guard・defend・protect・preserveの違い!英語で守るの使い方
英語で「守る」と似た意味を持つ
guard・defend・protect・preserveは、
以下のような違いがあります。
・guard
安全のために危険から「守る」
・defend
敵などの攻撃から「守る」
・protect
危険や損害、病気などから「守る」
・preserve
保護するという意味での「守る」
脳に関連した情報をセットで
入力すると記憶しやすいので、
ここでは似た意味を持っている
guard・defend・protect・preserve
の違いと使い方について例文を用いて
以下に詳しく解説します。
目次
guardとdefendの違い
guardは、安全のために
犯罪などの危険から人や物を
「守る」という意味です。
そして,defendは敵などの
攻撃から人や物を「守る」
という意味で用いられます。
それでは、以下に例文を用いて
guardとdefendの違いと使い方
について詳しくみていきます。
guardの例文と使い方
以下はguardを用いた例文ですが、
Watchdogs guard our houses against thieves.
「番犬が、家を守っている。」
番犬が泥棒などの犯罪から私達の家を
守ってくれていることを表します。
このように、guardは安全維持のために
危険から守るという場合に用いられます。
日本語で「ガードマン」という言葉が
ありますが、guardはそんなイメージです。
ただ、英語で「ガードマン」はguardや
security guardになるので注意しましょう。
そして、「番犬」を表す英単語は、
watchdogとguard dogの2つがあり、
watchdogは不審者を見たら吠える
見張りのような役割をする番犬を表し、
guard dogは吠えるだけでなく
噛みついたりする番犬を表します。
guardの発音は、以下になります。
defendの例文と使い方
以下はdefendを用いた例文ですが、
Self-defence forces defend our country.
「自衛隊は、私達の国を守っている。」
自衛隊が外敵から国を守ってくれている
ということを表します。
サッカーなどのスポーツで
defense「ディフェンス」と言いますが、
以下のdefender「ディフェンダー」は
ゴールを守る役割をするポジションです。
Defenders defend the goal against opponents.
「ディフェンダーは、対戦相手からゴールを守る。」
このように、defendは敵や相手の攻撃
から守るという場合に用いられます。
defendの発音は、以下になります。
defendとprotectの違い
defendが敵などの攻撃から「守る」
という意味であるのに対して、
protectは危険や損害、病気などから
「守る」「保護する」という意味で、
幅広く用いられます。
それでは、以下に例文を用いて
defendとの違いと合わせてprotect
の使い方をみてみます。
protectの例文と使い方
以下はprotectを用いた例文ですが、
The cover will protect the book.
「そのカバーは、その本を守るだろう。」
カバーが、本が傷つかないように守る
役割をするということを表します。
この場合、本は攻撃されるわけではいので、
以下のようにdefendを用いると不自然です。
✖The cover will defend the book.
また、以下のprotectを用いた例文は、
The tall trees protect the town against tsunami.
「その高い木は、津波から町を守っている。」
津波による危険から町を守っている
ということを表します。
この場合、津波を自然からの攻撃と考えると、
以下のようにdefendを用いることもできます。
The tall trees defend the town against tsunami.
そして、protect … against[from] ~ で、
「~から…を守る」という意味になります。
We have to protect us from the virus.
「私達は、そのウィルスから身を守らなければならない。」
この場合も、ウィルスからの攻撃と考えると、
以下のようにdefendを用いることもできます。
We have to defend us from the virus.
protectの発音は、以下になります。
protectとpreserveの違い
protectは危険や損害、病気など
から「保護する」、純粋に「守る」
という意味で用いられるに対し、
preserveは純粋な守るというより、
「保存する」「維持する」という
意味から、人などを「保護する」
「守る」という意味があります。
それでは、以下に例文を用いて
protectとの違いと合わせてpreserve
の使い方をみていきます。
preserveの例文と使い方
以下はpreserveを用いた例文ですが、
We need to preserve world Heritages.
「私達は、世界遺産を守る必要がある。」
世界遺産をできるだけ良い状態に
維持する必要があることを表します。
そして、この場合は「保護する」や
純粋に世界遺産を「守る」という意味で、
以下のようにprotectを用いることもできます。
We need to protect world Heritages.
「私達は、世界遺産を守る必要がある。」
また、以下のpreserveを用いた例文は、
They preserve the animal from extinction.
「彼らは、その動物を絶滅から守っている。」
その動物が絶滅しないように保護して
守っていることを表します。
preserveの発音は、以下になります。
効率の良い英単語の覚え方
ここでは、似た意味を持っている
guard・defend・protect・preserveの
違いと使い方について解説しましたが、
脳は関連した情報を一緒に覚えると
記憶しやすいことが分かっているので、
類義語をまとめて覚えると効率よく
英単語を記憶することができます。
以下では、脳の特性に沿って効率よく
英単語を覚える方法を解説しています。