for・until・beforeの違いと使い方!前置詞の覚え方を解説

for・until・beforeの違い

イメージと合わせて覚えると、
英語の前置詞は意味と使い方を
早く覚えることができます。

 

そこで、ここでは図と例文を用いて
for・until・beforeの違いや使い方
について詳しく解説します。

for・until・beforeの違い

まずは、for・until・beforeの
意味の違いから解説します。

 

forは「~間」という意味で期間、
untillは「~まで」という意味で
継続を表します。

そして、beforeは「~の前に」
という意味で、ある時刻や出来事
より前にということを表します。

 

for・until・beforeの発音は、
それぞれ以下になります。

・for

・until

・before

 

それでは、以下に例文を用いて
for・until・beforeの使い方の違い
について解説します。

 

for・until・beforeの使い方

ここでは、for・until・beforeの使い方
について例文を用いて解説しますが、

イメージと合わせると記憶しやすいので、
以下の図を頭に入れてから解説を読むと
より早く使い方を覚えることができます。

for・until・beforeの使い方

forの例文と使い方

以下はforを用いた例文ですが、

She has been reading books for three hours.
「彼女は、3時間ずっと本を読んでいます。」

forは「~間」と継続期間を表し、
現在完了形の継続や現在完了進行形
の文でよく用いられます。

 

上の例文は現在完了進行形で、
以下は現在完了形の継続です。

I have lived in Tokyo for ten years.
「私は10年間、東京に住んでいます。」

 

以下の例文ように、過去形など
他の時制でも用いられます。

We stayed at the hotel for two days.
「私達は2日間、そのホテルに泊まりました。」

 

「2泊」と言う時は、以下のように
for two nightsを用います。

We stayed at the hotel for two nights.
「私達はそのホテルに2泊しました。」

 

untilの例文と使い方

以下はuntilを用いた例文ですが、

He will keep studying until 3 p.m.
「彼は、午後3時まで勉強し続けるだろう。」

午後3時まで勉強し続けるというように
untilは「~まで」と継続を表します。

 

tillもuntilと同じく「~まで」
という意味で用いられますが、

tillはカジュアルな場面で用いられ、
untilはフォーマルな場面で用いられる
ことが多いです。

 

以下では、「~までに」という意味のbyと
「~まで」という意味を持つtillとuntilの違い
について例文を用いて解説しています。

 

beforeの例文と使い方

以下はbeforeを用いた例文ですが、

I will finish the work before 3 p.m.
「私は、午後3時前にその仕事を終えるつもりです。」

午後3時“より前に”その仕事を終える
つもりであることを表します。

 

後ろに名詞が置かれる場合は、
beforeは前置詞になります。

 

以下の例文のように、

I will finish the work before my boss comes back to the office.
「上司がオフィスに戻ってくる前に、私はその仕事を終えるつもりです。」

後ろに文が置かれる場合は、
beforeは接続詞になります。

 

beforeは「~より前に」という意味で、
以下の例文は単純に午後3時より前に
仕事を終えるという感じになりますが、

I will finish the work before 3 p.m.

 

以下では、「~前」と似た意味を持つ、
agoとbeforeの違いについて例文を用いて
解説しています。

 

「~までに」終えなければならないと、
期日や締め切りを表す時は以下のように
前置詞byを用います。

I must finish the work by 3 p.m.
「私は、午後3時までにその仕事を終えなければならない。」

 

以下では、前置詞by・before・withinの違い
について例文を用いて解説しています。

 

効果的な前置詞の覚え方

記憶には、学習して覚える知識記憶と
経験して覚える経験記憶がありますが、

知識記憶と比べて経験記憶のほうが
圧倒的に早く覚えることができます。

 

そこで、学んだ知識は実際に使って
経験すると早く使えるようになるので、

for・until・beforeを使い英文を作って話す
練習をすることがお勧めの覚え方です。

 

以下で、効率よく英語を話せるようになる
脳の特性に沿った英文作成のコツについて
解説しています。

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