offer・suggest・proposeの違い!英語で提案するの使い方
英語で「提案する」という意味
のoffer・suggest・proposeは、
以下のような違いがあります。
- offer:判断は相手に任せ「提案する」
- suggest:控えめに、軽く「提案する」
- propose:強い意志を持って「提案する」
脳に関連した情報をセットで
入力すると記憶しやすいので、
ここでは似た意味を持っている
offer・suggest・proposeの違い
と使い方について例文を用いて
詳しく解説します。
目次
offer・suggest・proposeの違い
offer・suggest・proposeには
「提案する」という意味がありますが、
offerの「提案する」は提案した
アイデアに対して判断は相手に任せる
というニュアンスになります。
そして、suggestの「提案する」は、
とりあえず言ってみるという程度の
控えめな提案を表します。
これに対しproposeの「提案する」は、
強い意志を持った提案を表します。
また、offerの「提案する」に対して、
proposeの「提案する」はアイデアを
提案し一緒に考えたり討議するという
ニュアンスになります。
offer・suggest・proposeの発音は、
それぞれ以下になります。
・offer
・suggest
・propose
それでは、以下に例文を用いて
offer・suggest・proposeの違いと
使い方についてみていきます。
offerの例文と使い方
以下はofferを用いた例文ですが、
I will offer the information to them.
「私は、彼らにその情報を提供するつもりです。」
offerは情報を提供だけして
それに対する判断は相手に任せる
というニュアンスになります。
提案に対して一緒に考えたり
一緒に討議するという場合は、
以下のようにproposeを用います。
I will propose the information to them.
suggestの例文と使い方
以下はsuggestを用いた例文ですが、
He suggested the plan to us.
「彼は、私達にその計画を提案した。」
suggestはとりあえず言ってみるという
ニュアンスの提案になります。
suggestに対し、以下の例文のように
proposeを用いると強い意志を持った
提案を表します。
He proposed the plan to us.
また、proposeは提案に対して
一緒に考えたり討議するという
ニュアンスも含みます。
そして、以下の例文のように、
I’ll suggest(that)he should go there.
「私は、彼にそこへ行くことを提案するつもりです。」
suggestの後ろにthat節がくると
「~することを提案する」という
意味になります。
この場合、that節中のshouldは
以下のように省略することができ、
I’ll suggest(that)he go there.
should goのshouldを消しただけなので
主語が三人称単数(この文ではhe)でも
goesではなくgoと動詞は原形になります。
また、「~することを提案する」と
言いたい場合、以下の例文のように、
I’ll suggest him going there.
suggest+動名詞(動詞のing形)の
形を用いることもできます。
この英文のように、主節の主語(I)
と動名詞の主語(he)が異なる時は、
himのように目的格を動名詞の前に
置いて意味上の主語を表します。
動名詞の意味上の主語について、
詳しい解説は以下をご覧ください。
proposeの例文と使い方
以下はproposeを用いた例文ですが、
He proposed to her.
「彼は、彼女にプロポーズした。」
proposeは結婚の「提案をする」
という意味から「プロポーズする」
という意味でも用いられます。
結婚の提案(プロポーズ)は、
その提案に対して相手と一緒に
考えるのでproposeを用います。
以下のように、結婚の提案(プロポーズ)に
offerやsuggestを用いることができません。
✖I offered to her.
✖I suggested to her.
そして、以下の例文のように、
I’ll propose(that)he should go there.
「私は、彼にそこへ行くことを提案するつもりです。」
proposeの後ろにthat節がくると
「~することを提案する」という
意味になります。
この場合、that節中のshouldは
以下のように省略することができ、
I’ll propose(that)he go there.
should goのshouldを消しただけなので
主語が三人称単数(この文ではhe)でも
goesではなくgoと動詞は原形になります。
また、「~することを提案する」と
言いたい場合、以下の例文のように、
I’ll propose him to going there.
suggest+to不定詞(to+動詞の原形)
という形を用いることもできます。
この英文のように、主節の主語(I)
と不定詞の主語(he)が異なる時は、
himのように目的格をto不定詞の前に
置いて意味上の主語を表します。
これらproposeを用いた例文と、
I’ll propose(that)he should go there.
= I’ll propose him to going there.
以下のsuggestを用いた例文は、
I’ll suggest(that)he should go there.
= I’ll suggest him going there.
日本語に訳すと同じ意味ににありますが
suggsetよりproposeのほうが強い提案を
している感じになります。
offer・suggest・proposeの名詞の形、
offer・proposal・suggestionの違いと
使い方は以下で解説しています。
効率の良い英単語の覚え方
ここでは、似た意味を持っている
offer・suggest・proposeの違いと
使い方について解説しましたが、
脳は関連した情報を一緒に覚えると
記憶しやすいことが分かっているので、
類義語をまとめて覚えると効率よく
英単語を記憶することができます。
以下では、脳の特性に沿って効率よく
英単語を覚える方法を解説しています。