reject・refuse・decline・denyの違い!英語で断るの使い方

reject・refuse・decline・denyの違いと使い方

reject・refuse・decline・denyは
「断る」という意味を持ちますが、
以下のようにニュアンスが違います。

  • reject:強い態度で「拒否する」
  • refuse:断固とした気持ちで「断る」
  • decline:丁寧に「断る」「辞退する」
  • deny:否定する感じで「拒否する」

 

脳に関連した情報をセットで
入力すると記憶しやすい
ので、

ここでは似た意味を持っている
reject・refuse・decline・denyの違いと
使い方について例文を用いて解説します。

reject・refuse・decline・denyの違い

reject・refuse・decline・denyは「断る」
「拒否する」という意味を持ちますが、
以下のような違があります。

reject・refuse・decline・denyの違い

 

rejectは、refuse・decline・deny
より強い態度で「拒否する」という
意味になります。

rejectは、依頼や要求、提案、申し込み
などを拒否するという場合に使います。

 

refuseは、依頼や要求などを断固
とした態度で「断る」「拒否する」
という意味です。

refuseはネガティブな意味だけでなく
ポジティブな決断にも使い、「断る」
という意味で一番よく用いられます。

 

declineは丁寧に「断る」という意味で、
reject・refuse・denyより穏やかに断る
場合に用いられます。

 

denyも「拒否する」という意味を持ちますが、
どちらかというと「否定する」という意味で
良く用いられます。

 

reject・refuse・decline・denyの発音は、
それぞれ以下になります。

・reject

・refuse

・decline

・deny

 

reject・refuse・decline・denyの使い方

ここからは、例文を用いて
reject・refuse・decline・denyの
使い方についてみていきます。

reject・refuse・decline・denyの使い方

 

rejectの例文と使い方

以下はrejectを用いた例文ですが、

The company rejected his proposal.
「会社は、彼の提案を拒否した。」

rejectを用いると会社が強い態度で
提案を拒否したことを表わします。

 

rejectは、依頼や要求、提案などを
拒否するという場合に使われます。

 

以下もrejectを用いた例文ですが、

The company will reject the job applicant.
「会社は、その求職者を受け入れないだろう。」

rejectの後ろに人がくる場合もありますが
人より提案や申し込み(この場合、職への
申し込み)にフォーカスが当たります。

 

rejectは「拒否する」他、「受け入れない」
という意味で用いられることもあります。

 

refuseの例文と使い方

以下はrefuseを用いた例文ですが、

She refused his proposal.
「彼女は、彼のプロポーズを断った。」

プロポーズなど、提案や要求を断る
場合にrefuseを用います。

 

以下のようにrejectを用いると、

She rejected his proposal.
「彼女は、彼のプロポーズを断った。」

プロポーズを受け入れるのが嫌で
強い態度で拒否したという感じに
なります。

 

以下もrefuseを用いた例文ですが、

He offtered me a drink, but I refused it.
「彼は私にお酒を勧めたが、私は断った。」

refuseの後ろにはa drink「お酒」など
物(名詞)がくることもあります。

 

以下の例文のように、

He refused to smoke.
「彼は、タバコを吸うことを断った。」

refuseの後ろにto不定詞(動作)が
くることもあります。

 

断ることにはネガティブな
ニュアンスんがありますが、

健康のためにお酒の誘いや
タバコを吸うことを断るなど、

refuseはポジティブな理由で
何かを断る場合にも使います。

 

declineの例文と使い方

以下はdeclineを用いた例文ですが、

She declined his invitation.
「彼女は、彼の誘いを(丁寧に)断った。」

declineは丁寧に「断る」場合に
用いられます。

 

以下もdeclineを用いた例文ですが、

He politely declined the job offer.
「彼は、その仕事のオファーを丁重に辞退しました。」

declineには「辞退する」という
意味もあります。

 

declineだけでも“丁寧に”断る
というニュアンスがありますが、

「丁寧に」「丁重に」という意味の
副詞politelyを付けると丁寧にという
感じをより明確に表します。

 

denyの例文と使い方

以下はdenyを用いた例文ですが、

He denies any involvement in the incident.
「彼は、その事件への関与を否定しています。」

The politician denied all about the scandal.
「その政治家は、そのスキャンダルに関する全てを否定した。」

denyには「拒否する」という意味もありますが
「否定する」という意味でよく用いられます。

 

ここまでが、reject・refuse・decline・deny
の違いと使い方についての説明になります。

 

reject・refuse・decline・denyのまとめ

rejectは何かを受け入れない
ことを表わし、「拒否する」
という意味で用いられます。

refuseは、提案や要求などを
「断る」場合に一般的に最も
よく用いられます。

 

declineは、提案や申し出などを
礼儀正しく「断る」時に用います。

denyは何かを認めないことを意味し、
「拒否する」「否定する」という
意味で用いられます。

 

ここでは、reject・refuse・decline・
denyの違いについて解説しましたが、

脳は関連した情報を一緒に覚えると
記憶しやすいことが分かっており、

類義語をまとめて覚えると効率よく
英単語を記憶することができます。

 

以下では、「減る」「減らす」と似た意味の
reduce・decline・decreaseの違いと使い方
について例文を用いて解説しています。

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