soとbecauseの違い!書き換えや使い分けについても解説

soとbecauseの違いと使い方

英語のsoとbecauseは接続詞ですが、
以下のような意味の違いがあります。

  • so「だから」
  • because「~なので」

 

soとbecauseは意味だけでなく、
使い方も異なります。

 

脳に関連した情報をセットで
入力すると記憶しやすい
ので、

ここでは似た意味を持っている
soとbecauseの違いと書き換え、
使い分け方
について解説します。

soとbecauseの違いと使い方

soとbecauseはどちらも原因と
結果の関係を表す接続詞ですが、
意味や使い方が異なります。

soとbecauseの違いと使い方

 

soは「だから」という意味で、
soの後ろに続く文はsoの前の文
に基づく結果や効果を表します。

 

becauseは「~なので」という意味で、

becauseが付いている文はbecauseの
前の文が表す出来事についての理由
を説明します。

 

使い方は以下のように理由と
結果の順番が逆になるだけで、

~(理由), so …(結果)

…(結果)because ~(理由)

意味はどちらも「~なので…」
となり書き換えも可能です。

 

ただ、文語ではsoとbecauseを
文頭で使いません。

 

そして、soとbecauseの発音は、
それぞれ以下になります。

・so

・because

 

それでは、以下に例文を用いて
soとbecauseの違いと書き換えや
使い方について詳しく解説します。

 

soとbecauseの書き換えと使い分け

ここでは、例文を用いて
soとbecauseの書き換えや
使い方をご説明します。

soとbecauseの書き換えと使い分け

 

以下はsoを用いた例文ですが、

It’s raining, so we should take an umbrella.
「雨が降っている。だから、傘を持って行ったほうがいい。」
=「雨が降っているので、傘を持って行ったほうがいい。」

soの後ろに続く文は前の文に
基づく結果や効果を表します。

 

この場合、雨が降っている
という前の文に基づき、

傘を持って行ったほうがいいという
結果になったことを意味します。

 

以下もsoを用いた例文ですが、

I lost my wallet, so I can’t buy it today.
「私は財布をなくした。だから、今日はそれを買えない。」
=「私は財布をなくしたので、今日はそれを買えない。」

財布をなくしたという前の文に基づき、
今日はその本を変えないという結果に
なったことを表しています。

 

そして、この2つの英文は、
becauseを用いて以下のように
書き換えることができます。

We should take an umbrella because it’s raining.
「雨が降っているので、傘を持って行ったほうがいい。」

I can’t buy it today because I lost my wallet.
「私は財布をなくしたので、今日はそれを買えない。」

 

以下のように、becauseが文の
先頭にくることはありません。

×Because it’s raining, we should take an umbrella.

×Because I lost my wallet, I can’t buy it today.

 

以下はbecauseを用いた例文ですが、

The match was canceled because it rained.
「雨が降ったので、その試合は中止された。」

becauseが付いている文はbecauseの
前の文が表す出来事についての理由
を説明します。

 

この場合、because it rainedの部分は
その試合が中止されたことについての
理由を表しています。

 

以下もbecauseを用いた例文ですが、

She missed the train because she overslept.
「彼女は、寝坊したので電車に乗り遅れた。」

because she oversleptの部分は
彼女が電車に乗り遅れたこと
についての理由を表しています。

 

これらのbecauseを用いた2つの英文は、
soを用いて以下のように書き換えること
ができます。

It rained, so the match was canceled.
「雨が降った。だから、その試合は中止された。」
=「雨が降ったので、その試合は中止された。」

She overslept, so she missed the train.
「彼女は寝坊した。だから、電車に乗り遅れた。」
=「彼女は、寝坊したので電車に乗り遅れた。」

 

文語でbecauseを文頭で用いませんが、
会話で質問に答える時は以下のように
文頭で用いることがあります。

A:I’m busy today.
「私は、今日忙しいです。」

B:Why?
「なぜですか。」

A:Because I have to finish this work by 5 p.m.
「なぜなら、私は午後5時までに
この仕事を終えなければならないからです。」

 

ここまでが、soとbecauseの違いと
使い方についての説明になります。

以下では、causeとbecauseの違い
と使い方について解説しています。

 

soとbecauseのまとめ

soとbecauseは共に原因と
結果を表現しますが、

soは「だから」という意味で
前の文が表す出来事に基づく
結果や効果を強調します。

 

そして、becauseは「~なので」
という意味で、前の文が表すこと
についての原因を説明します。

soとbecauseは、共に文頭では
用いることはできません。

 

ここでは、soとbecauseの違いと
使い方について解説しましたが、

脳は関連した情報を一緒に覚えると
記憶しやすいことが分かっているので、

類義語をまとめて覚えると効率よく
英単語を記憶することができます。

 

以下では、英語で「だから」と似た
意味を持つso・thus・thereforeの違い
と使い方について解説しています。

 

以下では、脳の特性に沿って効率よく
英単語を覚える方法を解説しています。

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