get・gain・obtain・acquire・procureの違い!英語で得るの使い方
英語で「得る」を表すget・
gain・obtain・acquire・procureは、
以下のような違いがあります。
・get
努力なしに何かを「得る」
・gain
努力して必要な物を「得る」
・obtain
フォーマルな表現で、
努力して欲しい物を「得る」
・acquire
時間をかけて知識や経験を「得る」
・procure
入手困難な物を「得る」「入手する」
脳に関連した情報をセットで
入力すると記憶しやすいので、
ここでは似た意味を持っている
get・gain・obtain・acquire・
procureの違いと使い方について
例文を用いて解説します。
目次
get・gain・obtainの違い
getは「得る」「手に入れる」
という意味で一般的に用いられ、
努力しないで何かを得る場合に
用いられることが多いです。
そして、gainは努力して必要な物を
「得る」という意味になります。
また、労働によって利益を「得る」、
信頼などを少しずつ「手に入れる」
という意味でも用いられます。
また、obtainは努力して欲しい物を
「得る」「手に入れる」という意味で
フォーマルなニュアンスになります。
それでは、以下に例文を用いた
get・gain・obtainの違いと使い方
について詳しくみていきます。
getの例文と使い方
以下はgetを用いた例文ですが、
I got a present from my friend.
「私は、友達からプレゼントを貰った。」
努力しないで得るという場合は
このようにgetを用います。
getの過去形と過去分詞は共にgotで、
それぞれ発音は以下になります。
getの過去分詞にgottenもありますが、
一般的にgotが用いられます。
そして、以下のgetを用いた例文は、
He got money.
「彼は、お金を得た。」
宝くじに当たったりして努力なしに
お金を得たということを表します。
これに対し、努力して得る場合は、
gainやobtainを用います。
以下では、「なる」という意味の
get・become・turn・go・comeの違い
と使い方について解説しています。
gainの例文と使い方
以下はgainを用いた例文ですが、
He worked hard and gained a profit .
「彼は一所懸命働いて、利益を得た。」
仕事(努力)をすることによって
利益を得たことを表します。
gainは一般的に努力して必要な物
を得るという意味で用いられますが、
以下のように単に増えるという場合
にも用いられることがあります。
gain weight「体重が増える」
gain wisdom「知恵を得る(知恵が増える)」
gain knowledge「知識を得る(知識が増える)」
よって、以下の例文のように、
少しずつ信頼を得るという場合は
gainを用います。
you can gain trust by continuing to make an effort.
「あなたは努力をし続けることによって、
信頼を得ることができる。」
by+動名詞(動詞のing形)で、
「~することによって」という
意味になります。
よって、by continuingの部分は
「続けることによって」という
意味になります。
そして、gainの過去形と
過去分詞は共にgainedで、
それぞれ発音は以下になります。
以下では、「利益」似た意味を持つ、
gain・profit・benefit・interestの違い
と使い方について解説しています。
obtainの例文と使い方
以下はobtainを用いた例文ですが、
I searched on the internet
and obtained the information.
「私はインターネットで調べて、
その情報を手に入れた。」
一生懸命インターネットで調べて
その情報を得たことを表します。
このように、obtainは努力して
何か欲しい物を手に入れる場合に
用いられます。
そして、obtainの過去形と
過去分詞は共にobtainedで、
それぞれ発音は以下になります。
また、以下の例文のように、
He worked for a long time
and obtained the money.
「彼は長い間働いて、
そのお金を手に入れた。」
働いて、努力してお金を得た
という場合もobtainを用います。
お金を「稼ぐ」という意味で、
以下のようにearnも用いられます。
He earned a lot of money.
「彼は、たくさんのお金を稼いだ。」
努力しないでお金を得る場合は、
以下のようにgetを用います。
He won the lottery and got a lot of money.
「彼は宝くじに当たって、多額のお金を得た。」
obtain・acquire・procureの違い
obtainは、物や学位、免許証など、
自分が欲しいと思っているものを
努力をして「得る」という意味です。
acquireは勉強などの努力をして、
時間をかけて知識や経験を「得る」
「習得する」という意味です。
acquireには、財産や権利を「得る」
「獲得する」という意味もあります。
procureは、入手困難な物を「得る」
「入手する」という意味です。
それでは、以下に例文を用いて
obtainとの違いもみながらacquireと
procureの使い方をみていきます。
acquireの例文と使い方
以下はacquireを用いた例文ですが、
Her hobby is to acquire foreign languages.
「彼女の趣味は、外国語を習得することです。」
外国語という知識を得るという場合は
このようにacquireを用います。
acquireは、時間をかけて知識や経験を
習得するというニュアンスになります。
欲しい物を努力して得るという意味で、
以下のようにobtainが用いられます。
I obtained a driver’s license.
「私は、運転免許証を取得した。」
また、以下の例文のように、
He acquired the land.
「彼は、その土地を得た。」
acquireは土地のような財産を得た
という場合にも用いられます。
そして、acquireの過去形と
過去分詞は共にacquiredで、
それぞれ発音は以下になります。
以下では、acquireと似た意味を持つ、
acquired・acquisition・acquirementの
意味と使い方について解説しています。
procureの例文と使い方
以下はprocureを用いた例文ですが、
I was able to procure the book.
「私は、その本を手に入れることができた。」
procureを用いると入手困難な本を
手に入れることができたという
ニュアンスになります。
以下のようにobtainを用いると、
I was able to obtain the book.
和訳は同じですが、努力して手に入れる
ことができたというニュアンスになります。
以下のようにgetを用いると、
I was able to get the book.
努力しないで手に入れることができた
というニュアンスになります。
そして、procureの過去形と
過去分詞形は共にprocuredで、
それぞれ発音は以下になります。
効率の良い英単語の覚え方
ここでは、似た意味を持つget・
gain・obtain・acquire・procureの
違いと使い方について解説しましたが、
脳は関連した情報を一緒に覚えると
記憶しやすいことが分かっているので、
類義語をまとめて覚えると効率よく
英単語を記憶することができます。
以下では、脳の特性に沿って効率よく
英単語を覚える方法を解説しています。