weak・frail・fragile・delicate・feebleの違い!弱いを英語で
英語で「弱い」を表すweak・
frail・fragile・delicate・feebleは、
以下のような違いがあります。
weak:「(力や心身が)弱い」
frail:「(人や体が)か弱い」「もろい」
fragile:「(人が)か弱い」「壊れやすい」
delicate:「(人が)か弱い」「きゃしゃな」
feeble:「(音・声・光・効果などが)弱い」
脳は複数の情報を関連付けて
覚えると記憶しやすいので、
ここでは似た意味を持っている
weak・frail・fragile・delicate・
feebleの違いと使い方について
例文を用いて詳しく解説します。
目次
weak・frail・fragileの違い
weakは、力や心身などが
「弱い」という意味で最も
一般的に用いられます。
frailは「もろい」という意味から、
年をとって体力がなく「か弱い」
ことを表します。
fragileは物が「壊れやすい」「もろい」、
人が「虚弱な」「か弱い」という意味
があります。
weak・frail・fragileの発音は、
それぞれ以下になります。
・weak
・frail
・fragile
それでは、以下に例文を用いて
weak・frail・fragileの違いと使い方
について詳しくみていきます。
weakを用いた例文
以下はweakを用いた例文ですが、
She is weak.「彼女は、弱い。」
彼女の力や心身が弱いという
ことを表します。
この場合、彼女の力が弱いのか、
心が弱いのか、体が弱いのかは
話の流れで判断することになります。
以下のようにpowerlessを用いると、
力が弱いことが明らかになります。
She is powerless.
「彼女は、力が弱い。」
他には、以下のように言うと、
His legs are weak.
「彼の両足は、弱い。」
=「彼は、足が弱い。」
筋肉などが衰えて足が弱くなり
歩くのが困難といったような
状態を表します。
また、以下の場合は、
My friend looks weak.
「私の友達は、弱っているように見える。」
病気などで体が弱っているように
見えることを表します。
frailを用いた例文
以下はfrailを用いた例文ですが、
My grand father is frail.
「私の祖父は、体が弱っている。」
年をとって病気になりやすかったり
体が弱いことを表します。
この例文のようにfrailを用いると、
以下のweakを用いた文より体が弱い
というニュアンスになります。
My grand father is weak.
「私の祖父は、(体が)弱い。」
「か弱い」「もろい」の他に、
以下のようにfrailには「はかない」
という意味もあります。
Life is frail.「人生は、はかない。」
fragileを用いた例文
以下はfragileを用いた例文ですが、
She is in fragile health.
「彼女は、虚弱な健康状態にある。」
彼女がちょっとしたことで
病気になったり骨折しやすかったり、
か弱いことを表します。
このようにfragileを用いると、
以下のweakを用いた文より体が弱い
というニュアンスになります。
She is weak.
「彼女は、(体が)弱い。」
fragileは「壊れやすい」
という意味があることから、
以下の例文のように言うと、
Her child is fragile.
「彼女の子供は、か弱い。」
ちょっとしたことで病気になる、
もしかすると命を落とすこともある
というような弱さを表します。
fragile・delicate・feebleの違い
fragileとdelicateには共に、
人が「虚弱な」「か弱い」
という意味がありますが、
fragileは「壊れやすい」という意味、
delicateは「きゃしゃな」という意味
から人がか弱いことを表します。
feebleは、音・声・光・効果
などが「弱い」という意味と、
weakより人や体が「弱い」という
意味で用いられます。
delicateとfeebleの発音は、
それぞれ以下になります。
・delicate
・feeble
それでは、以下に例文を用いて
fragileとの違いと合わせてdelicateと
feebleの使い方についてみてみます。
delicateを用いた例文
以下はdelicateを用いた例文ですが、
Her child is in delicate health.
「彼女の子供は、病弱です。」
病気になりやすかったりして、
彼女の子供の体がきゃしゃで
か弱いことを表します。
delicateは「きゃしゃな」という
意味を持っているので、
He is delicate.
「彼は、きゃしゃ(で病弱)です。」
命を落とすことはないけど
病弱であることを表します。
以下のfrailとfragileを用いた例文は、
delicateより体が弱い感じを表します。
He is frail.
He is fragile.
「彼は、か弱い。」
そして、「弱い」という意味で
以下のようにweakも用いられますが、
He is weak.
「彼は、弱い。」
weakよりfrailとfragileのほうが
弱いというニュアンスになります。
weakとdelicatの違いは、
weakは力は心身の弱さを表し、
delicateはきゃしゃで体が弱い
という感じを表します。
feebleを用いた例文
以下はfeebleを用いた例文ですが、
The light of the moon is feeble.
「月の光が、弱い。」
光の強さが弱いという場合には
feebleを用います。
また、以下のように体が弱い
という時にfeebleを用いると、
weakより弱いことを表します。
His body became feeble.
「彼の体は、非常に弱くなった。」
上のようにfeebleを用いると、
以下のweakを用いた例文より
体が弱くなったことを表します。
His body became weak.
「彼の体は、弱くなった。」
効率の良い英単語の覚え方
ここでは、似た意味を持っている
weak・frail・fragile・delicate・feeble
の違いと使い方について解説しましたが、
脳は関連した情報を一緒に覚えると
記憶しやすいことが分かっているので、
類義語をまとめて覚えると効率よく
英単語を記憶することができます。
以下では、脳の特性に沿って効率よく
英単語を覚える方法を解説しています。