defineとdefinitionの違い!意味と使い方を例文を用いて解説
defineは「定義する」
という意味の動詞で、
definitionは「定義」
という意味の名詞です。
脳は複数の関連した情報をセットで
インプットすると記憶しやすいので、
ここではdefineとdefinitionの使い方
について例文を用いて解説します。
形容詞のdifiniteとindifiniteや
副詞のdefinitelyのindefinitelyの
意味と使い方も説明しています。
目次
defineとdefinitionの違いと使い方
ここでは、例文を用いて
defineとdefinitionの使い方
について解説します。
defineの例文と使い方
defineは「定義する」
という意味の動詞で、
肯定文では主語の後ろに
置いて用いられます。
defineの発音は、以下になります。
以下はdefineを用いた例文ですが、
We should clearly define the scope of the project.
「私達は、プロジェクトの範囲を明確に定義するべきだ。」
defineの後ろには“何を”定義するのか
を表す目的語が置かれます。
この英文では、「プロジェクトの範囲」
という意味のthe scope of the projectが
defineの目的語です。
以下もdefineを用いた例文ですが、
Please define the word “philosophy”.
「哲学という言葉を定義してください。」
the word “philosophy”「哲学という言葉」が
何を定義するのかを表しdefineの目的語です。
以下の例文のように、
The dictionary defines “persistence”
as the quality of continuing steadily
despite problems or obstacles.
「辞書では、‟粘り強さ”とは、
問題や障害にも関わらず着実に続ける
質として定義されています。」
S define ~ as … で、
「Sは~を…として定義する」
という意味になります。
この英文を直訳すると以下になりますが、
「辞書は、‟粘り強さ”を問題や障害にも
関わらず着実に続ける質として定義する。」
より自然な和訳になるよう上の英文の
下にある日本語のように訳しました。
definitionの例文と使い方
definitionは「定義」
という意味の名詞で、
文中で主語・補語・目的語
として用いられます。
definitionの発音は、以下になります。
以下の例文では、
The definition convinced us.
「その定義は、私達を納得させた。」
definitionは主語として
用いられています。
以下の例文では、
What I want to know is the definition of intelligence.
「私が知りたいことは、知能の定義です。」
What I want to know =the definition of intelligence
「私が知りたいこと」=「知能の定義」という
関係が成り立ち、definitionは補語になっています。
主語とイコールになる第2文型の補語については、
以下で詳しく解説しています。
以下の例文では、
The students study the definition of photosynthesis.
「その生徒達は、光合成の定義を勉強しています。」
definitionは‟何を”勉強しているのかを表し、
studyの目的語として用いられています。
defineとdefinitionに関するQ&A
ここでは、defineとdefinition
に関するご質問に回答します。
difiniteの意味と使い方は?
difiniteは、計画や予定などが
「確定された」「変更されない」
といった意味の形容詞です。
difiniteの発音は、以下になります。
形容詞は補語になるので
以下の例文ではdefiniteは補語で、
The date for the meeting is definite.
「会議の日程は、確定しています。」
The date for the meeting = definite
「会議の日程」=「確定された」
という関係が成り立っています。
形容詞は、名詞を修飾する
働きもします。
そして、definiteには「明確な」
「疑う余地もない」という意味
もあります。
以下の例文では、
There’s no definite answer to that question.
「その質問に対すす明確な答えがありません。」
「明確な」→「答え」というように
形容詞のdefiniteは名詞のanswerを
修飾しています。
indifiniteの意味と使い方は?
inが単語の頭に付くと否定を表すことがあり、
definiteの頭にinを付けるとindefiniteは
definiteの否定になります。
そして、indefiniteは「曖昧な」「あやふやな」
と「明確な」「疑う余地もない」という意味の
definiteと逆の意味になります。
indefiniteの発音は、以下になります。
以下の例文では、
His answer is indefinite, and I can’t understand.
「彼の答えは曖昧で、私には理解できない。」
「彼の答え」=「曖昧な」という関係が成り立ち、
indefiniteは主語を説明している補語になっています。
以下の例文のように、
I like the job because working hours are indefinite.
「時間が限定されていないので、私は仕事が好きです。」
indefiniteには「限定されていない」
という意味もあります。
definitelyの意味と使い方は?
definitelyは、「確かに」「間違いなく」
という意味の副詞です。
そして、副詞は、動詞、形容詞、副詞、
文全体を修飾します。
definitelyの発音は、以下になります。
以下はdefinitelyを用いた例文ですが、
That is definitely the correct answer.
「それは、確かに正しい答えです)
「確かに」→「正しい」とdefinitelyは
形容詞のcorrectを修飾しています。
以下もdefinitelyを用いた例文ですが、
She will definitely attend the meeting tomorrow.
「彼女は明日、間違いなく会議に出席するでしょう。」
「間違いなく」→「出席する」とdefinitelyは
動詞のattendを修飾しています。
indefinitelyの意味と使い方は?
inが単語の頭に付くと否定を表すことがあり、
definitelyの頭にinを付けるとindefinitelyは
definitelyの否定になります。
そして、indefinitelyは「漠然と」「曖昧に」
と「確かに」「間違いなく」という意味の
definitelyと逆の意味になります。
indefinitelyは副詞なので、動詞、形容詞、
副詞、文全体を修飾します。
indefinitelyの発音は、以下になります。
以下はindefinitelyを用いた例文ですが、
I can’t wait indefinitely for his response.
「私は、彼の返答を漠然と待つことはできない。」
「漠然と」→「待つことはできない」と
indefinitelyは動詞(助動詞+動詞)の
can’t waitを修飾しています。
indefinitelyには、「無制限に」「永久に」
「いつまでも」という意味もあります。
以下は、例文です。
The contract is valid indefinitely.
「その契約は、永久に有効です。」
defineとdefinitionの違いのまとめ
defineは「定義する」
という意味の動詞で、
defineの後ろには“何を”定義する
のかを表す目的語が置かれます。
definitionは「定義」
という意味の名詞で、
文中で主語、補語、目的語
になります。
以下のように、
act「行動する」→ action「行動」
create「創る」→ creation「創造」
invite「招待する」→ invitation「招待」
cancel「中止する」→ cancellation「中止」
register「登録する」→ registration「登録」
動詞にtionやationが付くと名詞になるので
知っておくと意味を理解するのに役立ちます。
脳は複数の関連した情報を一緒に
インプットすると覚えやすいので、
defineとdefinitionのように関連した
英単語をセットにして例文を用いて
覚えることはおすすめの覚え方です。
以下では、inviteとinvitationの違いと
使い方について解説しています。