marry・be married・get marriedの違い!結婚するの使い方

marry・be married・get marriedの違いと使い方

marry・be married・get married
は似ていますが、以下のような
意味の違いがあります。

 

be marriedは「結婚している」
という意味で状態を表し、

marryとget marriedは「結婚する」
という意味で、結婚していない状態から
結婚している状態への変化を表します。

 

marry with、be married with、
get married withは間違いで、

marryの後ろには目的語を置き、
be married、get marriedの後ろには
toを置きます。

 

そして、marryとget marriedは
使い方に少し違いがあります。

そこで、ここでは似た意味を持つ
marry・be married・get marriedの
違いと使い方
について解説します。

 

「私と結婚してくれませんか。」と、
プロポーズする時の適切な言い方も
紹介しています。

marry・be married・get marriedの違い

be marriedは「結婚している」
という意味で、

以下の例文は今結婚している
という状態を表します。

We are married.
「私達は、結婚しています。」

marry・be married・get marriedの違い

 

marryとget marriedは
「結婚する」という意味で、

結婚していない状態から結婚している
状態へ変わることを表します。

 

以下の例文のように、

He’s going to marry her next month.
「彼は来月、彼女と結婚する予定です。」

marryは後ろに「誰と」結婚するのか
を表す目的語をそのまま置けます。

 

marry with herと、marryの後ろに
withを置くのは間違いです。

 

get marriedは、以下の例文のように

He’s going to get married to her next month.
「彼は来月、彼女と結婚する予定です。」

「~と結婚する」という場合は
get married toとherの前に前置詞の
toを置く必要があります。

 

get married withは間違いなので、
気をつけましょう。

 

marry・be married・get marriedの
発音は、それぞれ以下になります。

・marry

・be married

・get married

 

marry・be married・get marriedの使い方

それでは、以下に例文を用いて
marry・be married・get marriedの
違いと使い方について解説します。

marry・be married・get marriedの使い方

 

be marriedの例文と使い方

以下はbe marriedを用いた例文ですが、

They are married.
「彼らは、結婚しています。」

彼らは今結婚している状態(婚姻関係)
にあることを表しています。

 

以下のように動詞を過去形にすると、

They were married.
「彼らは、結婚していました。」

以前は結婚している状態(婚姻関係)
にあったことを表します。

 

過去形を用いると過去の事実を表すので、
厳密には今結婚しているかは表しません。

ただ、英会話では話の流れでなんとなく
今結婚しているか分かると思います。

 

以下のように未来形にすると、

They will be married next year.
「彼らは来年、結婚しているでしょう。」

来年には結婚している状態(婚姻関係)
にあることを表します。

 

以下のように現在完了形にすると、

They have been married for 20 years.
「彼らは、結婚して20年になります。」

20年間ずっと結婚している状態(婚姻関係)
にあることを表します。

 

主語が誰かと結婚しているという時は、
以下のようにbe married toを用います。

Ken is married to Yuri.
「kaは、ユリと結婚しています。」

 

以下のように、be marriedの後ろに
withを置くのは間違いです。

×Ken is married with Yuri.

 

そして、以下のように疑問文にすると
結婚しているか聞くことができます。

Are they married?
「彼らは、結婚していますか。」

 

以下の例のように、目の前にいない
第三者のことを聞くのはいいですが、

Is he married?
「彼は、結婚していますか。」

Is she married?
「彼女は、結婚していますか。」

 

以下のように話している相手に直接聞くのは
失礼になることもあるので気をつけましょう。

Are you married?
「あなたは、結婚していますか。」

 

marryとget marriedの例文と使い方

以下はmarryを用いた例文ですが、

I married Yuki last year.
「私は去年、ユキと結婚しました。」

marryの後ろには誰と結婚したか
を表す目的語が必ず置かれます。

 

これは、marryは結婚する相手に
焦点が当たるからです。

この例文の場合、marryの後ろに
目的語のYukiが置かれています。

 

以下はget marriedを用いた例文ですが、

I got married to Yuki last year.
「私は去年、ユキと結婚しました。」

get marriedを用いて誰と結婚したのか
を表す場合はget married toと前置詞の
toが置かれます。

 

以下のように、withを用いることは
できないので注意しましょう。

×I got married with Yuki last year.

 

そして、以下の例文ように、

I will get married next year.
「私は来年、結婚するつもりです。」

get marriedは誰と結婚するのかを
後ろに置かなくても使えます。

 

これは、get marriedは
結婚することに焦点が
当たるからです。

これに対し、marryは結婚する
相手に焦点が当たるからです。

 

「(私と)結婚してくれませんか。」
とプロポーズする時は、marryを用いて
以下のように言います。

Will you marry me?

 

Will you get married to me?
とは言いません。

なんか堅苦しくてロマンチックな
感じがしませんよね。

 

marry・be married・get marriedのまとめ

marry・be married・get marriedの
違いをまとめると以下になります。

 

be marriedは「結婚している」
という意味で、結婚している
状態を表します。

 

そして、marryとget marriedは
結婚していない状態から結婚
している状態への変化を表し、

「結婚する」という意味です。

 

脳は関連した情報を一緒に覚えると
記憶しやすいことが分かっているので、

marry・be married・get marriedのように
類義語や似ている表現をまとめて覚えると
効率よく英単語を記憶することができます。

 

以下では、脳の特性に沿って効率よく
英単語を覚える方法を解説しています。

英検やTOEICなどの英語学習や英会話の
上達に役立つので、参考にしてください。

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