簡単!maybe・perhaps・probably・possiblyの違いと使い方
maybe・perhaps・probably・possiblyは
「多分」「おそらく」という意味ですが、
使い分け方を知れば使い方は簡単です。
脳に関連した情報をセットで
入力すると記憶しやすいので、
ここでは似た意味を持っている
maybe・perhaps・probably・possibly
の違いと使い方について例文を用いて
以下に詳しく解説します。
目次
maybe・perhaps・probably・possiblyの違い
英語で「おそらく」という意味を持つ
maybe・perhaps・probably・possiblyは、
使い分け方を迷う英単語だと思いますが
以下のような確率の違いがあります。
probably:70~90%
maybe:40~60%
perhaps:40~60%
possibly:10~30%
ここでは数字で表しましたが、
あくまで感覚的なものなので
あまりこの数字にとらわれすぎる
必要はありません。
たいたいこんな感じと捉えて、
使い分けて頂ければと思います。
そして、maybeとperhapsは
ほぼ同じくらいの確率を表し、
perhapsのほうがフォーマルな
ニュアンスになります。
よって、口語(話し言葉)では
maybeがよく用いられます。
maybe・perhaps・probably・possibly
の発音は、それぞれ以下になります。
・maybe
・perhaps
・probably
・possibly
それでは、以下に例文を用いて
maybe・perhaps・probably・possibly
の違いと使い方をみていきます。
maybe・perhaps・probably・possiblyの使い方
例えば、以下の質問に対して、
Will he come today?
「彼は、今日ここへ来るでしょうか。」
probably「多分」と答えると
70~90%くらいの確率で彼が
ここに来ることを表します。
そして、maybeとperhapsなら
50%と来る確率は半分くらい、
possiblyだと来る確率は10~30%で
彼はほぼ来ないと推測しています。
maybeとperhapsの使い分けは、
perhapsのほうがフォーマルな
ニュアンスを持っているので、
日常会話ではmaybeが用いられ、
perhapsはビジネスシーンなどで
用いられるようです。
次に、以下の質問に対する回答ですが、
Can you join the party today?
「今日そのパーティーに参加してもらえますか。」
このような依頼に対して答える時は
少し注意が必要です。
YesやOkと答えると、参加します
という意味になります。
そして、probablyと答えると、
少しできない可能性はあるけど
余程のことがない限り参加します
というニュアンスになります。
次に、maybeは参加できる可能性と
参加できない可能性が半々くらいで、
「参加できたら参加します」という
ニュアンスの答えになります。
maybeに対しperhapsと答えると
参加できない可能性のほうが高く、
「多分行けないけど行けたら行く」
というニュアンスになります。
最後に、possiblyを用いて答えると、
ほぼ参加できないことを表します。
ただ、依頼に対してmaybe・
perhaps・possiblyで答えると、
そもそも参加する気がないや
依頼に対してやる気がないと
受け取られることもあるので、
Probably not「多分参加できません」
と答えたほうが良いとのことです。
maybe・perhaps・probably・possibly
は副詞なので、以下の例文のように
英文全体を修飾することもあります。
Probably it will rain tomorrow.
「明日、雨が降るだろう。」
天気予報などで降水確率が70~90%
と高い場合には、この例文のように
probablyを用います。
そして、40~60%と半々の場合は、
maybeやperhapsを用います。
Maybe/Perhaps it will rain tomorrow.
ただ、perhapsを用いるとmaybeより
フォーマルなニュアンスになるので、
日常会話で天気について話す場合には
maybeを用いることが多いです。
そして、10~30%の確率を表す時は
possiblyを用いると考えそうですが、
この場合は「雨は降らないだろう」と
willを用いて以下のように言います。
It will not rain tomorrow.
「明日、雨は降らないだろう。」
効率の良い英単語の覚え方
ここでは、似た意味を持つmaybe・
perhaps・probably・possiblyの違い
と使い方について解説しましたが、
脳は関連した情報を一緒に覚えると
記憶しやすいことが分かっているので、
類義語をまとめて覚えると効率よく
英単語を記憶することができます。
以下では、脳の特性に沿って効率よく
英単語を覚える方法を解説しています。