as well asとandの違い!意味と使い方を例文を用いて解説
as well asは、A as well as Bで
以下のような意味になります。
・Bと同様にA
・BだけでなくAも
・Bと同じくらいA
そして、as well asの使い方は
andと同じではありませんが、
それを知らずに間違った使い方
をしている方がいます。
そこで、ここでは例文を用いて
as well asとandの違いや使い方
について解説します。
目次
as well asとandの意味の違い
andとas well asは接続詞ですが、
意味は違います。
andは、「そして」という意味や
A and Bで「AとB」という意味で
用いられます。
as well asはA as well as Bで、
「Bと同様にA」「BだけでなくAも」
「Bと同じくらいA」という意味で
用いられます。
andとas well asの発音は、
それぞれ以下になります。
・and
・as well as
as well asとandの使い方の違い
ここからは、例文を用いて
as well asとandの使い方の違い
について解説します。
「Bと同様にA」の例文と使い方
以下はas well asを用いた例文ですが、
I like dogs as well as cats.
「私は、猫と同様に犬も好きです。」
A as well as Bで「Bと同様にA」
という意味になります。
この意味では、AとBが並列で、
以下のようにandを用いた文と
ほぼ同じニュアンスになります。
I like dogs and cats.
「私は、犬と猫が好きです。」
「BだけでなくAも」の例文と使い方
以下はas well asを用いた例文ですが、
He can speak French as well as English.
「彼は、英語だけでなくフランス語も話せる。」
A as well as Bで「BだけでなくAも」
という意味になります。
そして、AのFrench「フランス語」が
強調されているニュアンスになります。
以下の例文のようにandを用いると、
He can speak French as well as English.
「彼は、フランス語と英語を話せる。」
フランス語と英語のどちらかが強調
されているということはありません。
「Bと同じくらいA」の例文と使い方
以下はas well asを用いた例文ですが、
She can cook as well as you can.
「彼女は、あなたと同じくらい上手に料理ができる。」
A as well as Bで「Bと同じくらいA」
という意味になります。
この意味は、as well as をandにして
書き換えることはできません。
as well asとandの違いまとめ
A as well as Bという形で、
以下の意味があります。
・Bと同様にA
・BだけでなくAも
・Bと同じくらいA
「Bと同様にA」という意味では
AとBは並列で、A and Bとしても
同じようなニュアンスになります。
「BだけでなくAも」という意味では、
Aのほうが強調されているニュアンス
になります。
A as well as Bが「BだけでなくAも」と
「Bと同じくらいA」という意味の時は、
A and Bと言い換えはできません。
脳は複数の関連した情報を一緒に
インプットすると覚えやすいので、
似た意味を持つ英単語をセット
にして例文を用いて覚えることは
おすすめの覚え方です。
以下では、「そして」「それから」と
似た意味を持つandとthenの違いと使い方
について例文を用いて解説しています。