compare toとcompare withの違い!英語で比較するの使い方
英語で「AをBと比較する」と似た意味の
compare A to Bとcompare A with Bには、
以下のような違いがあります。
- compare to:本質的に違うものを「比較する」
- compare with:同じ・似たものを「比較する」
そして、compare toとcompare withには、
この他にも細かい違いがあります。
脳に関連した情報をセットで
入力すると記憶しやすいので、
ここでは似た意味を持っている
compare toとcompare withの違いと
使い方について例文を用いて解説します。
目次
compare toとcompare withの違い
英語で「AをBと比較する」
と似た意味を持っている、
compare A to Bとcompare A with B
には以下のような違いがあります。
compare A to Bは、本質的に異なる
2つのものを比較して共通点や類似点に
注目するというニュアンスがあります。
そして、compare A with Bは、
同じものや似ているものを比較して
違いに注目するというニュアンスに
なります。
compare toとcompare withの発音は、
それぞれ以下になります。
・compare to
・compare with
それでは、以下に例文を用いて
compare toとcompare withの違いと
使い方について詳しく解説します。
compare toとcompare withの使い方
ここからは、例文を用いて
compare toとcompare with
の使い方をご説明します。
以下はcompare toを用いた例文ですが、
People compared her beauty to that of a rose.
「人々は、彼女の美しさとバラの美しさを比較した。」
この英文では、彼女とバラという
本質的に異なる2つのものを比較し、
美しさという類似点に注目しているので
compare toが用いられます。
以下もcompare toを用いた例文ですが、
He compared his experience to a roller coaster ride.
「彼は、自分の経験をジェットコースターと比較した。」
=「彼は、自分の経験をジェットコースターのようだと比べた。」
この英文では、compare toは彼の経験と
ジェットコースターという本質的に異なる
ものを比較して類似点があることを表します。
このように、compare A to Bは
異なる2つのものを比較して、
共通点や類似点に注目するという
ニュアンスがあります。
これに対し、compare A with Bは、
同じものや似ているものを比較して
AとBの間の違いを強調するために
使用されます。
以下はcompare withを用いた例文ですが、
You can’t compare her achievements with mine.
「あなたは、彼女の成果を私の成果と比較することはできない。」
この英文では、成果という同じものを
比較してその違いに注目しているので
compare withが用いられます。
以下もcompare withを用いる例文ですが、
We compared the new model with the previous model.
「私達は、新しいモデルを以前のモデルと比較した。」
モデルという似たものを比較して
新しいものと以前のものの違いに注目して
いるのでcompare withが用いられています。
compare toは類似点や共通点を強調し、
compare withは違いや差異を強調しますが、
この使い分けは厳密なルールではないので
どちらを使うかを神経質に考えすぎなくても
大丈夫です。
ここまでが、compare toとcompare withの
違いと使い方についての説明になります。
compare toとcompare withのまとめ
compare A to Bとcompare A with Bは
「AをBと比較する」と似た意味ですが、
微妙なニュアンスの違いがあります。
ここでは、compare toとcompare with
の違いと使い方について解説しましたが、
脳は関連した情報を一緒に覚えると
記憶しやすいことが分かっているので、
類義語をまとめて覚えると効率よく
英単語を記憶することができます。
以下では、脳の特性に沿って効率よく
英単語を覚える方法を解説しています。