時間の前置詞がいらないケースとは?省略について解説

時間の前置詞がいらないケースと省略

on Sundayのonが省略されて
Sundayだけになっていたり、

曜日や日付け、月・年・季節、
時刻など、時間を表す前置詞が
いらないケースがあります。

 

ここでは、時間の前置詞が
省略されるケースについて
例文を用いて解説します。

時間の前置詞がいらない場合

まずは、時間を表す時に前置詞が
いらない(絶対に付けない)場合
から解説します。

時間の前置詞がいらない場合

 

last・next・thisが付く時

lastやnext、thisなどが付くと、
前置詞は省略されます。

 

例えば、以下の例文のように、

I’ll visit his house on Sunday.
「私は、日曜日に彼の家を訪れるつもりです。」

通常「日曜日に」はon Sundayと
Sundayに前置詞のonを付けます。

 

ところが、以下の例文のように、

I’ll visit his house next Sunday.
「私は、来週の日曜日に彼の家を訪れるつもりです。」

next Sunday「来週の日曜日に」と
Sundayにnextが付くと前置詞のonは
省略されます。

 

以下のように、lastやthisが付いても
前置詞は省略されます。

She went shopping last week.
「彼女は、先週買い物に行きました。」

We’re going to travel this year.
「私達は、今年、旅行へ行く予定です。」

 

yesterdayやtomorrowが付く時

yesterdayやtomorrowが付く場合も、
以下のように前置詞は省略されます。

 

通常、「午後は」in the afternoonと
afternoonに前置詞のinを付けますが、

以下の例文のように、

I played soccer with my friends yesterday afternoon.
「私は、昨日の午後、友達とサッカーをした。」

afternoonにyesterdayが付くと
前置詞のinは省略されます。

 

通常、「朝」in the morningと
morningに前置詞のinを付けますが、

以下の例文のように、

He is going to leave Tokyo tomorrow morning.
「私は、明日の朝、東京を去る予定です。」

morningにtomorrowが付くと
前置詞のinは省略されます。

 

some・any・every・allが付く時

some・any・every・allが付く場合も、
以下のように前置詞は省略されます。

 

曜日や日付けの前には通常
前置詞onが置かれますが、

以下の例文のように、

I want to go to Kyoto some day in June.
「私は、6月のどこかで京都に行きたい。」

dayにsomeを付けると
前置詞のonは付けません。

 

somedayは「いつか」という意味ですが、
some dayはある特定の1日を示します。

 

以下の例文のように、

You can come here any day you like.
「あなたは、好きな日にいつでもここにきていいよ。」

anyが付く時も前置詞onは
省略されます。

 

anyは否定文や疑問文で用いられると
「いくつかの」という意味ですが、

肯定文で用いられると「あらゆる」や
「いつでも」という意味になります。

 

以下のようにeveryやallが付く場合も、
前置詞は省略されます。

We have a Christmas party every year.
「私達は、毎年クリスマスパーティーをします。」

They worked all day yesterday.
「彼らは、昨日、一日中働いた。」

 

時間の前置詞が省略可能な場合

ここでは、必ず省略されるのではなく、
前置詞の省略が可能なケースについて
ご説明します。

時間の前置詞が省略可能な場合

 

時刻の前に付く前置詞

以下の例文のように、

She got home at 8 p.m.
「彼女は、午後8時に家に着いた。」

一般的に、時刻の前には
前置詞のatが付きますが、
以下のように省略可能です。

She got home 8 p.m.

 

曜日の前に付く前置詞

以下の例文のように、

I met her on Friday.
「私は、金曜日に彼女に会いました。」

一般的に、曜日の前には
前置詞のonが付きますが、
以下のように省略可能です。

I met her Friday.

 

下の例文のようにonを付けないと、
より“くだけた”感じになります。

 

英会話をしている時は
瞬時に英文を作って言うので、

onを付けないで言ってしまい
間違えたと思いがちですが
間違いではありません。

 

くだけた感じになるだけなので、
親しい友達と話している時など
気にする必要はないでしょう。

 

期間の前に付く前置詞

以下の例文のように、

We stayed at the hotel for five days.
「私達は、そのホテルに5日間滞在した。」

一般的に、期間の前には
前置詞のforが付きますが、
以下のように省略可能です。

We stayed at the hotel five days.

 

時間の前置詞がいらない場合まとめ

ここでは、時間に関係する前置詞が
いらない場合について解説しました。

 

省略可能な場合については、
基本時に前置詞を付けるようにして、

英会話やLINEなどのメッセージで
付け忘れてもくだけた感じになるだけ
なので気にしなくて大丈夫です。

 

時間の前置詞でいらない場合については、
前置詞を付けると文法的に間違いなので
使いながら感覚を身につけましょう。

 

以下では、at・on・inなど、

時間を表す前置詞の使い方
について解説していますので、
合わせて参考にしてください。

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