speakの文型と使い方!自動詞と他動詞の違いとは?
B!
speakは「話す」という意味で、
以下の2つの文型で用いられます。
・第1文型:S speak 「Sは話す」
・第3文型:S speak O「SはOを話す」
第1文型のspeakは目的語をとならい自動詞、
第3文型のspeakは目的語をとる他動詞です。
そして、通常、以下のように、
・S speak to ~「Sは~に話す(話しかける)」
・S speak of/about ~「Sは~について話す」
第1文型の後ろに前置詞+名詞の
副詞句を伴い用いられます。
ここでは、speakの使い方について
例文を用いて詳しく説明しますが、
英語で「言う」「話す」と似た意味
を持つsay・tell・talk・speakの違い
については以下をご覧ください。
それでは、speakの解説に入ります。
目次
speakの文型と使い方
speakは、第1文型と第3文型
の形を作ります。
ここでは、例文を用いてspeak
の使い方を解説します。
speakの過去形はspoke、過去分詞は
spokenで、発音は以下になります。
第1文型のspeakの例文と使い方
第1文型の形はSV(主語+動詞)ですが、
speakの後ろには直接目的語を置けないので
以下のように前置詞+名詞が置かれます。
・S speak to ~
以下はspeak toを用いた例文ですが、
He spoke to her.
「彼は、彼女に話しかけた。」
speak to ~ で「~に話しかける」
という意味になります。
この文はS:He、V:spokeの第1文型で、
to herは「彼女に」→「話しかけた」と
動詞のspokeを修飾している副詞句です。
・S speak of/about ~
以下の例文のように、
We spoke of her.
We spoke about her.
「私達は、彼女について話した。」
speak ofとspeak aboutは両方とも
「~について話す」という意味です。
この文はS:We、V:spokeの第1文型で、
of her/about herは「彼女について」→
「話した」と動詞のspokeを修飾している
副詞句です。
speak ofとspeak aboutの違いは
think ofとthink aboutの違いと同じで、
ofとaboutのニュアンスの違いについて
以下で詳しく解説しています。
第3文型のspeakの例文と使い方
speakが第3文型の形で用いられる時は、
「~を話す」という意味で他動詞となり
speakの後ろに直接目的語が置かれます。
そして、以下の例文のように目的語には
言語が入ることがほとんどです。
She speaks English.
「彼女は、英語を話す。」
この文は、S:She、V:speaks、
O:English、の第3文型です。
speakを含む英語表現と使い方
ここでは、speakを用いた英語表現(熟語)
と使い方について例文を用いて解説します。
・speak ill of 「~を悪く言う」
以下は、例文です。
He doesn’t speak ill of anyone.
「彼は、誰のことも悪く言わない。」
Even though he was treated badly,
he refused to speak ill of his colleagues.
「彼はひどい扱いを受けたにもかかわらず、
同僚の悪口を言うことを拒みました。」
・strictly speaking 「厳密に言えば」
以下は、例文です。
Strictly speaking, this is not allowed.
「厳密に言えば、これは許されていません。」
Strictly speaking, it’s not a lie,
but it’s not the whole truth either.
「厳密に言えば、それは嘘ではありませんが、
完全な真実でもありません。」
・frankly speaking「率直に言えば」
以下は、例文です。
Frankly speaking, I don’t like this plan.
「率直に言えば、この計画は好きではありません。」
Frankly speaking, I was disappointed with the results.
「率直に言えば、結果にはがっかりしました。」
・honestly speaking「正直に言えば」
以下は、例文です。
Honestly speaking, I think this is a bad idea.
「正直に言えば、これは悪い考えだと思います。」
Honestly speaking, we should reconsider our strategy.
「正直に言えば、私たちは戦略を再考するべきです。」
・roughly speaking「大雑把に言えば」
以下は、例文です。
Roughly speaking, we need a budget of around $10,000.
「大雑把に言えば、約1万ドルの予算が必要です。」
Roughly speaking, the population of the city is around one million.
「大雑把に言えば、この都市の人口は約100万人です。」
・generally speaking「一般的に言えば」
以下は、例文です。
Generally speaking, exercise is good for your health.
「一般的に言えば、運動は健康に良いです。」
Generally speaking, children learn languages faster than adults.
「一般的に言えば、子供は大人よりも早く言語を学びます。」
・gtheoretically speaking「理論的に言えば」
以下は、例文です。
Theoretically speaking, this method should solve the problem.
「理論的に言えば、この方法は問題を解決するはずです。」
Theoretically speaking, the new drug could cure the disease.
「理論的に言えば、新しい薬はその病気を治すことができるかもしれません。」
speakの文型と使い方まとめ
speakは「話す」という意味ですが、
以下の3つ形を作ります。
・第1文型:SV
・第3文型:SVO
ここでは、それぞれの文型において
speakの使い方について解説しましたが、
以下では「言う」「話す」と似た意味の
say・tell・talk・speakの違いと使い方
について例文を用いて解説しています。