TOEIC・英検のリスニング対策!英単語も覚えられる勉強法

TOEIC・英検のリスニング対策

TOEICや英検の対策をする時、
リスニングと英単語を分けて
勉強している方は非効率
です。

その理由は、以下になります。

 

13才位で左脳が発達しきると
脳は丸覚えができなくなる
ので、

単語帳で英単語を覚えするのは
大人には難しいからです。

 

また、脳は複数の情報を関連づけて
インプットすると覚えやすい
のですが、

単語帳は関連性のない英単語が
ランダムに並んでいることが多いので
非常に覚えにくいのです。

 

単語帳で英単語が覚えられないと
悩んでいる方がたくさんいますが、
脳の特性から当然のことなのです。

そこで、ここではTOEICと英検で、
英単語を覚えながらリスニング力も
アップする勉強法
を紹介します。

初心者はリスニング対策から

日本人は学校で英文を読んだり
英単語を覚える勉強をするので、

TOEICや英検対策をする時も
リーティングの対策からしたり
英単語を覚える勉強をする方が
非常に多いです。

TOEIC・英検のリスニング勉強法

 

しかし、冒頭でもお伝えした通り、

大人の脳は丸覚えができないので
単語帳で英単語を覚えることは
難しいことです。

 

また、リーディングパートは、
TOEICと英検2級以上は英文が長く、
難しい英単語が使われているので
初心者には難しいと思います。

 

よって、最初のうちは英文が短くて
使われている英単語の難易度も低い、

リスニングパートの対策をするほうが
リーディングパートの対策をするより
スコアアップが簡単です。

 

例えば、TOEICを例にすると、

リーディングパートが200点、
リスニングパートが200点で
合計のスコアが400点の方は、

リーディングパートを400点にするより
リスニングパートを400点にするほうが
ハードルが低いです。

 

正しい方法で勉強&練習すれば
リスニングパートで400点取れるので、
リーディングパートが200点のままでも
合計600点に到達できます。

これは想定なのでリスニングパート350点、
リーディングパート250点でもいい訳です。

 

リスニング対策で英会話が上達

しかも、リーディングパートの
対策をしても英文を読むだけなので、
勉強しても英会話は上達しません。

単語力はアップするかもしれませんが、
リーディングパートに出てくる英単語は
ビジネス文書に使われるものが多いので
日常英会話にはあまり役に立ちません。

 

これに対し、リスニングパートには
日常会話で使われる英単語も多くあり、
TOEICのリスニングパートを勉強すると
日常会話で使う英単語を覚えられます。

当然、リスニング力もアップするので、
英会話の上達に繋がります。

 

さらに、ここで紹介する勉強法では、
TOEICや英検のリスニング対策をしながら
英文を音読する練習もします。

よって、英単語を覚えながらリスニング
と同時にスピーキングも上達するという
まさに一石三鳥の方法になります。

 

TOEIC・英検のリスニング勉強法

ここからは、TOEICと英検の勉強法
について解説していきます。

TOEIC・英検のリスニング勉強法

 

まずは、現在の英語レベルによって
TOEICと英検のどちらの対策をすると
いいのかを説明します。

 

初心者は英検がお勧め

TOEICスコアが200点台・300点台の方は、
試験が難しすぎて苦痛だったと思います。

この英語力の方はTOEIC対策を行うより、
まずは自分の英語力にあった英検対策で
自信を付けることをお勧めします。

 

TOEICは全員が同じ試験を受けますが、
3級・準2級・2級・準1級・1級と、
英検は自分のレベルに合わせて試験を
受けることができます。

脳はできそうと思うとやる気になるので、
TOEICスコアが400点以下の方は英検3級
の勉強から始めると嫌にならずに続ける
ことができると思います。

 

英検には4級や5級もありますが、
中学2年生レベルの英語力に相当する
英検3級から始めればよいと思います。

 

もし、英検3級が難しい場合は、

目安ですがTOEIC200点以下なら英検5級、
TOEIC200点台なら英検4級というように
少しずつステップしていきましょう。

 

中級者はTOEICがお勧め

そして、TOEIC400点以下なら英検3級、
500点以下なら準2級と英検の準2級まで
取得したらTOEICを受けて良いと思います。

 

ただ、英検準2級までとっても
TOEICが難しすぎると感じる場合は、
英検2級まで取得してからTOEICに
チャレンジしましょう。

英検2級まで取得すると、
TOEICで500点以上を取る力は
ついていると思います。

 

「急がば周れ」ということわざがありますが、
このように少しずつステップアップしていくと
嫌にならずに英語力をアップさせることができ、
結果的にTOEICで高得点を取れるようになります。

 

リスニング対策本を用意

英検対策をする方は英検の
リスニングパートの対策本を、

TOEICの点数をアップさせたい方は
TOEICのリスニングパートの対策本を
用意します。

 

TOEICの場合は公式問題集、英検は
2級・3級・4級・5級の模擬試験の
リスニングパートでも大丈夫です。

 

英検やTOEICの対策本をお持ちの場合、
それを使って頂いてかまいません。

持っていない場合も古本屋に行けば、
500円位でリスニングパートの対策本を
売っていますので購入して下さい。

 

お勧めのリスニング勉強法

リスニングパートの対策本を用意したら、
まずはリスニングパートの問題を解いて
間違えた問題を赤ペンでマークします。

また、勘で正解して怪しいと思う問題も
赤ペンでマークしておきましょう。

 

そして、赤ペンでマークした問題を
以下で紹介する勉強法で復習すると、
英単語を覚えながらリスニングを上達
させることができます。

 

日本人の中には英語のリスニングを
苦手としている方も多いと思いますが、
これは日本語と英語の周波数の違いが
大きな理由の一つです。 

日本語は低い周波数帯で範囲が狭く、
英語の周波数帯は範囲は広くて高く、
2つの周波数は交わるところがないため
日本人の脳は英語を理解しにくいのです。

 

そこで、英語の周波数帯の音を耳(脳)
がキャッチできるようにするために、
同じ英文を繰り返し聴く練習が必要です。

 

復習は同じ問題を1週間繰り返しますが、

脳には安定化指向という特性があるので、
毎日たくさんの問題を復習しようとすると
急激な変化を嫌うため続けられません。

 

逆に、脳には少しずつ変化する可塑性
(かそせい)という特性があるので、
例えば10問ずつなど、毎日続けられる
問題数を以下のやり方で復習して下さい。

 

○1日目

間違えた問題の英文と日本語訳を確認します。

1日目はこれで終わりですが、
理由の一つは脳の安定化指向に逆らわず、
可塑性の範囲でストレスなく続けるためです。

 

また、大人の脳は丸覚えができない代わりに
論理的に理解してから物事を覚えるので、
リスニングをする前に英文の内容を日本語で
理解する必要があるためです。

 

○2日目~4日目

1日目で日本語の意味を確認した英文を
本で見ながら、音声を集中して聴きます。

そして、英文を集中して聴いた後、
ネイティブスピーカーの発音をまねて
本を見ながらその英文を音読します。

 

リスニング対策なのに音読するの?
と思われる方もいるかもしれませんが、
音読することで黙読で学習している時の
5倍~10倍の効果が得られるためです。

 

また、英文を音読すると
日本語を話す時に使わない表情筋や
口の周りの筋肉を動かすため、
英語を話す時に口が動きやすくなります。

よって、スピーキング上達の
土台作りも同時にできます。

 

本の英文を見ながらCDの音声を聴いた後、
英文を音読することを1日5回位繰り返す
練習を2日目から4日目まで行います。

 

全ての問題を5回繰り返すのに
1日に30分以上かかる場合は、

問題数が多い可能性があるので
無理なく続けられる時間や回数に
減らしましょう。

 

○5日目~7日目

5日目からは、シャドーイングといって
CDの音声の直後に同じ英文を声に出して
言う練習をします。

 

いきなり英文をシャドーイング
するのは難しいと思いますが、

4日目までのステップを踏むと
5日目にはある程度シャドーイングが
できるようになっていると思います。

 

それでも5日目にシャドーイング
をするのが難しいと感じる場合は、

2日目から4日目までに行った
英文を聴いてから音読する練習を
何度か行ってから再度シャドーイング
をしてみて下さい。

 

テキストを見ないでシャドーイングを
するのが難しい場合は、テキストを見て
行っても大丈夫です。

脳は難しすぎるとやりたくなくなるので、
まずはできる形で続けることが大事です。

 

そうすれば、7日目までにはスムーズに
シャドーイングができるようになります。

そして、本の英文を見ないで聴いた時に
9割以上理解できるようになっていれば
翌週は次の問題の復習に進みます。

 

最初のほうに述べた通り、
脳は複数の情報を関連付けてインプット
すると記憶しやすいようにできています。

よって、単語帳で英単語を覚えるより、
英文単位や英会話を聴いでインプット
するので英単語が覚えやすくなります。

 

また、脳は新しい情報を記憶するのに
1ヶ月に平均7日(7回)のインプットが
必要なことが研究により分かっているので、

このように間違えた問題を1週間繰り返し
インプットすると、その英文で使われてる
英単語も効率よく覚えられます。 

 

7日というのはあくまで平均なので、
足りないと感じたら10日を1サイクルで
復習して頂いても構いません。

コツは、繰り返せば脳は自然に記憶すると、
プラスのイメージを持ち、リラックスして
練習を行うことです。

 

仕事などで忙しい方も、
短い時間で効果が得られる
脳の特性に沿った方法なので、
この勉強法を試してみて下さい☆

 

以下で、TOEICのリスニング対策に
お勧めの参考書も紹介しています。

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