core・center・middleの違い!英語で中心・真ん中の使い方

core・center・middleの違い

英語で「中心」「真ん中」を
表すcore・center・middleは、
以下のような違いがあります。

core:硬い物体の「中心(核)」

center:端から等距離の「中心」

middle:二次元などの大体の「中心」

 

脳に関連した情報をセットで
入力すると記憶しやすい
ので、

ここでは似た意味を持っている
core・center・middleの違いと使い方
について例文を用いて解説します。

core・center・middleの違い

coreは堅い物体の中心を表し、
地球の「核」やリンゴの「芯」
を示す時に用いられます。

また、coreは「核」や「芯」
という意味から物事の「核心」
という意味もあります。

 

coreに対し、centerは、

「(端から等距離にある)
中心点[位置]」とあり、

円や球の中心を表します。

 

そして、middleは、

「(空間的)中心・中央」、
「(立場や地位の)中間」、
「(時間的な)中間」と

辞書に記載されています。

centerとmiddleの違い

 

centerは客観的に端から
等距離にある中心を表し、

middleは二次元的で、
両端、両側、両境界線から
最も遠い場所を表します。

 

そして、centerは中心がある
ものだけに用いることができ、
middleは中心がないものにも
用いることができます。

よって、middleのほうが自由度が高く、
middleはcenterの代わりに使えます。

 

ここまでの解説をまとめると、
coreは堅い物体の中心を表し、

centerは円の中心のような
きっちりとした真ん中を表し、

middleは二次元的な空間などの
だいたい真ん中という意味です。

 

それでは、以下で例文を用いて
core・center・middleの違いと使い方
について詳しくみていきます。

 

coreの例文と使い方

以下はcoreを用いた例文ですが、

They investigate the core of the earth.
「彼らは、地球の中心について調査している。」

地球のような堅い物体の中心を
表す時に用いられます。

coreの例文と使い方

 

また、coreは以下の例文のように、

She is at the core of the company.
「彼女は、その会社の中心人物です。」

会社などの組織の”核”となる人物を
表す場合にも用いられます。

 

coreの発音は、以下になります。

 

coreに対してcenterは単に
円や球体の中心を表しますが、

centerの意味と使い方については
以下で詳しく解説します。

 

centerの例文と使い方

例えば、以下を英語にする場合、

「そのコップは、テーブルの中心にある。」

以下のようにcenterを用います。

The cup is on the center of the table.

 

そして、centerを用いると、
円形のテーブルの端からコップが
等距離にあることを表します。

centerの例文と使い方

 

また、産業、行政、交通などが
集中している場所も表し、例えば、

「東京は、日本の経済の中心地です。」

という日本語の文を英語にする時も
以下のようにcenterが用いられます。

Tokyo is the center of commerce in Japan.

 

もう一つ、centerは興味の中心という
意味で用いられることもあります。

She is the center of attention because of the accident.
「彼女は、その事件で注目を集めています。」

 

この英文の直訳は以下になりますが、

「彼女は、その事件で注目の中心です。」

日本語として不自然なので「彼女は、
その事件で注目を集めています。」
という訳にしました。

 

centerの発音は、以下になります。

 

middleの例文と使い方

例えば、以下を英語にする場合、

「彼は、そのバスの真ん中の席に座っていた。」

以下のようにmiddleを用います。

He was sitting in the middle of the bus.

 

バスの形は縦長の長方形なので
円の中心というより二次元的と考え、
バスの真ん中はmiddleを用います。

そして、この場合middle seatと、
「席」を表すseatは付けなくても
よいとのことです。

middleの例文と使い方

 

また、以下のようにmiddleは大体
真ん中という場合にも用いられます。

Shizuoka is in the middle of japan.
「その静岡は、(大体)日本の真ん中にある。」

A car is stopping in the middle of the road.
「車が、その道の(大体)真ん中に停まっていた。」

The cup is in the middle of the table.
「そのコップは、(大体)テーブルの真ん中にある。」

 

テーブルが円形で全ての端から
等距離でコップが真ん中にある場合は、
以下のようにcenterを用います。

The cup is in the center of the table.
「そのコップは、テーブルの真ん中にある。」

 

そして、「30代半ば」のように、
ある時間的な中間という意味でも
以下のようにmiddleが用いられます。

He founded his company in his middle 30s.
「彼は、30代半ばに彼の会社を設立した。」

 

「30代半ば」は、mid-30sと
記載することもできます。

 

middleの発音は、以下になります。

 

中心を表すその他の英単語

core、center、middleの他に、
heartとfocusにも「中心」という
意味があります。

heartは「心臓」という意味から、
全体の中で重要な部分(心臓部)
という意味があります。

heartとfocusの意味と使い方

 

例えば、以下のように言うと
東京は日本の中で重要な部分、
心臓部であることを表します。

Tokyo is the heart of Japan.
「東京は、日本の中心です。」

 

heartの発音は、以下になります。

 

focusは「集中する」という意味から、
注意や活動の中心を表します。

 

例えば、以下のように言うと、
彼女がそのイベント(活動)の中で
中心的な役割をすることを表します。

She is the focus of the event.
「彼女は、そのイベントの中心人物です。」

 

focusの発音は、以下になります。

 

効率の良い英単語の覚え方

core・center・middleの意味の
違いと使い方を解説しましたが、

脳は関連した情報を一緒に覚えると
記憶しやすいことが分かっているので、

類義語をまとめて覚えると効率よく
英単語を記憶することができます。

 

以下では、脳の特性に沿って効率よく
英単語を覚える方法を解説しています。

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