way・method・manner・procedureの違い!方法を英語で

way・method・manner・procedureの違い

英語で「方法」を表すway・
method・manner・procedureは、
以下のような違いがあります。

way:何かを達成するための「方法」

method:確立され再現性のある「方法」

manner:その人なりの「やり方」「方法」

procedure:通常行われる決まった「手順」

 

脳は複数の情報を関連付けて
覚えると記憶しやすい
ので、

ここでは似た意味を持っている
way・method・manner・procedure
の違いと使い分け、使い方
について
例文を用いて詳しく解説します。

wayとmethodの違い

wayとmethodは共に「方法」
という意味を持っていますが、

wayは「道」という意味から
何かを達成するまでの道のり
という意味での「方法」を表し、
幅広く用いられます。

 

そして、methodは確立されていて
再現性のある「方法」を表します。

methodの意味と使い方

 

wayとmethodの発音は、
それぞれ以下になります。

・way

・method

 

それでは、以下に例文を用いて
wayとmethodの違いと使い方を
詳しくみていきます。

 

wayを用いた例文

以下はwayを用いた例文ですが、

Please tell me the way.
「その方法を私に教えて下さい。」

このwayは何かを達成する方法
という意味で用いられています。

 

そして、wayを用いる時は、
「~する方法」というような
意味で用いられることが多く、
その言い方を以下に紹介します。

 

way to do 

way to do で、「~する方法」
という意味になります。

以下は、例文です。

He told me the way to solve the problem.
「彼は、その問題を解決する方法を
私に教えてくれた。」

 

to solve the problemは
不定詞の形容詞的用法で、

「その問題を解決するための方法」

という意味になり、
それを簡単にして

「その問題を解決する方法」

という意味になります。

 

way of doing 

way of doingで、
「~する(独自の)方法」
という意味になります。

以下は、例文です。

She has her own way of cooking.
「彼女は、料理をする
独自の方法を持っています。」

way of doing

 

the way of doingを用いると、
独自のスタイルを持っている
というニュアンスになります。

 

そして、以下のように、
the way to cookを用いると
一般的な料理の方法という
ニュアンスになります。

She told me the way to cook.
「彼女は、料理をする方法を
私に教えてくれた。」

 

way to doとhow to do

上の解説で、以下の例文のように
way to doで「~する方法」という
意味になると解説しました。

She told me the way to cook.
「彼女は、料理をする方法を
私に教えてくれた。」

He told me the way to solve the problem.
「彼は、その問題を解決する方法を
私に教えてくれた。」

 

そして、how to doを用いても
「~する方法」「~の仕方」という
意味を表すことができます。

 

よって、上の2つの例文は、
以下のように言うこともできます。

She told me how to cook.

He told me how to solve the problem.

 

厳密には、way to doは手段、
how to doは手順という違いがあり、

「~する方法」と言う時はhow to do
が用いられることが多いようです。

 

以下では、「やり方」という意味の
wayとstyleの違いと使い方について
解説しています。

 

methodを用いた例文

以下はmethodを用いた例文ですが、

He found the method.
「彼は、その方法を発見した。」

研究などにより解明されていて、
他の人がその方法で行っても
同じ結果を再現できるような場合に
methodが用いられます。

 

「~する方法」と言う場合には、
以下のようにmethod to doを用います。

He found the method to master English.
「彼は、英語を習得する方法を発見した。」

 

この例文は、誰がやっても
英語を習得することができる
再現性のある方法を発見した
ということを表します。

 

完全に確立されておらず、
仮定の意味を含む場合には
method for doingを用います。

 

以下の例文は英語を習得する方法が
再現性があるほど確立されておらず、
仮定が含まれていることを表します。

He studies the method for mastering English.
「彼は、英語を習得する方法を研究している。」

 

以下では、「手段」「手法」という
意味を持つmethod・measure・technique
の違いと使い方について解説しています。

 

wayとmannerの違い

wayは一般的な「方法」という
意味で幅広く用いられますが、

mannerはその人なりの「やり方」
「方法」という意味を表します。

mannerの意味と使い方

 

mannerの発音は、以下になります。

 

それでは、以下に例文を用いて
wayやmethodとの違いと合わせて
mannerの使い方をみていきます。

 

mannerを用いた例文

以下はmannerを用いた例文ですが、

I solved the problem in this manner.
「私は、この方法でその問題を解決した。」

独自のやり方で、私がその問題を
解決したことを表します。

 

一般的な方法で解決した場合は、
以下のようにwayを用います。

I solved the problem in this way.
「私は、この方法でその問題を解決した。」

 

さらに、確立された再現性のある方法
(メソッド)で解決したという場合は、
以下のようにmethodを用います。

I solved the problem in this method.
「私は、この方法でその問題を解決した。」

 

methodとprocedureの違い

methodは確立されていて
再現性のある「方法」と、
数式のように毎回同じ結果が
出るような場合に用いられます。

 

methodに対し、procedureは、
何かをする工程など、通常行われる
決まった「手順」「手続き」という
意味で用いられます。

procedureの意味と使い方

 

procedureの発音は、以下になります。

 

それでは、以下に例文を用いて
methodとの違いと合わせてprocedure
の使い方についてみていきます。

 

procedureを用いた例文

以下はprocedureを用いた例文ですが、

We will follow the procedure to do it.
「私達は、それをするために、
その手順に従うつもりです。」

procedureは何かをする方法というより
何かを達成するための工程を重視して、
手順や手続きという意味で用いられます。

 

procedureは手順は同じでも
違う結果が出ることがありますが、

以下のようにmethodを用いると
誰が行っても同じ結果が出ます。

We will follow the method to do it.
「私達は、それをするために、
その方法に従うつもりです。」

 

以下では、procedureと似た意味を持つ、
process・protocol・operationの違いと
使い方を例文を用いて解説しています。

 

効率の良い英単語の覚え方

ここでは、似た意味を持つway・
method・manner・procedureの違い
と使い分けについて解説しましたが、

脳は関連した情報を一緒に覚えると
記憶しやすいことが分かっているので、

類義語をまとめて覚えると効率よく
英単語を記憶することができます。

 

以下では、脳の特性に沿って効率よく
英単語を覚える方法を解説しています。

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