性に沿って効率よく
英単語を覚える方法を解説しています。